vCardってやつは、たとえば携帯のアドレス帳を出力して、別の携帯に移したりとか、
その情報をMicrosoft Outlookに写したりできるものらしいです。
構造としては、
BEGIN:VCARD
データ
END:VCARD
といった感じで、
BEGIN:VCARD から END:VCARD の間に色々と書く。
複数人の場合は、
BEGIN:VCARD
1人目のデータ
END:VCARD
BEGIN:VCARD
2人目のデータ
END:VCARD
と複数並べて書けばOK。
vCardに関する仕様書は以下のサイト(英語…)からダウンロード可能。
http://www.imc.org/pdi/pdiproddev.html
ドコモの携帯からvCardの情報をExportしてみたところ
BEGIN:VCARD
VERSION:2.1
X-FJ-NO:1
X-GNO:1
X-GN;CHARSET=SHIFT_JIS:携帯内のカテゴリ
X-CLASS:PUBLIC
N;CHARSET=SHIFT_JIS:名前 ;;;;
SOUND;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:カナ読み;;;;
URL:
BDAY:
ADR;HOME:;;;;;;
NOTE:
ORG:;
TITLE:
X-FJ-PI:-1
X-REDUCTION:1
X-NO:1
TEL;VOICE:電話番号
EMAIL;INTERNET:Eメールアドレス
X-FJ-SC:
PHOTO:
X-DCM-HMN-MODE:
END:VCARD
なデータが出力されました。
vCardの場合、データの記述は
[プロパティ名]:[プロパティ値]
か
[プロパティ名];[パラメータ名=パラメータ値]:[プロパティ値]
という書き方になります。
プロパティ値に「;」や「,」を利用する場合は、頭に¥をつけて「\;」、「\,」とするそうです。
とすると、恐らくは「¥」を使う場合には、「\\」になると思われます(未確認)
他、調べてみたところ
パラメータ値VALUEに関しては,改行を行っても良い。
パラメータは複数記述するときは[PAR1=VAR1];[PAR2=VAR2]とセミコロンで連結して記述すれば良い。
パラメータ値自体を複数記述する時は,[PAR1=VAR1,VAR2]とカンマで連結して記述すれば良い。
Quoted-PrintableやBASE64でエンコードする際は,
TEL;ENCODING=QUOTED-PRINTABLE:090-0000-0000
という風に書く。指定できるのはQUOTED-PRINTABLE,BASE64,8BITのいずれか。
文字コードをしているするときは,CHARSETパラメーターを,言語はLANGUAGEパラメーターを使う。
という内容が書かれてました。

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