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2010/5/22

RAILWAYS 試写会  文化・芸術

 夢を追う人が尊敬されるのは、夢が破れる予想も受け入れ、うまくいかなかった現実に責任を持つ覚悟を持った人だから。

 中井貴一演じる筒井は49歳、それより上の世代は、この夢を追った男の物語を見ても「おはなしだから」と流すのだろうし、ずっと若い世代は夢に対する期待が大きく、たぶん筒井の逡巡も振り絞った勇気も、過小に捉えるのではないだろうか。

 筒井の年代に近い私たちは、就職活動のときには指導教諭から
「やりたいことを仕事にすると言う考えは社会を甘く見ている」
と言われ、考えを改めるよう説教されたものだった。今は時代が変わったが、子供の頃に年長者から刷り込まれた教えは、簡単には反古にできない。

 加えて年齢的に時代の変化に対応することに億劫感を覚え、また知力・体力の衰えを自覚し、それに対する諦念を育てつつある年頃のチャレンジだから、そのすごさは軽々しく語るべきでないとさえ思ってしまう。

 まして50近くもなれば、成人した子、老いて人生を終える親、自分の道を模索する妻と、若い頃は自分だけの単線人生が複線・複々線にと変化し、背負い込むもの・影響を与えてしまう存在も大きい。夫・子・親・社会人の立場の、どれにも手を抜かない筒井の姿を、うまくいかない現実に嫌というほど向き合っている大人世代は、どう見るだろうか。私はいっときの清涼剤と解釈した。


 出雲の風景は美しく、静けさを味わうためか音楽やセリフは少なめになっている。俳優たちのセリフがない部分での表情の細かな演技が良い。20代の私だったら、何かよくわからないうちに終わってしまった、と感じたかもしれない。

 音声が全体に少ない中、電車の走行音が力強く聞こえる。それは、電車が人間の夢を受け止める強固でゆるがぬ存在の主張のようで、頼もしい安心感を覚えた。


 同じ映画を見た人と、もっと下世話に語り合いたい。
「アオサギが飛ぶんだよね」
とか、
「電車の中に光が、光が差し込んで!あれはいいねー」
などというピンポイントの感動を。

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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
5月29日全国ロードショー
(↑うちの子の誕生日^^)


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2010/5/23  8:10

投稿者:hitomi

フィールダーさん

あああ!よかった。フィールダーさんには個別に
メールしようかしら、と思っていたんです。

映像がね、静止画で味わいたいほど美しくて、
フィールダーさんの写真に似たものがあると思います。
見ると横隔膜がほっとゆるむ映像なんです。
電車も好きでしょう?
あの直線で構成された構図がいいんですよね。
表題が画面上に現れるシーンは、わあっ!と思うと思います。
ハーッ、電車はいいです。
フィールダーさんには見てほしいです。

うーんと。人生いろいろ語ってしまいましたが、
先輩に相対すると恥ずかしいです、今更。
夢より生きがい、深い言葉ですね。



http://fine.ap.teacup.com/1yo1yo2/

2010/5/22  23:27

投稿者:フィールダー

色んな意味で見てみたくなりました^^
そうすると、共感の持てるコメント出来そうです。

夢はあるって聞かれたら・・・出て来ません(-_-;)

でも、自分の好きな事が出来る今が有るのでかなり満足してます。
もちろん写真なんですがね(爆)
ある時期から、夢よりも生きがいを求める様になってきた気がします。
それが、50代かもしれません^^




http://fielder.exblog.jp/


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