知り合いのお宅が中野で、家は大丈夫だったが、車が水につかってしまったらしい。
大震災時に歩いて帰るための地図が売れているという。徒歩帰宅とかのキーワードで検索したが、実際に歩いた人の体験記はほとんどヒットしなかった。新聞記者の女性が炎天下の中、川崎まで20キロ歩いた記事は見つかった。夏の地震だったら、絶対に夜中歩いた方がマシだと思うのだが、夜の歩行はやめておけという指南がほとんどなのはどうしてか。
しかし、この手のことは、60キロを越す遠距離を毎日通っている現在の状況からすれば、まじめに考えておく必要がある。家人からは連絡だけできたら無理に帰ってこなくてよいとは言われているが、それは両方が無事だった時の話だ。自宅地方が倒壊や火災にみまわれたらやはり安否の確認をするために駆けつけねばならないだろう。いつまでも一人で避難所に居るというのもアレだから、どこかで電車が動いたらそれからでも家に帰ろうと思う。先輩で、阪神大震災の時、卒論提出で泊り込んでいた大学で震災にあって、京都の自宅までしかたないから歩いて帰ったという人が居るのだが、それは多分歩いた距離は神戸から大阪くらいまでじゃないかと思う。東京はどうなるんだろうか。涼しくなったら、千葉から三鷹まで歩いてみようかなーと思う。

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