出張前夜 急遽GACKT『眠狂四郎無頼控』を観劇する事に
珍しく観る前に劇評(素人の)を読むと、激賛とその反対が真っ二つ。
けなしている人の多くが
チケットが高い
テンポがのろい。
カーテンコールが無い
の3点
いずれも歌舞伎にも当てはまる事なので 全く気にせず劇場へ。
(ただ歌舞伎は 崖の上から観る感じを覚悟すれば 3000円〜席が用意されているが)
NEMURI×GACKT PROJECT
GACKT [2010眠狂四郎無頼控]
(ネムリキョウシロウブライヒカエ)
原作 柴田 錬三郎
脚本 エンドウミチスケ
小山 薫堂
金子良次
演出 金子良次
市川正
出演 田中健
綿引勝彦
堤大二郎
山本匠馬
嶋田久作
古堂たや
古本新乃輔
杏さゆり
辰巳奈都子
有森也実
まずチケットが高いとの批判
確かに一番安いA席(3階)で1万円 一番高い席が3万円とオペラ並み。
頂いたチケットなので、立場が異なるが、買った方から もう少し安くして欲しいとの希望も十分理解出来る。
バックは殆どLEDの大型スクリーンなので、舞台装置代もそれほど掛からないと思うし。
因みに上から見た範囲の座席(2万円〜3万円)は殆ど埋まっている。
反対に3階の後方サイド(1万円)の席は結構空席が目立った。
次のテンポに関しては 全くのろくは感じなかった。
歌舞伎などは所作・見栄が頻繁に入るので もっとスローペース。
カーテンコールに関しては、(東京の凱旋公演のみかも知れないが)最後にたっぷりあった。
さすが大河ドラマで好評を博しただけあって GACKTの演技は抜群。
また眠狂四郎がバテレンとのハーフとの筋書きにも GACKTのルックスはぴったり。
殺陣も十分見所があり、1万円払ったとしても損をした気持ちにはならなかったと実感。
この歳でGACKTのファンになってしまった。
今年観てよかった芝居(ミュージカル・オペラ・歌舞伎を含め)の上位にランクイン。
貴重なチケットを頂き、有り難うございました。<(_ _)>

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