昨夜タモリ倶楽部を見終えて、さぁ寝ましょ、と布団に入って間もなく、窓の外からコビィの声が聞こえてきた。「(今夜は内で寝るから)入れて!」に聞こえる。
折しも梅雨まっただ中。さては雨でも降ってきたか?と、思う反面、またネズミでも獲ってきたのかナ〜?とも考えながら、しぶしぶ迎えにいくと、玄関の向こうに案の定なにやら喰わえた猫がいた。
「獲物を見せたいのは分かるけど、もう寝ちゃったんだから勘弁してよ」
いささかウンザリ気分でドアを少し開ける。(褒めちぎって頭撫でてやらないと喰い始めないことが多いのだ)
途端、獲物を喰わえたまんま茶の間に駆け込まれてしまったから大変!慌てて追いかけ、床においた獲物を無理矢理にでも喰わえ直させ猫ごと抱きかかえて外に運び出す。わざとなのか玄関までのほんの数歩の間にボトッと獲物を落とす。また喰わえさせる。落とす。
時間にしたら1〜2分の攻防、どうにか外に出した。
程なくしてボリボリと骨ごと砕き喰う音が聞こえてきた。
お騒がせな真夜中のディナーを満喫したコビィは、そのあとまた家に入ってきて階段の下、のうのうと横になったのでした。

本日のメニュー

新鮮、獲りたてスズメのかぶりつき
*残念ですが、あまりにも残酷なため画像は掲載できません。
代わりにコビィの変顔をご覧下さい。


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