かねて告知してきましたように、今年は日本人のブラジル移住100周年に当たり、日伯両国の政府レベルで「日本ブラジル交流年」として位置づけられ、さまざまイベントが双方で開催されていますが、この映画祭でもブラジルの短編特集を行なうことから外務省の「日本ブラジル交流年」認定事業(258番)となっています。今回は、ブラジル大使館のご協力も得て、現地のリオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭の優秀作品を10本上映致します。この程、その10本が決まりましたので、このブログ上でご紹介したいと思います。AプログラムとBプログラムの2パターンがあり、それぞれ上映順になっています。また、会場ごとにプログラムが異なります。
5月24日(土)11:00〜、16:00〜 鶴岡八幡宮 (Aプログラム)
5月25日(日)13:30〜、18:00〜 横浜美術館 (Bプログラム)
6月1日(日)13:30〜 東京都美術館 (Aプログラム)
●Aプログラム
1.「プレゼントが街にやってくる」グスタボ・メロ監督、ドラマ(2006年)

ファベーラの街を通り抜けていく不用品回収のトラック。その車が来るのを待ち望んでいた子どもたちが持ち寄る古いビンやたらい、空のワインビンに冷蔵庫のモーターファンなどとアイスキャンディやひよこ、そして凧と交換してもらう日常のひとこま。
2.「ひとりぼっちの夏」ルイス・グスタボ・クルス監督、ドラマ(2007年)

葬儀社で40年以上働いているミゲルは、豪華な棺を買うために毎月切り詰めて貯金をしていた。しかし、妻がアームチェアーを買わせようとすることから、ミゲルの人生は複雑になっていく。
3.「青い夜」エズミール・フィーリョ監督、ドラマ(2006年)

サンパウロの夜、10代のカイオとマリは、楽しい時間を過しているが、そこから学ぶことも少なくなかった。
「カンヌ映画祭」(2006年)批評家週間GrandCru短編脚本賞
4.「鳥」ケラニー・ヴィンセン監督、ドラマ(2006年)

ブラジル移民の日本人をルーツに持つ8歳の女の子が、飼っていた鳥が産んだ卵を届けるために行方不明の兄弟を探す。
5.「マリアの一生」マルシオ・ラモス監督、アニメ(2006年)

5歳の女の子マリア・ジョゼは、暮らしている農場で働くために勉強をあきらめなくてはいけない。働くうちに成長し、結婚し、子どもを産み、年をとっていく。そして、マリアの娘も母の過去をなぞるように年を重ねていく・・・。
「Cine-PE」最優秀35mmm短編映画賞、最優秀サウンドトラック賞、
最優秀脚本賞、批評家選出短編映画、
「クリーブランド国際映画祭」短編部門佳作
●Bプログラム
1.「マレー・カポエイラ」パーダ・バヘット・レブラン監督、ドラマ(2006年)

マレーというニックネームの10歳の男の子ジョーオは、父のようにカポエイラの達人を目指しいている。ドキュメンタリーとフィクションを合せた愛と戦いの物語。
2.「どうしたんだい、ダグラス」ダニーロ・ソルフェリーニ監督、ドラマ(2007年)

ダウン症の弟と見守る兄が、母親の死に直面した時にその恐怖とお互いに理解できないことから兄弟喧嘩を始めるが責任も生まれた。
3.「オマセなジョイス」カロリーニ・レオーニ監督、ドラマ(2006年)

ジョイスという女の子の日常を通じての成長物語。
4.「瞳の中の輝き」アラン・レベイロ監督、ドラマ(2006年)

建築現場で毎日淡々と働く作業員の男の夢は、皆の前で日頃練習に余念がないカラオケの成果をみせることだった。
5.「YANSAN」カルロス・エドアルド・ノゲイラ監督、アニメ(2006年)

風と雨の女神イアンサンと鉄の神オグンと雷神シャンゴとの恋と冒険。アフリカ神話が未来の日本を舞台に展開していく。
「クレルモンフェラン国際短編映画祭」(フランス)入選
「第2回アチバイア国際映画祭」(ブラジル)最優秀作品
「第4回ペテルブルクマルチアニメーションアート国際映画祭」
(ロシア)グランプリ
「サンチアゴ・デ・コンポステラ短編映画祭」(スペイン)入選