2009/11/24
Canadian AOR 音楽

*China
アメリカ人1人、カナダ人2人。
それぞれが、そこそこのキャリアを持った3人のソングライターが集まったAORユニット。
81年にリリースされた彼ら唯一のアルバム。
当時やはり一番注目されたのは70年代に素晴らしいソロ・アルバムを3枚リリースしてきてい「Christopher Kearney」が参加している事でした。
特に彼の70年代にリリースした1作目と2作目はシンガー&ソングライター・ファンのみならず、そのアーシーで泥臭い雰囲気からスワンプ・ファンの間でも高い評価を得ていたようです。
その彼が74年にリリースした3作目はの2作とはやや趣の異なった、どちらかと言うとやや洗練されたお洒落なサウンドになりつつありました。
それもこのアルバムから考えると、そうなるのは頷けるかも知れません。
そして他のメンバー、「Danny McBride」も既にソロ・アルバムをリリースしていましたし、唯一のアメリカ人である「Bill King」もミュージシャンとしてのキャリアは充分に持っていました。
その3人が集まって制作された本作は、プロデューサーに「Bob Dylan」を初めとして数多くのメジャー・アーティストのアルバムをプロデュースしてきた「Bob Johnston」迎え、後の「U2」のプロデューサーとしてその名が知られる事となる「Danny Lanois」のスタジオでレコーディングされました。
バッキング・ミュージシャン達もL.A.を中心に強者職人達を集めたって感じですね。
そうした経緯からも彼らが如何に期待されていたかが伺えます。
そうして制作された本作はその後の80年代にブームとなる「AOR」の祖となる雰囲気というか風格を備えた、実に厚みのある、お洒落でソフティスケイトされたポップな、そして爽やかさも携えた傑作アルバムと言って良いかも知れませんね。
尚、本作で「Christopher Kearney」は1人ではあまり曲を書いていなくて、その殆どがメンバーとの共作となっています。
しかし唯一、彼が1人で書いた「Little Dancer」はやはり飛び抜けて素晴らしい曲で、国内盤でリリースされたときにはアルバムのタイトル曲となっていました。
Setlist
1.You Can't Treat Love That Way
2.Runnin' Around
3.Fast Livin'
4.There Was A Time
5.Shoot Out In The Parking Lot
6.Never Gonna Let You Go
7.Roll Me Over
8.Little Dancer
9.Come And Take My Love
10.Days And Nights
Musicians
Chris Kearney:Vocals
Bill King:Keyboards
Danny McBride:Vocals,Lead Guitar
Michael Baird:Drums
Jeff Baxter:Rhythm Guitar
Michael Boddickery:Synthesizer
Paulinho Da Costa:Percussion
Abraham Laboreal:Bass
Albert Lee:Rhythm Guitar
Andy Newmark:Drums
Lee Litenour:Rhythm Guitar
Gene Falbo:Bass
Gord Neave:Drums
Bernie LabargeRhythm Guitar

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2009/11/23
中村まり In 大阪 音楽

昨夜は待望の「中村まり」さんの初の大阪でのライヴに行ってまいりました。
若かりし頃は、見たいライヴは1人ででもと言うか,本当に見たいライヴこそ1人で行ったりしてましたが、近年はあんまりライヴ自体を1人で見に行く事は有りませんでした。
処が今年はもう前回の「Donnie Fritts」に続いて2回目。
しかも外タレは昔は何度かありましたが、日本人のアーティストを1人で見に行くなんて事は今までになかったかと思います。
それだけ是非見たかったアーティストの1人と言って良いでしょう。
ライヴ会場は私が住んでいる所から5分もかからないほどの近場。
こんな所にこんなお洒落なカフェがあったなんて思いもしませんでした。
色々とお店のホームページを探っているとここは定期的にライヴを行っていて、色々と有名無名な日本の人達の中に混じって「Neal Casal」もここでライヴをやっていたようで、もっと早く知っていたら見に行ったのにとちょっと残念でした。
でも昨夜は生憎の雨模様。
午後から止む気配もなくシトシトピッチャンと本降り加減。
ここのお店が椅子席40席で、いくら予約していても先着順で40人を越えると後は立ち見となると聞いていたのでちょっと早い目に出掛けました。
そうしたらやはり雨の所為でしょうか、お客さんの出足は遅いようで一番乗りしてしまいました。(笑
まだ中ではリハーサルが行われていて、彼女の声がええ感じで外に漏れ聞こえてきていました。
間もなくしたらボチボチと行列が出来てきて、開場時間よりもやや早い目にお店にはいる事が出来ました。
結局は全体的に見渡してお客さんは30人ほどでしょうか。
私的にはもう少し、40〜50人、立ち見がやや少し出るくらいかな?っと思ってました。
そうして始まった彼女のライヴ。
初めて生で聴く彼女の声はアルバムに収められた彼女の声と何ら変わりはなく、あの素晴らしいアルバムの世界へと引き込まれていきました。
そう今回はソロ・ライヴと言う事でバックの音はなく彼女の弾くギターと、時折聴かせてくれるハーモニカだけですが、それでも充分にあの独特の世界に誘ってくれました。
初関西という事で緊張していた事もあったのでしょうか、思っていたよりも素朴で何処かアマチュアっぽいお喋りに好感が持てました。
でも歌が始まるとそこはもう彼女のあの野太くアーシーな世界が広がっていきます。
こうやって改めて聴くと彼女の歌の上手さはもう当たり前ですが、ギターもかなり上手いですね。
そのバカテクを披露して上手さをひけらかすって言うのではなく、普通に弾いて上手い。
やはり弾き語りは歌の上手いのは勿論ですが、この普通に弾きながら歌う、この上手さがやはり大前提ではないのでしょうか。
と、改めて思わせる彼女のギターの上手さです。
選曲は新作、旧作からを交えて、アルバム未収録の新曲、そしてカバー曲等々。
そして彼女のお話の中で驚いた事が1つ。
意外や意外に彼女は「Paul McCartoney」が大好きだそうで、これにはちょっと驚かされました。
そしてその「Paul McCartoney」の曲(タイトルは忘れました)。
そして驚いた事その2
彼女自身が大きく影響を受けたアーティストはなんと「Ron Sexsmith」。
これも意外でした。もっと70年代のウッドストック系の人や、30年代40年代、50年代の黒人シンガーやフォークシンガーを挙げるかと思ってましたが、そうではなかったようです。
でも勿論、そう言った人達の歌はしっかりと聞いているようで「Carter Family」や「Elizabeth Cotton」、「Mississippi John Hurt」と言った人達の名も挙がり、またそれぞれ彼らの曲もカバーして歌ってくれていましたから。
最初はお互いが初めてと言う事でちょっと緊張感が流れてましたが、曲が進むに連れて和やかな雰囲気も出てきて、客席からリクエストも出て、それまでそんな事は経験がなかったようで、これには彼女もちょっと驚いていた様子。
最後には大阪ならではのアンコール攻めに遭ってちょっと戸惑いながらも喜んでいた様子。
終了後には自然発生的にサイン会となっていたようですが、私は基本的にはサインにはあまり興味がないので一声かけて帰宅の途につきました。
久し振りにいい歌、いい音楽に浸れた気分でした。
そうそう、ライヴ会場でしか買う事の出来ない彼女のプレ・ファースト・アルバムも無事手に入れる事が出来ました。
これは通販もしていないと言ってました。

*Mari Nakamura / Traveler And Stranger
全編弾き語りによる、彼女オリジナル曲が収録された自主制作によるファースト・アルバム。
ラストには今回ライヴでも歌ってくれた「Bob Dylan」の「Don't Think Twice,It's All Right」収録。
Setlist
1.Stranger
2.Let Me Be Dead
3.Too Easy To Give Up
4.Sleep Well
5.Complicated
6.Foolish Game
7.Tomorrow I'll Be Gone
8.All We Have To Know
9.Deserted Woman
10.Don't Think Twice, It's All Right
今度はバンドで来てくれたらと思います。
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2009/11/21
マッスルショールズ産メロウソフト 音楽

*Edwards & Ralph / Edwards & Ralph
77年にリリースされた男女デュオの爽やかで、お洒落メロウなサウンドと歌が素敵な唯一のアルバム。
彼らの事は、実は余りよく分かっていません。ですから、どちらが「Edwards」で、どちらが「Ralph」かも分かりません。
でも、大きな優しさで包み込むように歌う男性のヴォーカルと、ややかすれ気味でセクシー&キュートなヴォーカルで、そっと語りかけるように歌う女性のヴォーカルは非常に魅力的で、心癒される思いです。
レコーディングはカナダですが、彼らを支えるバック陣はバリバリのマッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャン達で固められています。
ですからそのサウンドの素晴らしさはもう言うまでもありません。彼らのその爽やかな歌をしっかりとお洒落メロウに好サポートしています。
ラストで女性が、ややかすれ気味のヴォーカルで、セクシーに、そっと耳元で囁くように歌う「Jack Tempchin」の名曲「Slow Dancin'」は、もう堪りまへんなぁ〜。
2曲目の「Had To Fall In Love」は勿論「Gallagher & Lyle」の名曲です。
尚、プロデュースは、「Peter,Paul & Mary」で知られる「Peter Yarrow」です。
Setlist
1.Alone Too Long
2.Had To Fall In Love
3.He's Making Love To You
4.Sad Song
5.Even A Fool Would Let Go
6.All Over Again(At Every End There's A Begining)
7.Fall In Love Again(On Discovering A Missing Person)
8.I Want To Be With You Tonight
9.Let My Love Be
10.Slow Dancin'
Musicians
Barry Beckett:Keyboards,Moog
Jimmy Johnson:Guitar
Roger Hawkins:Drums
David Hood:Bass
Tom Roady:Percussion
Pete Carr:Lead Acoustic Guitar
Weldon Myrick:Pedal Steel Guitar
Sheri Kramer:Background Vocals
Lisa Silver:Background Vocals
Diane Tidwell:Background Vocals
Alan Moore:Background Vocals
Charlie Clark:Background Vocals
Michael Ways:Background Vocals
Muscle Shoals Horns
Harrison Calloway:Trumpet
Ronnie Eades:Baritone Sax
Harvey Thompson:Tenor Sax
Dennis Good:Trombone
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2009/11/20
70年代ニューヨークのマイナーソングライターの隠れた傑作 音楽

*Arthur Miller And All The Little Millers / Hanging Out And Settling Down
奥さんと息子、それに弟と言ったファミリーでアルバムジャケットに写るニューヨークのシンガー&ソングライター。
彼の71年に「コロンビア・レコード」より「John Hammond」をプロデューサーに迎えて制作された唯一のアルバム。
シンプルなサウンドをバックに、心ある歌を聞かせてくれる傑作。
全体的にはフォーキーな雰囲気ですが、そのサウンドの端々にちょこっと感じることの出来るオールド・タイミーな雰囲気やカントリーっぽい匂いが上手くミックスされて何とも言えない良いアジを出しています。
そして何よりも素晴らしいのは彼の書くその楽曲でしょう。どの歌も聞く人の心にすぅ〜っと入ってきて、そのまま居座ってしまう魅力を持っています。
本作は、A面が「Hanging Out」、B面が「Settling Down」
と表示されていますが、内容的には圧倒的に「Settling Down」でしょう。
傍らに腰掛けて、聞く人自身に語りかけるように歌ってくれるそのメロウで心に響く彼の歌は、本当に素晴らしいものがあります。
尚、1曲だけですが、ジャズドラマーとしては有名な「Paul Motian」が参加しています。
一説には、今人気のギタリスト「John Miller」のお兄さん、という話しもありますが、これは確認できていません。
Setlist
1.Tubby Terwilliger
2.Chocolate Pudding
3.A Dollar Ain't A Dollaer
4.Down The River
5.When My Mama Met My Papa
6.Human Being
7.Clear Eyes
8.Wrong Side Of The Bed
9.Chime Me Down
10.Another Night Of Love
11.Wonderhouse
12.Finish The Song
Musicians
Arthur Miller:Vocals,Guitar
John Miller:Bass,Background Vocals
Bob Pozar:Drums
Stan Schwartz:Piano
Barbara Miller:Background Vocals
Paul Motian:Drums
Tim Jerome:Kazoo
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2009/11/19
古き良きアメリカの・・・ 音楽

*Cathy Chamberlain's Rag'n Roll Revue
70年代初期頃にニューヨークで音楽活動をしていた「Cathy Chamberlain」はその活動の場をウッドストックに移し70年代半ば頃に2枚のアルバムをリリースします。
本作はその彼女の76年にリリースされた1作目。
なんとも言えないグッド・タイムな、そしてオールドタイミーな、1920年代〜1930年代〜1940年代等々と言った古き良きアメリカの雰囲気一杯のサウンドは聴いていて本当に心地よい気持ちにしてくれます。
ブルース、スィング・ジャズ、ラグタイム、フォーク等々の黒人音楽が入り乱れて古き良き時代のポップスを醸し出しています。
彼女のヴォーカルも結構骨太風味でノリノリからメロウ&スローまでズシッズシッと心に響く歌を聴かせてくれています。
尚、バッキングにはウッドストックの強者達がバックを固めています。
Setlist
1 Raggie Time Richie
2 Charlotte Town
3 See Her Run
4 Old Brown Shoes
5 Baltimore Oriole
6.Sassafrass
7 Good Lookin' Man
8 Saint James Infirmary
9 Don't Waste My Time
10 Rag 'n Roll
Musicians
Cathy Chamberlain:Vocals,Concertina,Sound-Effects
Richard Look:Piano,Organ,Back-Up Vocals
Fred Moore:Drums,Washboard,Vocals
Tony Parenti:Clarinet
Stu Brotman:Bass,Tuba,Trombone
Maria Muldaur:Harmony Vocal,Fiddle
Kal David:Guitar
Harvey Brooks:Bass
Louie Metcalf:Trumpet
Billy Faier:Banjo
Larry Packer:Viola,Violin
John Miller:Bass,Acoustic Bass
Skippy Le Comte:Trumpet
Ray Draper:Tuba,Bariton Sax
Peter Eckland:Trumpet,Mellophone
Joe Farraell:Clarinet
Eddie Bert:Trombone
Steve Chapin:Bass

*Cathy Chamberlain's Rag 'N Roll Revue
77年にリリースされた2作目。
1作目も2作目も同じようにタイトル無しのアルバムなのでややこしいですが。
基本的には前作と同じ路線。
安物のモノラルのラジオから流れる古き良きスイング・ジャズやラグタイム・ミュージック等々と言った感じでしょうか。
何となく心ウキウキしてきます。
こちらは以前に一度CD化されていますね。
Setlist
1. Debbie's Song(Love That Man)
2. Rag'n Roll
3. Old Rockin' Chair
4. See Her Run
5. Mack The Knife
6. Epigrams
7. Cement Dry
8. He May Be Your Man (But He Comes To See Me Sometimes)
9. Brother Can You Spare Dime
10. Backseat Baby
Musicians
Cathy Chamberlain:Vocal:Background Vocals
Fred Moore:Drums
Rich Look:Piano,Background Vocals
Kenny Davern:Soprano Sax
Howard Johnson:Tuba
Bob Stewart:Tuba
Warren Vanche, Jr.:Cornet
Milt Hinton:Acoustic Bass
David Bromberg:Acoustic Guitar
Elliot Randall:Acoustic & Electric Guitar
Kash Monet:Drums
Jack Gale:Trombone
George Masso:Trombone
Ed Polcer:Trumpet
Joe Muranyi:Clarinet
Linda November:Background Vocals
Vivian Cherry:Background Vocals
Gwen Guthrie:Background Vocals
Neil Jason:Bass
Arlene Martell:Background Vocals
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2009/11/18
70年代カナディアン・ソングライターの伝説の名作 音楽

*Luke Gibson / Another Perfect Day
60年代には、後に「Christopher Kearney」とAORなバンド「China」を結成することになるカナディアン・ソングライターの「Danny McBride」も在籍していたカナダのブルース・ロック・バンド「Luke & The Apostles」やカナダのフォークロック・バンド「Kensington Market」等に在籍し、それぞれアルバムやシングルなどをリリースしているキャリアを持つ「Luke Gibson」が、カナダのシンガー&ソングライター系の老舗レーベル「True North」から71年にりリースしたソロ・アルバム。
シンプルながらアーシーで土臭いサウンドをバックに、ややハスキーで枯れた味のあるヴォーカルで優しく包み込むように歌ってくれる、心暖まる1枚。
彼の書く歌は、その1曲1曲が素晴らしく、聞く人の心揺さぶることでしょう。バッキング・サポート陣は次の通りです。
そして彼はこの後の72年にも同じ「True North」から「Killaloe」と言うタイトルの2作目をリリースしていますが、私はそのアルバムを聴いたことはおろか見たこともありません。どなたかお持ちではないですか?
Setlist
1.Virginia
2.Hotel
3.Windy Mountain
4.Did You Ever
5.Flow
6.All Day Rain
7.Full Moon Rider
8.Lobo
9.Another Perfect Day
10.Angel
11.See You Again
Musicians
Jim Jones
Ricky Marcus
Eric Robertson
Barry Flast
Bruce Cockburn
Sarah
Buzz Chertkoff
Bernie Finkelstein
Gene Martynec
Hugh Symes
Lenny Solomon
Syrinx
Eric Nagler
Fred Brooker
Dennis Pendrith


Luke & The Apostles
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2009/11/17
カナディアン・アコースティック・デュオ 音楽

*Aarons & Ackley / You And I
私が彼らの名前を知ったのは、カナディアンスワンパー「Christopher Kearney」のデヴュー・アルバムにバッキングで参加していたことからでした。
その彼らの72年リリースの2作目が本作です。
1作目はアメリカ盤も出ていたので割と簡単に手に入れることは出来ましたが、この2作目はカナダ盤オンリーと言うことで容易には手に入れ難いものでした。
それだけに手に入れたときの喜びは、言葉では言い表せないような興奮だったことは憶えています。(遥か昔のことなので(^_^;))
で、この人達、当然カナダ人デュオと思っていたのですが、出身は2人ともアメリカでした。でも活躍の場はカナダに移っているようです。
サウンド的にはちょっと気の弱い「Stephen Stills」、もしくは「Seals And Crofts」の「Dash Crofts」と言った様なややハスキーなスモーキング・ヴォイスに、やはり当時は主流だったんでしょうか?アコースティックな雰囲気を持った「C.S.&N.」や「Seals And Crofts」的なメロディーにちょっとサイケ・フォークっぽい味を加味したサウンドです。
飛び抜けたシングル・ヒット的な曲は無いものの、全体的に凄く雰囲気のある、当時の70年代ウエストコースト風味溢れる内容となっています。
バック陣も当時の豪華なカナディアン・ミュージシャン達で固められています。
Setlist
1.N.F.S.
2.Girl I've Been Waiting
3.Don't
4.Almost Five O'Clock
5.Truly
6.Oh What A Good Time
7.Bonnie Blue
8.You And I
9.Could Have Had Anything
10.Five O'Clock
Musicians
Chuck Aarons:Guitar,Vocals
Jim Ackley:Keyboards,Vocals
Dennis Pendrith:Bass
Terry Clarke:Drums
Dick Smith:Percussion
Bruce Pennycook:Woodwinds
Wilf Sharp:Trumpet
Mary Barrow:French Horn
Billy Richards:Concert Master
Wally Fredrix:Wind Chimes,Background Vocals
Christopher Kearney:Background Vocals
James Rolleston:Background Vocals

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2009/11/16
James Wesley Voight 音楽

*Chip Taylor With Ghost Train / Somebody Shootout The Jukebox
「Chip Taylor = James Wesley Voight」
兄「John Voight」は名作「真夜中のカウボーイ」で、「Dustin Hoffman」と共演して一躍その名を知られるようになった名優。
そして、姪には、今やハリウッドの超人気女優「Angelina Jolie」がいます。
そして何よりも本人自身は60代から「Angel Of The Morning」、「I Can't Let Go」、「Try (Just A Little Bit Harder) 」等々と言った数多くのヒット曲を持つアメリカン・ポップス界のヒットメーカーとして確固たる地位を築いてきたソングライター。
まぁ、何を言っても彼は映画「メジャーリーグ」で、知られる「Troggs」が歌う「Wild Thing」の作者でもある人なんですから、それを考えてもいかに凄い人かは分かります。
彼自身はそう言ったソングライターの仕事を続けながらも70年からソロ・アルバムを出し続けて来ています。途中中休み?みたいなものもありましたが、90年代以降は再び精力的にアルバム制作を再開したようです。
ソロアルバムをリリースする以前の60年代にも決してソングライター稼業一本ではなく、「Gorgoni,Martin & Taylor」やこの時のメンバーでもあった「Al Gorgoni」と結成したアメリカン・ポップス・デュオ「Just Us」などを結成して、ホントに気持ちの良いソフトなポップス・アルバムをリリースしています。
で、今回紹介するアルバムですが、76年にリリースされた5作目です。
「Chip Taylor」と言えば1作目の「Gasoline」や2作目の「Last Chance」を圧倒的に支持する人達が多いですが、私にはこれなんです。
勿論彼との出会いは本作ではなく、「Last Chance」でした。その次ぎに聞いたのは「Gasoline」。でも新作リリース時に聞いたこれにやられてしまいました。(笑)
まぁ、基本的にはどれもみんな同じ感じなんですけどね、彼のアルバムは(笑)
その厚みと暖かみのあるヴォーカルで、聞いている私のすぐ横で諭すように、語りかけるように歌う彼の歌は本当に心癒す魅力を持っています。
バックバンドはほぼ固定メンバーの彼のバンドでゆったりとしたアーシーで味のあるレイドバックなカントリー・ロック・サウンドを聴かせてくれています。
「Troggs」の「Wild Thing」や「Janis」の「Try」などの作者だからさぞハードな人だろうなと思う人もいるかも知れませんが、全くの逆です(笑)
だから私なんぞは逆にあとでそう言った曲の作者と知ったときは一瞬信じられませんでしたから(笑
ですから96年頃にリリースされたセルフカバー集「Hitman」で、こういった曲も歌っていますが「Troggs」や「Janis」の面影もないほどにアレンジが変わっていて、全くの彼の世界になっています。(^_^)v
Setlist
1.Peter Walker's Circus
2.Three Younger Bandits
3.Hello Atlanta
4.Farmer's Daughter
5.Nothin' Like You Girl
6.Somebody Shootout The Jukebox
7.The Gambler
8.Still Mu Son
9.I'd Like To Be That Man
10.Dad's Club Sizzlers
Musicians
Chip Taylor:Vocals,Rhythm Guitar
George Kiriakis:Lead Acoustic Guitar,Tack Guitar,Dobro,Background Vocals
"Crazy Joe" Renda:Keyboards,Arp
David Kapell:Bass,Background Vocals
John Platania:Electric Guitar
Beau Segal:Drums,Percussion
David Mansfield:Pedal Steel,Fiddle,Dobro
Thumbs Taylor:Piano
Joe Stelluti:Horn,Flute
Vic Serman:Horn
Dopalero:Ron Carran
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2009/11/15
カナダの長老 音楽

*Valdy / Family Gathering
その人間味溢れる優しさと、懐の深さを感じさせる歌が非常に魅力的なカナディアン・ソングライター。
74年にリリースされた彼の最高傑作!
A面はライヴ、B面はスタジオ録音に別れていますが、どちらも本当にシンプルなサウンドで、彼のその素晴らしい歌を引き立てるための最低限必要なサウンドに絞り込んだ、ツボを押さえたバッキングです。
そして彼は、ややスモーキング・ヴォイスながら、その人間味溢れる優しさを感じさせるヴォーカルと、人や自然を愛し、感謝する気持ちが込められた、胸にジ〜ンと響くとても感動的な歌を聞かせてくれます。
特にA面ラストの「Max Bennett」との共作曲「Simple Life」は、今聞いてもやっぱり素敵な歌です。
彼は勿論シンガー&ソングライターですから、アルバムの収録曲ほとんどは彼の曲ですが、「David Bradstreet」や、「Diamond Joe White」、
「Douglas McArthur」と言ったカナダの渋いどころの人達の曲も歌っています。
あと、「Donnie Fritts & Tony Joe White」の「Take Time To Love」や、トラディッショナルなフォークソング「Johnny」等も歌っています。「Johnny」はかつて「Peter,Paul & Mary」が歌っていた「悲惨な戦争」ですが、彼が歌うとまた一段と胸に来る物があります。
Setlist
1.Intro
2.City Musician
3.Rock 'N' Roll Song
4.Hello Mr. Record Man
5.Blue Canadian Rockies
6.Les Paul
7.One In The Spirit
8.Let Go Of Me〜Simple Life
9.Renaissance
10.Ode To Wilf Carter
11.Proud To Make A Living
12.Johnny
13.Hero
14. Time To Love
15.Here We Come And Here We Go
Musicians
Diamond Joe White:Acoustic Guitar
Gary Bird:Dobro,Pedal Steel,Acoustic & Electric Guitar,Voice
Kim Kramer:Bass,Voice
John Dunn:Drums,Voice
David Liske:Banjo,Mandolin,Voice
David Bradstreet:Electric Guitar,Electric Piano,Voice
David Essig:Mandolin
Bill Usher:Drums Percussion
Michael Gardiner:String Bass
Ben Mink:Violin
Lindsey Jane & Renni:Voices

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2009/11/14
Everything That Touches You 音楽

*Michael Kamen / New York Rock
今やグラミー賞アーティストとなってしまった、数々のハリウッド映画のテーマ・ミュージック、サウンド・トラック・ミュージックでは超売れっ子なソングライター。
ロサンゼルス・オリンピックの閉会式では缶コーヒーのCMでお馴染みの”布袋”君との共演で世界的にも有名になってしまったソングライター&コンポーザー。
その彼が有名になる、ず〜っと以前の73年にリリースしていた幻のソロデヴュー・アルバム。
本作では、この頃はまだまだ無名でしたが、今ではもう超一流となるニューヨークのスタジオミュージシャン達の素晴らしいサポートを受けて彼のアーシー&メロウな魅力を持ったヴォーカルが充分に楽しめる貴重なシンガー&ソングライター・アルバム。
A面1曲目の「Everything That Touches You」は「Bonnie Raitt」が、彼女の傑作「Street Lights」でも取り上げていた名曲!と言ったところからもわかるようにその他の曲も中々に捨てがたい粒ぞろいの曲が収録されています。
尚、残念な事に彼は2003年に55歳という若さでこの世を去っています。
Setlist
1. Everything That Touches You (Michael Kamen)
2. Hot As The Sun (Michael Kamen And Shawn Phillips)
3. Carry Me Up (Michael Kamen)
4. All My Trials (Traditional arranged by Michael Kamen)
5. I Love You Too (Michael Kamen)
6. Anthem for A Court Jester (Michael Kamen)
7. Indian Summer (Michael Kamen, Marty Fulterman and Shawn Phillips)
8. Christophene (Michael Kamen)
9. Winter Child (Michael Kamen and J. S. Bach)
10. 1984 (Michael Kamen)
11. Credit Card (Michael Kamen)
12. I Love You (Michael Kamen)
Producers: Adrian Barber And Michael Kamen
Musicians
Michael Kamen:Vocals,Keyboards,Oboe,English Horn,Guitar,Bass on Hot As The Sun and 1984 & Arp Synthesizer.
Dorian Rudnytsky:Bass & Cello
Hank De Vito:Pedal Steel,Guitar,Dobro & Bass On All My Trials
Dennis Whitted:Drums,Conga & Toys
Larry Packer:Lead Guitar & Violin
Dave Sanborn:Alto Sax “?”
Additional Musicians
Dave Woodford:Tenor Sax.
Paul Fried:Flute On Anthem For A Court Jester & Christophene.
Paul Kamen:Guitar On Christophene.
Daniel Elfassy “Jones”:Drums On All My Trials.
Connie Devanney:Background Vocals
Sandra Lee:Background Vocals
Sharon Brown:Background Vocals

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