松尾芭蕉が、生駒山の暗峠(くらがりとうげ)を越えて大阪市内方面に向かう途中、
大阪商業大学のすぐ近くの道(奈良街道)を通って行った旧暦9月9日(重陽の節句)を、
新暦に直すと、今年(2008年)は、10月12日の日曜日でした。
そして10月12日というのは、旧暦でいえば松尾芭蕉が亡くなった忌日、
すなわち、「
芭蕉忌(ばしょうき)」なのでもありました。
ぼくは、日本唯一の石畳の国道として知られる308号線をあえて避けて、
芭蕉が当時通った街道の面影を感じさせるわき道を峠へと向かったのですが、
日ごろの運動不足がたたり、途中で引き返してきました・・・
それでも、道ばたを流れるせせらぎは大変きれいで心が洗われ、
秋の草花を観賞する、たいへんよい秋の一日となりました。
次回は、紅葉の頃にぜひ行ってみたいと思います。
皆さんの「芭蕉忌」は、どのような日でしたか?