春爛漫、TVでも各地から桜便りが流れてきます。
我が家からはあまり見えないのですが、八郷にもいくつか桜スポットがあり、そのひとつ、水車を回してつくる杉線香でお馴染みの『駒村清明堂』を訪ねました。
屋敷の裏に鎮座する山桜が、水車と共に今月の市の広報で紹介されたこともあり、日曜日の今日は、朝から入れ替わり立ち替わりで人が来ている様子。
特に一般公開している訳でもないので、普通なら迷惑に感じそうですが、どうやら家族にとってもご自慢の桜と庭なので、嬉しそうに案内してくれます。
(実は、この桜を誰よりも愛しているのは御主人の様です)
昨年よりもいくらか花色が白いものの、ここ最近では特に花付きが良く、しかもお天気にも恵まれ、まさに満開!
「今日、見に来た人が一番だ!」と、ご夫婦で口を揃えていました。
先代のおばぁちゃんにもうながされ、ちゃっかり上がりこんでお茶までおよばれ。
庭で採れたはっさくも揚げ餅もおいしかったです。
目に腹にも嬉しいひととき。ごちそうさまでした。
この山桜、大きさもさることながら特筆すべきはその根元。
わかるかな〜?
岩を突き破ってるんですよ!
スゴイ!
植物の驚異的なチカラは他でも
見知っていますが、
この言葉以外は出てきません。
他にも(写真ないけど)このすぐ脇にある石からはクチナシが芽吹いてまして、花ばかりか実もなっているのです。
とても愛おしい姿なので、次は写真撮ってこよう。
駒村邸は高台なので、眺望素晴らしく、新築中の2階からは遠く霞ヶ浦も望めるのです。
筑波山と霞ヶ浦。
『茨城県民の歌』に颯爽と詠われる2大景勝地の両方が楽しめる贅沢な土地なのです。

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