朝、履歴書に貼る写真を、ファンデ塗りたくって居間で撮る。が、デジカメプリント機械で出してみたら、白く飛びすぎていた。顔色を良くしようとホワイトバランスを2.0にしたのが原因か、あるいはシャッター押しを頼んだ母がピントあわせの半押しをやってくれなかったか、どちらかだ。非常に老けて見える。
夜、履歴書に貼る写真を撮り直す。モノクロだからいいやと思って、風呂上りのノーメイクで撮ってみたが、朝の写真よりも若々しいのができた。前髪をナナメにしてみたせいもあるが、20歳くらいに見える。お得だ。朝の写真と並べて見ると使用前使用後の広告の写真のようだ。もっというと、昨夜、カメラと自分との適切な距離を調べるために、セルフタイマーで色々試していた時の、フリースにメガネの写真は、どこかの新人お笑いのようであった。同じ人間なのに違う印象というのを作り出すのに成功した気分だ。ちなみにカメラと被写体の距離は、1.5から2mくらいが適切であるようだ。それで軽くズームで撮影すると、サイズ変更無しで、3×4の履歴書サイズのものが現像される。
帰りに、バス停の前のコンビニが恵方巻き寿司の売出しを、寒風吹きすさぶ店頭でやっていた。バイトの若い人だと思うが、寒さのあまりおかしくなったのか、どうしようもない売り口上を述べるので、聞くに堪えない。「わたしたちのために買ってくださーい」などと言っている。とても不愉快になった。

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