手で押さえながら腕をゆっくり回したら、べきっと音がして、肩がうまくはまったようだ。
壁打ちテニスは、ボールの破壊によって終了を余儀なくされた。壁から戻ってバウンドした先に小石があったため、そこにぶつかって、ついに黄色いふわふわが半分くらいぺろりとはがれてしまった。みかんの皮のように。続けて打つこともできるのだが、むけた皮の黄色いのがくるくると回って、見ているとヤル気が失せたのでやめた。なんか羽根の付いたボールとかのようだ。新しいボールを買ってこないといけない。ていうかあのスペアボールって、ゴムが切れたからチェンジするんだと思っていたが、ボール部分が先に壊れるとは予想外だった。これから練習開始前に、落ちている小石を拾って捨てるようにしようと思った。まずはグラウンド整備から。
母が言うには、この公園でテニス練習をする人が最近増えているらしい。私が元祖壁打ち娘とかだろうか。

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