今回は昨日の続きとして日野の中型バス・レインボーにスポットを当ててお届けしたい。
前回、「前照灯は丸型と角型がある」と記したが、丸型4灯だとこんな顔になる。

この車両は倉敷駅〜新倉敷駅間などでかつて両備バスが運行していた路線の廃止代替バスとして運行している日の出運輸(ロウズバス)の車両である。
また、ついでに観光タイプの車両もここでご覧に入れたい。

こちらは中鉄バスが岡山〜勝山・蒜山間で運行する県内高速バス「ロマンチックロード」の専用車で、U-RR3HJAAである。ナンバーが新しいことから中古車であることは一目瞭然なのだが、元々はスクールバスか何かであったらしく、高速走行はあまり考慮されていないと思えるフシがある1台である。速度計は90`までしかないし、90`出すと今度はタコがレッドゾーン・・・!
その後、排出ガス規制がさらに強化されたのに伴い、搭載エンジンが変更されて型式はKC-RJ(RR)1JJAAとなった。

こちらは香川県の小豆島バスの車両であるが、フロントガラス下のエンブレムが従来のウイングマークからHINOのHをモチーフにしたものに変わっていることが識別点といえるのだが、これは事業者によって装備していないことも多いので一概にはいえない。(後面ガラスの「HINO」ステッカーのフォントも異なるのだが・・・。)
この車両の左後輪には何やらタイヤスパッツのようなものが付いているが、これは別に空力特性を向上させるためのものではなく、乗客を後輪で巻き込まないようカバーをつけているのである。主に関西地区では多く見られるアイテムだ。
そして、日野中型バスは平成10年排出ガス規制適合の際に「レインボー」のネーミングは路線車専用とし、観光タイプは「メルファ」という別モデルとなった。そしてさらに新機軸が登場した。ノンステップバスの登場である。

型式名はHRを名乗り、従来のRJ/RRシリーズとは別の型式となった。全長は10.5m・9m・7mの3種類があり、この画像のものは全長9mのKK-HR1JKEEである。
しかし、後に全長7mがカタログ落ちし、昨年にはついに全長9mも製造中止となった。現在は全長10.5mのモデルのみがBDG-HR7JPBEとして残り、主に都市部の事業者に好評を得ているようである。
そして、日野レインボーは時代の波に翻弄されてゆくのであるが、続きは次回ということで・・・。

1