2009/11/5

書き出しが命  

 「親分、た、大変だッ」とガラッ八の八五郎が裏木戸から飛び込んで来た。

 いわずと知れた野村胡堂氏の『銭形平次捕物控』の冒頭である。「オール読物」創刊時に捕物帳執筆を頼まれ、原稿の締め切りに追われた氏は、心の中で「こりゃ困った、大変だ!」との思いが、この書き出しの「大変だッ」につながり、一瀉千里に40枚書き進んだそうだ。

 これは平成2年、東京で開かれた社内誌講座に参加した折、池田喜作講師(当時PR研究会代表)から聞かされた話である。
 大宅壮一氏は『文章は最初の三行にあり』というが、ブログのネタ切れや書き出しに困った時、決まってこの話を思い出す。
 
 今日はブログにあげる格好のネタが浮ばず、困り果てたままでとんと筆が進まない。野村氏と違って凡人の悲しいところ。こんなヒマネタで御茶を濁し、失礼します。
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2009/11/5  20:14

投稿者:omotann

>エンピロさん
ブログは文学作品発表の場ではありませんので、肩の力を抜いておおらかに参りましょう。裃を着て拝読するようなブログでは肩が凝って仕方ありません。
お陰でエンピロさんのブログ、毎日楽しく拝見させて頂いております。

http://www3.oninet.ne.jp/omori/index.html

2009/11/5  20:11

投稿者:omotann

>mariさん
ほんのお目汚しで失礼しました。

文才とか絵心には天賦のものを感じます。「最初の三行で…」など至難のわざです。

読書家mariさんのこと、そんな素晴らしい本との邂逅がありましたか!
作者の真意が以心伝心ということでしょうか。

例えは違うかも知れませんが、電話口の向こうで頭を下げながら誠心誠意“謝意”を表している姿を思い浮かべました。

http://www3.oninet.ne.jp/omori/index.html

2009/11/5  19:56

投稿者:エンピロ

小説や文学作品の書き出しを見ていると、私のような思うままに書いているだけの文章とは違いがよくわかります(汗・笑) もう少し吟味して記事をアップする余裕があればいいのですが、ただ更新のために、夜中や朝方に慌ただしく書いているのが実態です(汗)

最初の三行で決まる読者を引き込むような文は書けませんが、「三行コント」は得意です(笑)

http://green.ap.teacup.com/enpiro/

2009/11/5  19:05

投稿者:mari

本日の記事、楽しく拝読させて頂きました(^^)

「最初の三行」ですか・・・。
確かに冒頭の文章が良ければグイグイと引き込まれますよね。
私もそんな文章力を持ちたいものです。

以前、最初の一行を読んだだけでその後の展開を想像してしまい、
泣きながら読んだ本がありました。
あとから知ったことですが、作者も泣きながらその冒頭部分を書いたそうなのです。
ちなみに、その文章は過去形でした。

研ぎ澄まされた感性で選ばれたひとつの言葉から、次々と生まれ出てくる文章たち。
その最初の言葉を見つけ出す、選び出すのが大変なんですよねぇ・・・。

http://blog.goo.ne.jp/pole-to-pole/

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