2014/2/3
もっと知りたい浄法寺漆祭 in 神楽坂 ちょっとお出かけ

神楽坂のjokogumoさん、職人さんの手仕事による素敵な道具を売っているお店です。

漆祭りは神楽坂の3か所で行われていました。

* 許可をいただいて店内の撮影をしました。
jokogumoさんのお店もこの日は岩手のものばかり。漆器を中心に、二戸産の雑穀類も売られていました。一戸のスズ竹のかごや南部鉄器も見えます。

少し坂を上がってフラスコ会場には、お客さんがたくさん。漆かきの説明、実演や、

浄法寺漆器の販売、

お店の奥は、郷土料理が食べられる浄法寺食堂がありました。器はもちろん浄法寺の漆器、実際使ってみて良さがわかります。

へっちょこだんご 500円。おおぶりのお椀に、たっぷりへっちょこだんご。つるっ、ふわっ、とろっとしたたかきび粉のおだんご。小豆汁もお豆たっぷりで素朴な味わい。おいしい。
漆の器は、持って軽くてしっとりした触り心地、熱いものを入れても熱くならず、くちびるの当たるところがとても薄くなっていて、でも割れそうな危うさはなく、それもこれもでなんだかとてもリラックス。ゆったりした気持ちでいただけます。
高い漆器をポンポンとまとめて買うことはできなくても、一つお気に入りを買って、使うたびにいいなあと満足しながら大事に使う、これは心の贅沢ですね。
東京にいながら、たくさんの浄法寺漆器の中から自分の好みを選べたことは、貴重な機会でした。素敵なイベントをありがとうございます。
くらしの知恵と道具 jokogumo
東京都新宿区白銀町1-6
http://www.jokogumo.jp/index.html
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へっちょこだんごばかりか、横に付いているきゅうりの漬物もとってもおいしかったので、作り方をお聞きしました。
「私、農家だから作るの全部適当なのよ」
とおっしゃり、分量の説明は困りながらも、パリパリした歯ごたえになるための大事なコツを教えてくれました。
最後に生った小さいきゅうりは塩漬けにするの、って何気なくおっしゃった言葉でしょうが、岩手のお母さんのていねいな暮らし -- 私の憧れ -- が伝わってきました。

この日浄法寺食堂で売られていた、けんちん汁もきゃば餅も全部作られた静子さんと記念撮影。ありがとうございました。
