2017/11/2

【大分出張初日】大分県立美術館/別府地獄めぐり  調査・旅行・出張

朝一番の飛行機で、羽田空港から大分空港へ。
大分県は初めてなので、空港から大分市内へバス移動して、府内城の前にある佐藤忠良作のフランシスコ・ザビエル像を観ました。

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周辺には、北村西望作の伊東マンショ像や、彼の弟子の富永直樹作の西洋音楽発祥記念碑、舟越保武作の西洋劇発祥記念碑、円鍔勝三作の育児院と牛乳の記念碑なども立っていました。
だいたい西洋的なものはイエズス会の宣教師が持ち込んできたので、ザビエルを庇護した大友宗麟の居城のあった大分が発祥の地になるということなのでしょう。

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朝倉文夫作の滝廉太郎像も、滝廉太郎の終焉の地に立っていました。朝倉文夫は竹田高等小学校で滝廉太郎の後輩にあたるようです。

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その後は坂茂設計の大分県立美術館(OPAM)へ。残念ながら特別展は展示替え期間中でしたが、コレクション展「自然への憧憬」(高山辰雄、福田平八郎ら大分ゆかりの画家を紹介)と特集展示「咸宜園ゆかりの人々」(咸宜園は儒学者・廣瀬淡窓が日田に開いた私塾)、「九州地区多摩美術大学校友会展」などを観ました。

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中でも、1階の展示室で開催されていた「Action!」展(企画BEPPU PROJECT)は、小さな企画でしたが、面白かったです。
いわゆる「障がい者アート」の作品展ではなく、その普及や課題の解決に取り組む人や団体の言葉を中心にした展示で、副題は「1人ひとりのもつ可能性を活かす仕組みを考えるアート展」。
クシノテラスの櫛野展正さんや、美術評論家の福住廉さん、クリエイティブサポートレッツ(浜松市)、みずのき美術館(亀岡市)、こえとことばとこころの部屋(大阪市釜ヶ崎)の関係者のインタビューが、雑誌のようなレイアウトで会場に展示されていました。

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午後は日豊本線で別府へ。わずか3駅、大分と別府がこんなに近いとは知りませんでした。
別府市内を歩く前に、とりあえず急ぎ足で、観光地として名高い「地獄めぐり」へ。さすがに国外からの観光客がたくさんいました。

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鉄輪(かんなわ)は、1000年以上も前から噴気、熱泥、熱湯が吹き出し、「豊後風土記」にも記されているという忌み嫌われた土地。そこで1910年から観光地として整備されはじめた「地獄見物」を、“別府観光の祖”として知られる油屋熊八が、1928年に日本初の女性バスガイドつき観光バスを発案して大当たりさせたそうです。

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まずは「地獄めぐり」のコースにしたがって、国指定名勝の「海地獄」へ。コバルトブルーの水面が美しいです。

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さらに灰色の熱泥が沸騰する「鬼石坊主地獄」。

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「6丁目」までの小さな地獄が点在する、ちょっとポップな「かまど地獄」。

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温泉熱を利用してワニを飼育している「鬼山地獄」。

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和風庭園のような国指定名勝の「白池地獄」は、一遍上人が開いたそうです。

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鉄輪地区から亀山地区にバスで移動して、赤い熱泥の「血の池地獄」(国指定名勝)。

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最後は間欠泉の吹き出す「竜巻地獄」(国指定名勝)。

夕方ようやく到着した別府市内は、なんとも魅力のある歴史性と猥雑さの漂う街並みで、ついふらふらと路地裏に入って行きたくなります。
本格的な散策は明日にすることにして、まずは末広温泉2階の公民館に駆けつけて、写真を展示している本郷毅史さんのギャラリートーク、続いて画家の大平由香理さんと本郷さんの対談「旅と別府とアーティスト」を聞きました。

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本郷さんは長野県大町市在住の写真家で、福島の阿武隈川の源流を撮影しています。大平さんは「東北画」の画家として活躍していますが、末広温泉に壁画を描いているというので、滞在中に末広温泉にも入ってみようと思います。
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