今回合格された4019人の方はおめでとうございます。
今回の合格基準ですが、
選択式試験は、総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、厚生年金保険法は2点以上)である者
択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者
私は昨年まで受験生勉強会のサポーターをしていましたが、そこでいつも言っていたのは選択式の一般常識で足切り点を取ると命取りになるから注意すべきということです。
というのは、一般常識は社労士試験の勉強が不足している記念受験の人が、知識や前後の語句の脈絡から答えられる問題があることがあるからです。
今回の労一の問題を見ると最初の2箇所は中学や高校の社会科で出てきた内容であり、それ以外の3箇所も中高生時代にしっかり勉強をしていたり、行政書士などの勉強をしていれば記念受験であっても解けてしまいそうな問題に思いました。
予備校では労基の次に労一が救済されるというのが多かったのですが、復元解答は記念受験の人はほとんど提出しません。予備校は救済予想を出す上で、記念受験の人も受験しているのを忘れていたのでは無かったかと思います。
私個人的には問題を見た限りでは、労基の次は労災が救済されるように思いました。もしかすると労一は救済されないかもしれないと思いました。それでも3科目ぐらいは救済されるから労基、労災に加えて労一も何とか救済されるのはとも思っていました。
ところが、労基、労災の次に救済されたのは厚年でした。改めて厚年の問題を見てみたのですが、平成18年の意外な救済と言われた雇用の問題に骨組みが似ているようでした。というのは厚年は5つの空欄の内、数字を答える問題が3つあった点です。厚生年金基金の問題であれば記念受験の人は恐らくこの部分は勉強不足でしょうし、数字を問う問題であれば前後の語句の脈絡から答えを導き出すことも不可能です。
労一の救済待ちだった方は納得がいかないでしょうが、おそらく多くの記念受験者を含む5万3千人の平均では労一より厚年の方が低かったのだと思います。
ここで反省して欲しいのは「救済予想」を出している各予備校です。救済されると思いながら不合格であった場合のショックは普通に不合格になるよりも大きいです。救済予想を出す上では問題の内容も吟味して決定して欲しいものです。ネットを見ると今回の救済科目に不満を書いている講師がいましたが、今回試験を受験しているのはその内容を充分に教えなかった自分の予備校の受講生だけでは無いということを認識すべきだと思います。今回不満を述べているだけでは来年同じ失敗を繰り返しそうな気がします。
今回、残念だった方は諦める方もおられるかもしれませんが、7〜8%の合格率の試験であれば努力をしていれば必ず合格できると思います。続けるか諦めるかはその人の自由ですが、大変だと思いますが是非ともリベンジしていただきたいと思います。
今回合格に向けて頑張られた全ての方を称えたいと思います。
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