2009/11/14  9:08

小心ズとアンドリューとクダラナの友とチングルベル  出来事

 同じアーティストのライブを週に2回観たのは初めてかもしれない。とっても楽しかった。いつも仲良し小心ズの二人がアメリカより呼んだアーティスト、Andrew Connor(アンドリューコナー)さんのショーが観れるというので横浜と新宿まで出かけました。


 火曜日は横浜、サムズアップ「チングルの小部屋10号室」何回か参加させてもらっているこのイベントですが、初めてお客さんとして観ました。改めて思いましたがすごいイベントです。家族がやってる見世物小屋に入ったような気分で堪能させていただきました。今回は小心ズ、アンドリュー、チェリータイフーン、エモリ&NoBそして中ムラサトコに司会がチングル・ベルの後藤さん。

 後藤さんのアイデアにはいつも楽しませてもらっていますが、今回はサムズのメニューに「大人様ランチ」というのがあって、チキンライスの上にはチングルのチラシの旗がたっていました。たのしい!!みんな注文してた。いつもしびれる古着の後藤さんですが、歩けばそれだけでウォーキングアクト。店員さんもとてもかわいい。僕の衣装はかなりお世話になっています。

 この夜のサムズの内装もとてもお洒落で、石川町でこども造形教室をやっているドゥイさんのセンスが光っていました。包帯を染めて作ったサムズ天井の飾りがとてもよかったです。甥っ子のリンタロウがドゥイさんの教室に通っています。僕も行きたい。


 小心ズは久しぶりに観たけど新作が増えていてびっくり。あの人間テルミンのネタはまさにザ・フィジカルコメディー!こんな二人は日本にいないね。また好きになった。僕は二人の舞台での関係性が特に好きで、芝居をやってきた二人のステージの作り方は勉強になります。どんな面白いネタも会場の雰囲気やお客さんの様子で反応が全然違う。だからやっぱり芸人はその場で全力で遊ぶしかない。どれだけ遊べるかが勝負だと思う。昨日の夜はライブハウスだったのでちょっと見にくかったのが残念。やっぱりコメディーは劇場で見たいかな。

そして今回の大本命のアンドリューコナーさん。笑ったなよー。今まで、すごく期待して観に行ったのにそうでもなかった事が度々あったけどアンドリューは期待以上。海の向こうからやってきた感性も文化も違う持ち主の作品は日本のお客さんには難しいのかなと思ったりもしたけど、それは違った。そんなレベルじゃないなと思いました。彼の作品は何も構えて見る必要のないコメディーだった。つかみからフィナーレまでみんなゲラゲラ笑いっぱなし。すごい作り込んであるのだろうに、それを感じさせないライブ感たっぷりのステージ。お客さんを巻き込んだ彼の芸は世界中の人が笑うだろうと思った。素晴らしい。他の作品はまた全然違うというからますます気になります。とにかく見なきゃわからないので是非。次は四国、関西だって。

http://shoshinz.hp.infoseek.co.jp/
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昨日のレッドクロスのトリはやっぱりハッチェルバンド。ハッチさんはデキシー・ド・ザ・エモンズの頃から好きだったけど今はさらに大好きになった。まさにボードビリアン。何が何でも絶対に盛り上げようというプロ魂は尊敬します。昨日は風邪気味だったのに元気になりました。あんな芸人になりたいと思うけど思った時点でもうなれないんだよな。頑張ろう。クダラナ選手権目指します。

小心ズ、アンドリュー、よい旅を。
乾杯!

2009/10/17  10:44

あしのうら  出来事

 
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 公演終了後、プークのロビーで宴、帰ってきて高円寺で朝まで打ち上げて、起きたら両親が突然家まで来ると言うので、急いで公演の荷物や準備でカオス状態になっていた部屋を片づけて、ご飯を食べて、両親を新宿駅で見送って、その足で公演を観にきてくださったお客様の写真展を観に原宿へ行って、帰ってきて夜は阿佐ヶ谷ヴィオロンでSOZOROのライブに参加、そしてまた打ち上げてしまったので、ようやく、今やっとでこのパソコン前にたどり着いたところでございます。外は青空いい天気。

 おわったんだな。ほんとうにおわった。何かを始めたら必ず終りが来るんですね。

 足を運んでくださったお客様、応援してくださったみなさま、スタッフ様、プーク人形劇場様、元気な家族、リス+カバ様、ヒロシ様、本当にありがとうございました。おかげ様で「あしのうら」無事に終わることができました。予想以上のお客様の数にびっくり。2週間前までは半分くらいの予約だったのが信じられません。結果2日間でご招待も含めて約200人もの人々に観ていただきました。大感謝です。涙

 あしのうらから生まれる言葉があると思い、3年半前に始めたこのブログ、「足の裏」。思えば自分は何だという問いかけからスタートして、自分がやりたいことを一つ一つ確認しながら、いろいろあったけれど、やっとで自分にもお客さんにも嘘がない舞台での立ち方がみえてきたのかもしれない。まだブレる時があるけど。

 何でもそうかもしれないけど、コメディ・喜劇を作るとき、頭だけで考えたことは大概失敗する。失敗した喜劇の後には悲劇がやってくる。あれは何より辛い。そして悲劇は繰り返される。いつも、どんな公演の後にも嬉しさと同時に同じぐらいの虚しさが残る。もっとやれたと思うからかな。

もっと心と身体で感じたい。もっと自分を知りたい。もっと人の心もわかりたい。何も恐れず、想像力を爆発させて自由に動けばいいと思う。もしそれでも笑わなかったら皆さんのあしのうらでもくすぐって笑わせるしかない。真のボードビルへの道は長いな。

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 とにかくこんなにたくさんの人々に来て頂けたことは本当に幸せなことです。ありがとうございました。やっぱり劇場はいいですね。町に一つでも劇場があれば人は夢を見られるんだと思いました。そして帰り道に呑み屋があれば明日も頑張れるんだと。また頑張ろう。

「芸人はいつも自分を底辺において上をみる」いやー粋な言葉だね。

でも自分で粋って言っちゃうとこが無粋だなー(笑)

 ありがとうございました。次回をお楽しみに!

2009/10/10  2:03

路上  出来事

 
 最近、前にも増して路上で歌うようになった。なったというか、無理やりそうしている気がする。今度の公演の宣伝のためでもあるけれど、何よりもやっぱりいい練習になるからだ。中杉ストンパーズという奇跡のジャグバンド時代から、阿佐ヶ谷、高円寺、中野、荻窪、西荻、吉祥寺、三鷹、新宿といういわゆる中央線沿線がほとんどだけれど、いろんな場所で歌ってきた。

 毎回の事だけれど、歌い始めが一番緊張する。だいたいいつも夜の8時頃から終電間際まで歌うのだけど、駅からまるで雪崩のように溢れ出てくる人々に向けて歌うのはそれなりのパワーがいる。

 人の欲が生む力というのは凄まじいと思う。どんな人でも必ず何かに向かって歩いている。帰りにたとえ何も考えずぼーっと歩いていたとしても、足はやっぱり家に向かっている。
 その視線の先はラーメン屋かもしれない。友人が居酒屋で待っているのかもしれない。恋人や家族が家で待っているかもしれない。見たいテレビ番組があるかもしれない。月に一度のキャバクラの日かもしれない。スーパーの見切り品が買いたくて走っているのかもしれない。次の日に重大な仕事があるのかもしれない。とにかくトイレかもしれない。そういう人々に向かって歌うのはやっぱり相当なことだと思う。
 中央線の路上ミュージシャンの顔と言っても過言ではない矢野忠さんは、若いころ朝の会社へ行く人々に向けて駅で歌っていたらしい。信じられない。ジャズピアニストの小林創さんはアップライトピアノをリアカーで家から運んできて駅前で弾いていたらしい。伝説です。(笑) どちらも一度でいいから見たかったなー。

 とにかく、路上は様々な欲で満ちている場所なんですね。そんな路上だから歌い始めは難しい。最初のうちは自分も頑張ってなんとか人の注意を引こうとする。けれど、こちらの欲が見えれば見えるほど人は離れていくんです。男と女の関係に少し似ているのかな。でも歌い出してしばらく経って、ちょっと自分でも疲れてきたぐらいの時に何故か一人立ち止まったりする。だから歌い続けるしかない。一人立ち止まるとまた一人、そしてまた一人と自然に増え始める。なんなんだろう。
 
 歌声や、声量、楽器の技術はもちろん大切だけれど、人が足を止める瞬間というのはそれ以上にその場の空気感とかが重要なのだと思う。自分が街を歩いていて誰かが何かを発信していてふと足を止めてしまう瞬間を想像すると、やはりそんな気がする。どんなに下手くそだって、「この人いいなーとか」とか、「あ、これ好きやな」って一瞬で思わせる何かがあればそれで十分なんだと思うのです。

 僕はそうありたいなぁと思います。おそらくそれはどんなアーティストや芸人にとっても一番大事な要素ではないかと思います。まあ好みの問題もあるけどね。

 路上とか大道芸ってのはふと現実を忘れて夢を見れる所なのかな。そうあるべきだと思います。自分にとっても道行く人にとっても一番気持ちイイところを作れなきゃいい路上の風景にはなりえないんですね。もっと自由に歌えるようになればいいと思う。ヤクザな世界の事情や役所の決まりもあるだろうけど、いい音楽やいいアートが街角にいつもあることのほうがよっぽどいい街づくりになると思う。あと、これ以上、どの駅も同じような風景にするのはやめてほしい。降りる駅を間違える。スターバックスとかもういらないから地元のお店を助けてほしい。下北の開発もどうなっていくのだろう。心配。

 考えるといろいろあるな。がんばろう。
 
 路上日記続きそうです。

2009/10/3  15:09

もうすぐなんです  出来事

 
初めてのソロ公演まで後11日。予想以上に大変だ。集客・宣伝、稽古、演出、道具作り、頭の中の引出しを全部開けてそのすべてとにらめっこしているような感じだ。時間だけが刻々とせまる。
それでも昨日観た舞台がとても良かったので救われた。すべてはいいライブの為にやるのだ。お客さんの笑い声と拍手をもらうためにやるのだ。好きなことやっているんだから辛いはずがない。しあわせです。周りの人に感謝。とにかく笑っていこう。何はともあれ初めてのソロ公演なんだから楽しんでやるしかない。

みなさま、ぜひ。 

10月15日(木)、16日(金)

新宿プーク人形劇場


バロンなかざわミュージカルコメディー


「あしのうら」

日時■10月15日(木) 

    19:00開場 19:30開演

    
   10月16日(金) 2公演

    15:30開場 16:00開演

    19:00開場 19:30開演



料金■前売り 2、500円 当日 3,000円



場所■プーク人形劇場

東京都渋谷区代々木2−12−3

03−3379−0234(代表)

http://www.puk.jp/theatre/theater.html



■ご予約・お問い合わせ

1 ) お名前(フリガナ)2 ) 日程 3 ) 枚数 4 ) ご連絡先電話番号

件名「あしのうら予約」か「チケット予約」明記の上、

以下に送信お願いします。

メール : barohiro77@ybb.ne.jp またはbaronkzw@gmail.com

電話:09074291760


2009/10/1  13:32

道化師のコンサート  出来事

 一昨日から2日続けて公演を観ている。僕のマイムの師匠あらい汎さんの劇場、汎マイム工房にて「道化師のコンサート」が9月29日から10月4日まで行われていて、クラウン芸、パントマイム、ジャグリング、ダンスなど様々な芸人がこの一週間、舞台に花(赤い鼻)をそえている。

 初日は同期の「たかくわみえ」とシルク・ドゥ・ソレイユのクラウン「アナトリー・アッカーマン」のAプロ公演。本当に面白かった。アナトリーさんのクラウン芝居はさすがだったし、くわっちのパントマイムカラオケショーも相変わらず笑わされた。アナトリさんはお台場でやっている「ZED」のメインクラウン。早く観に行きたい。

 二日目のBプロは後輩の石川詩織、山羽真美子、そしてゲストには大好きな三雲いおりさんの公演だった。後輩2人の成長ぶりもすごかったけれど、やっぱり三雲さん。初っ端の出おちから、客席を巻き込むフィナーレまでずっと笑いの連鎖がとまらない。やっぱりすごいな。クラウンていいなと思わせる時間でした。


 毎回久しぶりにあの劇場に行くと不思議な感覚にとらわる。あの客席に座って舞台を眺めていると、自分が稽古していた頃の風景が蘇り、なぜか体が軽くなって宙にういていくような感覚になる。何か作りたくなる。稽古場にしみついた役者の汗の匂いと隣の美人のお姉さんの幸水がまざって何ともいえない。とても気持ちがいい。

 太田省吾さんの転形劇場の時代から、あらいさんの汎マイム工房まで40年以上経っている劇場だが、本当に独特な雰囲気だ。もともと印刷工場だったことを思わせる風貌、長ーい階段、トイレ、ロビー、倉庫、壁、天井、古風な照明機材、舞台上手の柱、すべてが無言で自分を見ているようで(別に怖い場所ではありません)ちょっと緊張する。

 一人立ちしたくて飛び出した場所ですが、戻ってくるたびに胸がいっぱいになる。初日の公演後にあらいさんと飲んだら、あらいさんはいつものように言ってくれました。「芸人はどんなに上手くなったって、自分はいつも底辺に置いて上を見てるもんだ」と。帰りの自転車で涙がポロリ。ありがとうございました。

 今夜もやっています。ぜひ足を運んでください。今後の出演者は五十嵐佑介、井川ちなみ、小西洋輝の劇団員に加えて、ゲストにはチカパンさん、バーバラ村田さん、ふくろこうじさん、細川紘未さん、本田愛也さん、JIDAIさんという錚錚たる芸人さんが登場します。

 そして10月15日、16日は「あしのうら」私、バロンのソロ公演です。プーク人形劇場です。お間違いなく。

 劇場は本当にいいもんです。

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