ご来訪ありがとうございます。当ブログ管理人は引き続き別ブログを更新しております。よろしければそちらもご覧ください。 「hitomiのたから箱 」http://1yo1yo2haiku.blog16.fc2.com/

2013/11/15

巣鴨の哲学  ちょっとお出かけ

初めて来た巣鴨。

クリックすると元のサイズで表示します

東京の各街は様々な個性があるけれど、秋葉原だってオタクっぽい人ばかり歩いているわけじゃない、普通のサラリーマンやおしゃれなお姉さんも当然たくさん歩いている、巣鴨だってそうでしょ?と思いつつ行ったから、本当に年配のご婦人ばかりだったことには驚いた!特にこの地蔵通り商店街は。

あ、でもご婦人のグループばかりでなく、シルバー世代のカップルも多くいましたよ。長年連れ添ったというより、初々しくラブラブっぽい雰囲気の。人生いろいろ鴨。

クリックすると元のサイズで表示します

とげぬき地蔵の高岩寺

本堂へのお参りはすぐできますが、お地蔵さんには長ーい行列ができていました。

さて4のつく日は縁日ですが、おばあちゃんの原宿ですからね、出店も綿あめみたいな甘ったるいのや、ソースの匂いがするものではないのですよ。

クリックすると元のサイズで表示します
山くらげ(乾物)専門店

クリックすると元のサイズで表示します
カツラの専門店

クリックすると元のサイズで表示します
さきイカなどの乾き物専門店

こちらは物販というよりパフォーマンス。往年のみのもんたの「お嬢さん!」みたいな話術で笑いを取っています。台の正面はアリーナ席。行列は台の形にそって直角に曲がり、まだまだ続いていました。どこでも買えるものだけどここで並ぶ、それだけの魅力があるのです。的屋さんはこういう人がいいねえ〜。


クリックすると元のサイズで表示します

各店で気づいたのは、お店の人が客に対してとてもゆっくり応対すること。話しかける言葉もゆっくり。

「あ、あの、ホラ・・・あ・・・大福ちょうだい」
「はい、大福はお豆がついているのとついていないのとありますけど、どちらがいいですか?」
「ああ・・・、ああそうか、ついてるの」
「はい、おいくつお包みしましょうか?」

やさしいんですよ。お年寄りはたとえ慌ててもスローモーなんだけど、ゆっくりペースで合わせていました。

「お客様、紙の手下げをお使いになります?」
「ああ、えーっとそうね・・・、入れてちょうだい」
「かしこまりました」

安いお店なんですよ。レジには行列してるんですよ。でも一人一人とていねいにやりとりしてくれます(レジの操作は超速い)。その親切な接客を見ていると行列の後ろにいても気分いいの。待たされてイライラしないの。

私たちは好悪の情を、見えている人の姿かたちとか表情とか話し言葉とかでなく、相手と誠実に向き合い尊重する心を感じ取って決めているのですね。このとき実感しました。

ここでは白人さんの観光客を見たり東北弁も聞こえて来たりと、立派な観光地になっていますが、
「観光客なんてどうせなにもわからない、どうせ一回限りだから、適当なもの売って稼げるだけ稼いどけ!」
なんて考えでいたら、お望み通りリピーターの来ない観光地になりますよね。巣鴨ではそんなあしらいはされない、だからこその根強い人気なのでしょう。


ところで、あるお店で下着売り場を見ていたら、普通のブラジャーと全く同列に乳房を切除した人用のブラジャーが並んでいたし、台の上のかごの中には、普通のパッドと一緒くたに人工乳房のような形のパッドが売られていました。片胸980円から。

それ見てね、「いいなぁ〜」と思ったのですよ。

そういうのって深刻な病気に関係することだし、もっと別扱いで、健康な人の目に着かないようにとか、選んでいる姿を人から見られないようにとか、デリケートだけど陰鬱に扱われるものかと思っていたから、そのあっけらかんとした扱いにほっとしました。そうすると、さっきのカツラの出店もそういうことなのか?

「年取ればね、体のどっかしらにガタが来るのは当たり前なのよォ、そーよ当たり前っ、気に病むだけ損よッ!」

私もすでに若さを失いつつある年齢だから、今後も進む老いと共に生きる心構えを威勢のいい東京弁で教えてもらった気分。10年後も20年後も、明るく生きていけそうな気がするよ。

若くなくても完璧でなくてもいい、不都合も不自由もひっくるめて受け入れること、そしてご縁のあった人は大事にすること。巣鴨の街には哲学がある!人生の先輩たちはなんて素敵な街を作ってくれたんだろう。巣鴨、大好きになっちゃった。


せっかく巣鴨に来た記念に、私はネックウォーマーを買いました。

クリックすると元のサイズで表示します

「すがも」の文字入りでおしゃれ♪ 今年の干支のヘビの刺繍入り。今年の干支だよ!

そろそろ年末調整の説明会も始まる季節、11月4日(月・祝)のお買いものでした。

3

2013/11/13

横浜の銀杏並木  ちょっとお出かけ

中華街を出て深呼吸である。日本を歩いてニュートラルに戻ろう。

クリックすると元のサイズで表示します

撮影は11月2日です。すでに銀杏がかなり色づいていました。

写真を撮るために各地の紅葉状況をチェックしていると、私の住んでいるところはだいぶ暖かいことを知ります。自分ちの周りの色付きを基準にすると、どこへ行っても終わってるということです。

クリックすると元のサイズで表示します

この山下公園に面した通りはイチョウ並木が見事ですね。今週末あたりは、黄色いじゅうたんができているかな?風があればイチョウ吹雪もきれいでしょうね!


さて横浜は土地勘がないもので、山下公園の前にいて一番近い鉄道の駅へはどちらへ向かって歩けば良いのかさっぱりわからなくなり、スマホのGPSをオンにして(電池消耗が激しいのでやりたくないが)ナビに救出してもらいました。中華街の中にいるともっとわからなくなります。スマホは便利です。

クリックすると元のサイズで表示します

東急みなとみらい線元町中華街駅は近未来的。やっとこさ帰路につきました。

0

2013/11/11

横浜中華街きんきら  ちょっとお出かけ

日本最大の中華街、写真を撮る目で歩くとなかなかに迫力があります。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

関帝廟。祀られているのは三国志に出てくる関羽、西暦160年頃の人。さすが中国、古い。

文の神様孔子に対して関羽は武の神様、また金がないと戦もできぬということで、転じて商売の神様としてもあがめられているそうです。横浜のここには、最初に移住してきた人が信仰の拠り所として小さな祠を作ったのが最初だそうですよ。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

私は観光地として見てしまうけど、ここに住んでいる人には大事な信仰の場所なのですね。

クリックすると元のサイズで表示します

街路樹のひょろひょろ具合が、雨が降らなくて寒い中国(北京?)っぽいです。

クリックすると元のサイズで表示します
會芳亭

絵葉書やパンフレットに載るような写真は、別に私が撮らなくてもいいでしょうと思うのですが、それでも↓ここは撮りたくなりました。

クリックすると元のサイズで表示します

媽祖廟。2006年建立、見事です。

クリックすると元のサイズで表示します

あまりにもきらびやかで、今日の記事は目が疲れましたね。

昨日は、ウエイトレスの愛想の悪さを書き連ねましたが、考えてみれば21世紀の日本でそういう目に合えるというのも稀有な店、街。ということで、ああは書いてもそれほど憤慨はしていないのです。昔から変わらないものに安心する年頃になっていたりして!

0

2013/11/10

中華街で失敗ランチ(  ̄▽ ̄)  ちょっとお出かけ

昔読んだ片岡義男の小説でこんなシーンがあったんだ。

「中華を食べに横浜に行かない?」
「中華はいやだわ、化学調味料を食べている気分になるのだもの」
「そんなもの誰だって嫌だよ、そうじゃない店に行くのさ」

というやり取りの後、おしゃれなカップルは第三京浜を使って中華街まで車で(!)行くんだね。作者が本当に中華街でうまい店を見つけたのか、ありえないファンタジーを書いたのか、わからないけど。

というわけで「うまい中華が食えない」が定説の横浜中華街、それが誤りである一縷の望みを胸に、でもがっかりしたくないので安い店を目指すよ。その考えがだいたい甘いか?

クリックすると元のサイズで表示します

車も通る大きな通りに面したお店は、一人2,000円以上は出すようみたい。で、この市場通りに入るとぐぐっと価格帯が下がります。客の呼び込みだけは愛想のいい人が立っています。

クリックすると元のサイズで表示します

こちらのお店にて。

呼び込みのお姉さんが五目そばの写真を指して「おいしいですよ」と言った言葉に、騙されてみようかと思いました。

クリックすると元のサイズで表示します

特別サービスセット780円は、お好きな麺が選べます。じゃ、五目そば。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

中華そばと鶏の唐揚げと冷奴とチャーハンと小龍包と海老焼売と杏仁豆腐。これで780円は確かに安い。

五目そばにはキャベツ。小皿は冷凍もの。チャーハンは1995年の米不作の年を思い出すもそっとした糠くさい米。・・・まあ、ねえ〜。

やっぱり定説を補強する経験を積んでしまいました。

料理を食べ終わるや否や皿を下げ、給仕を中断させられたレジの人の不機嫌な顔、投げるようにトレーに置くつり銭、横を向いたまま吐き捨てるような「ありがとうございました」。


味もだけど、応対が悪いのにはびっくりした。イマドキ!


と、こんな内容なので、お店の名前は文字にしないでおきます。副題に嘘ついちゃってますな!(*´ω`*)
1

2013/11/7

江戸東京たてもの園 その2  ちょっとお出かけ

東ゾーンの建物は、だいたいが都内にあった昭和2〜3年頃に建てられた商店です。

関東大震災の復興期かつ様々な原因で経済恐慌が頻発した頃。無理やり洋風モダンを意識しているような、虚勢を張っているような装飾に、その時代のピリピリした雰囲気を感じるのです。

といっても、商店の中に入ると雰囲気は一転します。今よりつましく、不便は知恵で乗り切り、道具も食べ物も人のご縁も大事にしていた人々の暮らし向きが伝わってきます。

クリックすると元のサイズで表示します
小寺醤油店

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

ごみ箱や天水桶、子どもの頃あったなぁ。いつごろなくなったんだろう?

クリックすると元のサイズで表示します

土管は遊んではいけないものだったけど、今の子どももこう集まるところを見ると、魅力のあるものなのでしょうね。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

宮崎駿監督の映画のモデルになったという子宝湯。たてもの園で一番人気みたいでした。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

中の広告や貼り紙も、その時代を彷彿とさせてくれます。


私の育った家が商店が並ぶ場所にあったので、なつかしく感じました。そうそう、こうだったこうだった、と。よその家の匂いが記憶によみがえります。

園内は広く、建物の一つ一つに上がって写真を撮りながら歩くと、一日がかりになると思います。それも魅力的な被写体ばかり。私は今回コスモスの写真を撮るだけのつもりで行き、たてもの園にはお昼頃入園したので、かなり割愛して回りましたが、思いのほか楽しい場所でした。


江戸東京たてもの園
東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)


1

2013/9/24

東京駅八重洲口 グランルーフ  ちょっとお出かけ

「東京駅がすっごくきれいになってたよ、行ってみな!」

とは聞いていました。

東京駅八重洲口、グランルーフ。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

ルーフ(屋根)というと覆うもの、下にあるものを守るもの、というイメージですが、これは光を集めてその下を明るく見せるものという印象を持ちました。覆われているのに見上げたくなって、それで気分が明るくなる感じです。ちょっとステキ。

八重洲口のルックスって相当イマイチでしたもんね。外の道路の信号待ちで、正面に見える東京駅を眺めながら、つくづく

「これが日本の鉄道の中心駅かよお?(´〜`;)」

思ってましたもん。このみすぼらしさは何だ?と。

グランルーフができて、丸の内口に負けてない美しさになれて良かったですネ。

この行った日がオープン前だったので、中はよく見ていませんが、テナント入りする店舗の内覧会をやっていました。なかなかステキなお店が入ってるみたいですよ。

東京ステーション・シティ
http://www.tokyostationcity.com/tsc/
0

2013/9/20

横浜市営バス109系統 大黒ふ頭の旅  ちょっとお出かけ

大黒ジャンクションはさすがに美しかった!

クリックすると元のサイズで表示します

幅の細い道路がくねくねと曲がり合流し分岐し、通常配管が見える道路の裏側も、白い塗装でつるっとしており美しい。想像以上だった。巨大さも想像以上だった。


というわけで、横浜市営バスに乗って大黒ふ頭ぐるり一周の旅です。

クリックすると元のサイズで表示します

109系統は横浜駅東口C階段を上ったところが乗車場所です。東口C階段、これ大事。なにしろ横浜駅は西口と東口にバスターミナルがあるんだ。両方とも同じくらいビッグで。

「いっけね、どっちか調べて来なかった」

バスの出発時刻は8分後、ヒヤヒヤですよ!相鉄で横浜に着いたからまずは西口の発着一覧表をチェック。109系統ない(ないと断ずるのは、あると断ずるより時間がかかる)、東口だーッ。このだーッは走ったこと。人ごみで迷惑にならない速度・フォームで走る、名付けて都会走り。だーッというよりスタタタターですかね。

横浜駅を西口から東口まで一気に歩いたことあります?なんてでかい駅なんだヨ、東京駅よりでかいんじゃないの?

東口バスターミナルの表示版で確認し、C階段を駆け上ると(もう周りに人いないから全速力)、109系統がちょうど入線したところ。セーフ。やれやれ。

109系統は横浜駅を発車し、みなとみらい大通り、日本大通りとメインストリートを運行したのち、横浜ベイブリッジを渡り大黒ふ頭をぐるりと一周、そしてまた横浜駅へ戻る循環バスです。大人210円先払い。

クリックすると元のサイズで表示します

ベイブリッジは上が首都高湾岸線、下が一般道。

クリックすると元のサイズで表示します

同じ型のトラックがずらり。輸出を待っているんだろうな。

左奥に見える自動車専用船は荷卸しの最中でした。船のお腹から次々と車が滑り出てきて、それが車間距離は短いしけっこうなスピードで迫力がありました。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

外国との出入り口は立入禁止箇所が多く、ものものしい雰囲気があります。積み上げられた貨物は何に使うものか全くわからないものばかり、バス停の名前がC1バースとかL4バースとか、生活のぬくもりのない名前で異空間な雰囲気むんむん。

こんな路線を使う人はめったにいないんだろうと思っていたら、大黒ふ頭内の事業所の人が三々五々乗ってきて、この後私は山下ふ頭入口で降りたのですが、その頃には満席になっていました。

横浜駅を出発してから降車まで1時間とちょっと。都内をめぐるはとバスと同じくらい面白く景色を眺めていました。


で、大黒ジャンクションですが、見上げた姿はそりゃもう美しいし、夜景はさらなりと思いますが、ふ頭内の道路にのたくったようなブレーキ痕があることや、スカイウォーク(2010年閉鎖)近くの公園の落書きから想像して、風紀がよろしくない所らしい。夜は近寄るまい、と思いました。

0

2013/9/19

うみねこの表情  ちょっとお出かけ

クリックすると元のサイズで表示します

いないいないいない

クリックすると元のサイズで表示します

ばあーっ!


無表情なはずのウミネコですが、撮る人によって表情が違って見えます。キリリと精悍だったり、ひょうきんそうだったり、撮影者の内面を映し出すのでしょうか。

私が撮ると?

クリックすると元のサイズで表示します

うん、やはり眠そうな顔になる。みんなして。


横浜 山下公園の昼下がり

0

2013/9/16

横浜 おしゃれなランチとマリンタワー周辺散策  ちょっとお出かけ

横浜人形の家に併設されている、カフェ・エリオット・アベニュー

選択するときは深く考えないことが成功の秘訣、と仙台で学んだ私は、このお店の前を通って

「お、そういえば飯どきだ」

という理由だけで入りました。実はかなりの人気店だったそう。

私はいつものカフェ・アメリカーノ()を注文しましたが、シアトルで修業を積んだバリスタさんの入れたそれは、半分飲んでから、

「なにこれ?おいしい!」

と気付きました。全然期待してなかったもんで写真も撮らず。スミマセン。

コーヒーは300円増しでシアトル直輸入の豆にも代えられるそうです。高くてもがぜん興味が出てきました。

クリックすると元のサイズで表示します

ドリンクとセットでトマトとツナのベーグル。奥にたっぷりマッシュポテトと、スパイシーなサルサのかかったトルティーヤチップスとで、けっこうな満足感でした。

東京では、オープンエアのカフェで一人ランチってちょっと勇気が出ないのですが、横浜では旅気分で楽しめました。銀杏並木を渡る風が気持ちいいですね!

食べ終わった後、ガラス越しにカウンターの中の店員さんとジェスチャーで
「片付けますか?」
「いえいえ、どうぞそのままで」
「ではごちそうさま」
とやりとりをして、離れました。言葉なしで気持ちが伝わると、言葉付きよりうんとうれしいね。


すぐ近くにマリンタワー。実は初めて中に入ります。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


横浜の東京と違うところは、見られることをすごく前向きに意識しているところ(**)。外国との付き合いが長い歴史が作った雰囲気でしょうか。山下公園の一帯は、歩きやすくてとてもきれいです。



)そばつゆをそば湯で薄めると出汁の素材の味がパーッと立ってくる、薄めると味の成分がよくわかる、というわけで知らない店ではカフェ・アメリカーノ。信頼できたら初めてエスプレッソ。いまいちと思うといつまでもアメリカーノ。

**)そういうところが鼻について、若い頃横浜には足が向かなかったんだ。

0

2013/9/9

青木ヶ原樹海 ネイチャーガイドツアー  ちょっとお出かけ

青木ヶ原樹海をネイチャーガイドさんの案内で歩きました。スタート地点は西湖の南側にあるコウモリ穴近く。

クリックすると元のサイズで表示します

この辺りは森と外側(人の住む場)との緩衝地帯を、森自らが作っている場所です。赤松林に下草も豊富。

もう少し奥へ進むと、生えている樹木は栂と檜だけになります。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

暗い針葉樹の森、下草も少なくなって苔の存在感が増します。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

苔はやはりどこで見ても美しいのでした。

青木ヶ原樹海は西暦864年の富士山の噴火により、大地が溶岩で覆われたことがスタート地点で、まだ千百年ほどしか経っていません。そのため、植物の堆積によってできた土は、多いところで溶岩の上に5センチほどとのこと。遊歩道のほとんどの部分は、硬い溶岩(玄武岩)がむき出しになっています。

クリックすると元のサイズで表示します

こうした割れ目の大きなものが、樹海周辺にある鳴沢氷穴・竜宮洞穴などですが、小さなものなら樹海の遊歩道を歩いていていくつも見かけます。千年の時の流れが止まっている場所。



私は苔というと、苔の魅力を最初に教えてもらった奥入瀬や蔦を思い浮かべます。そこで撮ってきた写真と見比べたのですが、奥入瀬の苔は自分だけが育つ段階を過ぎて、他の植物を育んでおり、遠景では苔の存在感がそれほどでもありませんでした。

それもそのはず、あちらは一万三千年前の噴火、こちらは千百年前。桁が違います。奥入瀬と青木ヶ原の両方を見ていると、静かにただそこにある植物の命が、とても強靭で偉大であること、また―あまり好きな表現ではないのですが―数十年しか生きない人間の存在の小ささを感じてしまいます。


さて私も含め年齢のある程度高い人は、青木ヶ原と言えば自殺の名所と連想しますね。そんな事件が発生するのは、あの広い樹海でも一部の地帯だそうで、

クリックすると元のサイズで表示します

ガイドツアーのゴール地点、富岳風穴近くの↑この一帯だそうです。自然のままなのは樹海の中はどこも同じなのに、樹木の生え方とかやっぱりちょっと嫌な雰囲気の場所ですね。

今も何年かに一度、お客さんを連れたガイドツアー中に見つかってしまうのだとか。ここは子どもの引率では通らないルートだそうです。

富士河口湖町としても、そういうイメージを払拭しようと努めているようで、これまではたくさんあった「考えろ」などと書かれた看板は、すべて撤去したそうです。今後は癒しの場、学びの場となっていくことと思います。

0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ