2007/12/4
ガンガラ穴周辺 旅行

津軽の石ころです。「無い色は無い」との言葉は本当でした。右下端の小豆色っぽい石は津軽塗りみたいな模様。一番奥の黒い石は黒曜石みたいにキラキラしているし、大きな白いのは日本キャニオンの崖と同じ石でしょう。写真は単色の石ばかり集めましたが、ミックス物もバラエティに富んでいます。
石を見ていると「いろいろあったんだな」と考えさせられます。まだ熱くてどろどろしているときに、異素材が入り込み不本意ながら共に固まって、小さく砕かれ角は削られて、まあるくなって今ここにある。うーむ、人生に照らし合わせていとをかし。

五能線のトンネルがある山のてっぺんに上れます。標高67m。
国土地理院の地図閲覧サービスで → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=60396750
(リンクで飛ぶと大きな地図の左上が出るので、右いっぱいにスクロールしてから下っていくとガンガラ穴が出てきます)
ちゃんと道が描いてあります。この山の頂上辺りの、けもの道のような道が描かれていることに少々驚きました。てっぺんの見晴らしの良い所に、キャンプファイヤーのように薪が組んであったのは何なのでしょう。昔、火を焚いて灯台のように使った場所ということなのでしょうか。体力に自信のあるかたは上ってみてください。途中ちょっと(下るのはかなり)怖いですが、眺めは最高です。

最終日はなかなか暖かかったので、虫も出てきていました。オオルリハムシを2匹ほど見つけました。素晴らしく美しい瑠璃色だったのですが(リンクの写真よりもっとずっと、緑色の混ざらない本当のブルーでした)、短時間で2匹見つかるから、ありふれた虫だろうと思って写真撮らなくてハー失敗!!調べたらこの虫が美しいブルーなのは、青森県でも日本海沿岸だけだそうで、他の地域に行くと赤褐色になってしまうそうです。あ〜写真を撮っていれば虫友だちに自慢できたのに〜。
国道沿いの草むらで、

鶏卵より一回り大きいこの実、何ですかこれ?もしかしてこれがサルナシ?
五能線の森山踏切付近は素晴らしい景観です。民宿も数件ありました。釣り客用なのかな?さぞかしおいしい魚が釣れるのでしょう。

