もし、そこで暮らしているならば「うざいなぁ」と思うだけなのかもしれない。
でも、こんなふうにごちゃごちゃと頭上をさえぎられる空間が、なんだかとてもおもしろかったのだ。
中国の建築現場では、どんなに大きなビルでも近代的ビルでも竹で足場を組んでいておどろかされるのだけれど、恒常的な看板ですら時々こんなふうに竹で支えてある。
いや・・・そもそも「恒常的」のスケール(ものさし)がちがうのかもしれない。
向こうに見えるビルは、新大陸的な模様がめずらしくて気に入った。
つぎに訪れる時まで、建っていてくれるだろうか。
(こちらは福建省、2005年8月)

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