2009/10/8
デヴュー・アルバム 音楽

*Marcia Ball / Circuit Queen
70年代からのキャリアを持ち、テキサス〜ルイジアナ周辺を拠点に置きながらニューオーリンズ・スワンプ風味な雰囲気を持ったアルバムを数多くリリースしてきている女性ソングライター。
その彼女の78年にキャピトルからリリースされたデヴュー作。
このアルバムだけが何故か2作目以降の彼女のアルバムとは大きく雰囲気が違ってナッシュヴィルのカントリー・ポップ・ロック・アルバム風に仕上げられています。
ジャケットに写された彼女も何処か垢抜けしない清純な田舎娘風な風貌で撮影されています。
キャピトルは当時「Warner Brothers」で売れていた「Emmylou Harris」に対抗すべく彼女を世に送り出したのでしょうか?
収録された曲も彼女のオリジナル曲はなく、全て他人の曲で揃えられています。
プロデューサーにしても「Emmylou Harris」の「Brian Ahern」の対して、当時「Guy Clark」や「Ray Wylie Hubbard」などのアルバムで敏腕を振るっていたプロデューサー「Neil Wilburn」を起用、バッキング・ミュージシャン達もナッシュヴィル〜テキサス辺りを中心に豪華強力サポート陣を集めてレコーディングされています。
しかし彼女自身このアルバムの内容に納得がいかなかったのか、この後はすぐにキャピトルから離脱しているようです。
またアルバムもセールス的には成功しなかったようです。
その後はもっと、自分自身のやりたい事をサポートしてくれて、アメリカのフォークやブルーズなどと言ったルーツ・ミュージックに理解を示しているレーベル「Rounder」と契約を結び今のスタイルを確立する事になるようですね。
彼女はこのデヴュー作を余程嫌っているのか、自身のホーム・ページのディスコグラフィーからは省かれています。
また本作だけはCD化となっていません。
しかしある意味別の角度からこのアルバムを聴くと、さほど悪いアルバムでもありませんよ。
何しろこれだけの凄いメンバーが携わっているのですから悪いはずがありません。
70年代の心地よいカントリー・アルバムとしては悪くありません決して。
Setlist
1.Leaving Louisiana In The Broad Daylight
2.Jackson, Oh, Jackson
3.Never Been Hurt
4.The Light Of Cheynne
5.I'll Be Doggone
6.Train To Dixie
7.Circuit Of Queen
8.Big River
9.You
10.Good Times, Good Music, Good Friends
Musicians
Bee Spears:Bass,Background Vocals
Jerry Kroon:Drums
Albert Lee:Electric Guitar,Background Vocals
Philip Donnlley:Slide Eletric Guitar,Acoustic Guitar,Background Vocals
Rodney Crowell:Acoustic Guitar,Background Vocals
David Briggs:Keyboards
Buddy Emmons:Steel Guitar
Mickey Raphael:Harmonica
Wayne Jackson:Horns
Randy Goodrum:Keyboards
John Sayles:Fiddle
Lisa Silver:Violin,Viola
Stephanie Woolf:Violin,Viola
Lea Jane Berinati:Background Vocals
Carlene Carter:Background Vocals
Larry Willoughby:Background Vocals
Janie Fricke:Background Vocals
Ginger Holladay:Background Vocals
Nicolette Larson:Background Vocals
Susannah Clark:Background Vocals
Steve Fromholz:Background Vocals
Produced By Neil Wilburn

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