2017/10/28

丸木美術館 開館50周年の集い@埼玉会館  イベント

午後4時から埼玉会館小ホールにて、「丸木美術館 開館50周年の集い」を行いました。
ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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おかげさまで、台風の迫るあいにくの天候にもかかわらず、500席の会場は有料入場者458人、ボランティアスタッフや出演関係者、メディアのカメラ席を含めるとほぼ満席という大盛況でした。心より御礼を申し上げます。

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開演とともに、丸木夫妻の姿がスクリーンに映し出され、司会の岡崎弥保さんが丸木夫妻の言葉を朗読。
その後、幕間にも3回「原爆の図」の映像を投影し、岡崎さんが「絵解き」の一部を朗読しました。
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」のプロムナードのイメージで、とお願いしたのですが、これはなかなかうまくはまりました。

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挨拶は小寺隆幸理事長。50周年の御礼を述べるとともに、谷本清平和賞受賞を報告しました。

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スペシャルトークは、おしどりのマコさんケンさん。福島の取材から駆けつけ、参加してくださいました。
吉本興業所属の漫才師らしく、軽妙なトークで会場を笑わせながらも、福島原発事故後の東京電力の記者会見に最多参加を続けるジャーナリストでもあるお二人は、知ること、知らせることへの強い意志を感じさせます。

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平和を歌う!コンサートはこんにゃく座歌役者の岡原真弓さんとピアニストの湯田亜希さん。
林光さん作曲の「新しい歌」や萩京子さん作曲の「きょうだいをころしに」などを力強く歌ってくださいました。

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客席から舞台に上がり、コンサートに参加して下さったこんにゃく座歌役者の太田まりさん。高畑勲さんの大ファンだそうです。

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プログラムの最後は、映画監督の高畑勲さんと、詩人のアーサー・ビナードさんの対談。進行役は岡村がつとめました。
アーサーさんは「原爆の図」の紙芝居に取り組み、これまでにも「原爆の図」についての重要な発言を何度もされていますが、高畑さんが公式の場で「原爆の図」を語るのは今回が初めてでしょう。ジャック・カロからゴヤ、ピカソ、藤田嗣治などの戦争画の系譜をふまえつつ、「原爆の図」について熱く語られていました。

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「原爆の図」のメッセージを正面から受け止めるアーサーさんと、絵画としての「野心」に懐疑的な高畑さん。おふたりのスタンスははっきりと違います。表現者として互いを尊重しあいながらも、意見をたたかわせる刺激的な対談となりました。

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何度も「破綻」しながら「原爆の図」の紙芝居に挑み続けるアーサーさんに、「私ならやらない」と間髪入れずに断言した高畑さん。しかし、破綻の先にこそ、新しいものが生まれてくるのかもしれません。

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閉会時間の超過が心配でしたが、最後は司会の岡崎さんがしっかりと締めて下さいました。
夜9時直前、最後の対談が少し長引いたものの、まあ許容範囲でしょう。

舞台裏はとにかく最初から最後まで必死でしたが、素晴らしい出演者の皆さんに助けられて、無事にイベントを終えることができました。
これからも、さまざまな試みを続けながら、丸木美術館の可能性を拓いていきたいと思いますので、引き続きご支援ください。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
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