本記事は2006年9月21日の活動記録です
お待たせいたしました.熊本出張3日目の撮り鉄活動報告です(爆).
熊本に来たらやはり熊本電気鉄道(熊本電鉄
http://www.kumamotodentetsu.co.jp/)を訪れないわけにはいきません!(笑)
…と意気込んではいたものの,予定よりも少し寝坊してしまい,朝6時半過ぎにホテルをチェックアウト.河原町電停から市電に乗って通町筋で下車し,上通りのアーケードを通って熊本電鉄のターミナル藤崎宮前駅に向かいます.
仕事の関係で朝9時には用務先にいる必要があるため,朝の1時間強が勝負です.
熊本電鉄には住宅街の中に併用軌道となる区間があることを知っていたのでそこで撮ろうと最初から決めていたのですが,それがどの区間にあるか分からなかったのでとりあえず藤崎宮前から電車に乗り,運転席後ろにかぶりついてロケハンすることに.
電車が駅を出発してゆっくりと軒をかすめるように走っているうちに目の前が開け,ここで併用軌道突入!しかし,ほんの200〜300mくらいの区間を走って併用軌道は終了し,しばらしくして隣の黒髪町駅に到着,ここで下車(爆).一駅だけ電鉄(熊本で「電鉄」は熊本電鉄をさす)を堪能しました.

黒髪町駅
申し訳ありませんが,住宅街の中にこの朽ち果てつつある駅というのはなんとも微妙….
すぐさま併用軌道へ向かいます.

併用軌道の全景 藤崎宮前〜黒髪町
住宅街にありそうなごくごくふつうの通りに軌道が存在します.
そこを20mの電車が速度を落として走行します.

熊本電鉄の主力,もと都営三田線の6000系 藤崎宮前〜黒髪町
正面窓周りの黄色帯,ワンマン設備,サイドミラーを除けば都営時代そのままの編成です.
実はこの撮影位置の正面には市立高校があり,このときはちょうど生徒の登校時間.女子高生も多く見受けられ,ひょっとしたら私の撮影姿を見て「キモ〜い」と思ったかもしれません(滝汗).しかしそんなことはお構いなしに短時間の勝負は続きます(笑).

併用軌道であるがゆえに人との被りもあり 藤崎宮前〜黒髪町
ちょうど市立高校の女子高生さんと被りました(笑).

分散型冷房装置を除けばこちらのほうが都営時代をより彷彿とさせる編成 藤崎宮前〜黒髪町
分散型というのが私鉄パワー全開です(笑).

分散型冷房装置に赤い帯を巻いた電鉄オリジナル編成 藤崎宮前〜黒髪町
北熊本にある車庫への入庫となる列車です.平日朝夕は4編成,日中は3編成で回っており,ここで4編成を一通り撮りました.
この北熊本行を撮って即撤収,用務先へ急いで向かいました.
≪この間,仕事・用務中≫
仕事の関係で上熊本へも行き,ここでめでたく出張のミッションを果たしました.さてここからフリータ〜イム(爆).

上熊本には市電も乗り入れます.
奥にあるのは市電の車両工場で,数年前に交通局前電停から移転したそうです.
で,上熊本,といえばやはり熊本電鉄ですね(笑).上熊本〜北熊本間には東急から譲渡され,最近では東急カラーの緑一色に塗り替えられた名車5000系が活躍しており,これを撮らない手はありません.
いいスポットはないかと線路沿いを歩いているうちにさっそく5000系が向かってくるではありませんかっ!

運転台が追設されて生まれた切妻タイプの先頭 上熊本〜韓々坂
なんやかんやで隣の韓々坂駅にたどり着いてしまいました.ここで先程の折り返しを.

緩やかな坂を上りながら韓々坂駅を目指す5000系
軌道状態が悪いためか大きく揺れながら力走しています.それにしても間近で青ガエルを拝むことができてかなりの感動(T_T)

韓々坂駅に停車中
なんだか鉄道模型の世界の中にいる気分…(^_^)
更に周辺で撮影スポットを探すもいいところが見つからず,韓々坂からついに5000系に乗車します.

吊り革には「東急百貨店」と東急のコーポレートマーク.車内はほぼ東急時代のままでしょう.

正面2枚窓側の運転席背後.ワンマン化されているため多少手は入っていると思いますが,小さい扉窓とともにこちらも東急時代の雰囲気が残っています.
ワンマン化の時期が早かったためか料金表が幕式で驚き.
車窓を食い入るように見てロケハンしたもののいいスポットが見つからず,結局終点の北熊本まで来てしまいました(苦笑).

熊本電鉄の主力車両の並び 北熊本
今の東急目黒線が30年前に実現していたらこの並びを東京で見ることができたかもしれませんね(赤帯ではありませんけど…).
この周辺でいいスポットを探すことにします.改札を出て車庫の外をぐるっと回って駅の反対側へ.

もう一両の青ガエルは本日非番のよう 北熊本
上熊本方向へ一駅(坪井川公園)戻るように線路沿いを歩いていくとよさそうなスポットを発見.ここで青ガエルを狙います.

後方のサイドミラーが架線柱にかかってしまったのがやや残念(>_<) 坪井川公園〜北熊本

駅に戻ってホームから非番の青ガエルの反対側を 北熊本
先述のとおり青ガエルを拝めたのは非常によかったのですが,見たところ2両ともだいぶくたびれている感は否めず,これは軌道・施設にも言えますが,鉄道経営の厳しさみたいなものを感じずにはいられません….しかし,老兵はこれからも力を振り絞って熊本の鉄路をひたすら走り続けてくれることでしょう.ストックされている複数の5000系用台車を見て強くそう感じました.
さて,熊本電鉄には南海から来た車両も存在します.そちらはどうだったかというと,

入替専用電車?につながれ車庫の奥におりました.残念… 北熊本
もと南海高野線の通勤ズームカー(22000系)と呼ばれた200系は車体・台車ともにピカピカで検査上がりのようです.入替用車両(モハ71というそうです)のパンタも新しいもののようで驚きました.
飛行機の時間もぼちぼち近くなったので熊本電鉄の撮影はこれにて終了.もと都営6000系に乗って藤崎宮前へ向かいました.
藤崎宮前からは朝来た道を戻って熊本の繁華街である通町筋へ.通町筋電停でしばしの間市電を撮影しました.

在来車1350形と比較的新しい9200形の続行運転 通町筋

熊本市電ではこれからも新旧車両の活躍が続きます 通町筋
これで熊本撮り鉄活動は終了です.
このあと写真右側にある鶴屋百貨店でお土産に地酒を購入し,大通り向かいの通町筋バス停から熊本空港へのリムジンバスに乗ろうとしたのですが,定員制かつ満席のため乗れず,しかも2台目も乗ることができなかったため,やむを得ずタクシーで行くことにしました.
運転手さん曰くいつもよりかなりクルマの数が多かったとのことですが,これがタクシー運転手!と思わせるような裏道につぐ裏道をどんどん突き進んでさくっと空港にたどり着くことができました(笑).
空港でも各方面に配るお土産を調達し,18時40分発のJAL機で熊本を後にしたのでした.