2009/6/23
Hillbilly Voodoo 音楽

*Barrence Whitfield With Tom Russell / Cowboy Mumbo
94年リリースのボーダーレスな黒人ミュージシャンとテキサスのシンガー&ソングライターのコラポ・ユニット・アルバム。
【Barrence Whitfield】
ボストンをベースに活動するアメリカン・ルーツ系ミュージシャン。
それこそロカビリーやロックンロールからブルース、ジャンプ・ブルース、ソウルからファンク・ミュージック、そしてジャズに至までありとあらゆるブラック・ミュージックを吸収して自分のモノとして独特のあじを持っているミュージシャン。
【Tom Russell】
70年代からのキャリアを持ち、テキサスをベースに活動を続けるその土臭い歌が魅力のシンガー&ソングライター。
ですが、その実、生まれはL.A.と言う事です。
70年代中頃には「Patricia Hardin」と共に「Hardin And Russell」名義でアルバムをリリース。
80年代に入ってからはソロとして数多くのアルバムをリリースしてきています。
そしてもう1人、「Tom Russell」には欠かせない人物
【Andrew Hardin】
オーストラリア出身。
オーストラリアのアメリカン・バンド「Dingos」のメンバー。
バンド解散後は「Tom Russell」と行動を共にし、彼の右腕的存在として欠かせない人物。
今回のこのユニットにも参加して彼らを好サポートしています。
この3人を称して「The Hillbilly Voodoo Trio」と呼ぶらしいです。
しかしそのユニット名やジャケットの雰囲気にあるようなニューオーリンズやテキサスの片田舎で見られるような魔術的なオドロオドロした雰囲気は全くなく、カラッとしたノリの良いゴキゲンなカントリー・ミュージックを聴かせてくれています。
でもサウンド的にはナッシュヴィル辺りのそれとは違い、テックスメックス+ニューオーリンズ+ブルースって言う感じでしょうか。
それこそ一口では言い表せない色々な要素が含まれているように感じます。
そんな中で歌われる「The Band」の「Daniel And The Sacred Harp」や「Gram Parsons」の「Brass Buttons」、そして「Steve Earle」の「Devil's Right Hand」、「Jimmie Rodgers」の「Desert Blues」などは本当に味の染み込んだ関東煮のようにデリシャスで味わい深いです。
他にも「Billy Joe Shaver」の「Black Rose」や「Pop Staple」の「Freedom Highway」なども捨てがたい魅力を放って歌われています。
そんな中でちょっと異質な選曲は「Richard Thompson」の名曲「I Want See The Bright Lights Tonight」が歌われていますが、勿論言うまでもなく、彼ら流に置き換えられて歌われています。
Setlist
1. Cowboy Mambo (Tom Russell)
2. Little Wind (Peter Case & Tom Russell)
3. Daniel And The Sacred Harp (Robbie Robertson)
4. Black Rose (Billy Joe Shaver)
5. Desert Blues (Jimmie Rodgers)
6. Devil's Right Hand (Steve Earle)
7. Home Before Dark (Tom Russell)
8. I Want To See The Bright Lights Tonight (Richard Thompson)
9. Insufficient Sweetie (Tribute To Ukulele Ike )
10. Red, Red, Run (Jerry Lieber & Mike Stoller)
11. Brass Buttons (Gram Parsons)
12. Freedom Highway (Pop Staple)
Musicians
Barrence Whitfield:Vocals,Coffee Cup Resonator
Tom Russell:Vocals,Acoustic Guitar,Dobro
Andrew Hardin:Vocals,Acoustic & Electric Lead And Rhythm Guitar,Ukulele,Tiple,Six-String Bass
Hank Bones:Acoustic & Electric Bass,Vocals,Lap Steel Guitar
Seth Pappas:Drums,Percussion
Gene Hicks:Piano,Hammond B-3 Organ,Accordion,Fiddle
Crispin McCormick Cioe(Uptown Horns):Saxophone
Larry Eagle:Percussion
Blood On The Redeemer Gospel Chorus:Vocals
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