2017/8/26

『朝日新聞』にミリキタニ展紹介  掲載雑誌・新聞

NYの路上、原爆伝えた日系人画家 没後5年広がる共感
 ―2017年8月26日付『朝日新聞』夕刊

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ヒロコ・マイスケ氏撮影

http://digital.asahi.com/articles/ASK8G3PJ7K8GUHBI00D.html?rm=600

現在開催中の「ジミー・ツトム・ミリキタニ展」が朝日新聞夕刊で紹介されました。
取材をして下さったのは、清宮涼記者。ジミーの親戚にあたる詩人ジャニス・ミリキタニのコメントをしっかりととっているのはさすがですね。

以下、記事からの一部抜粋です。

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 ミリキタニ氏は01年にはニューヨークで同時多発テロを目の当たりにし、イスラム教徒に対する排外主義が広がったことに日系人の強制収容の歴史を重ねていた。トランプ米大統領は今年、イスラム教徒の多い国々からの入国を禁じる大統領令を出した。ミリキタニ氏のいとこの娘で、幼少期に日系人強制収容所を経験したサンフランシスコ在住の詩人、ジャニス・ミリキタニさんは「ジミーはどんな境遇でも、美や不正を芸術で力強く表現していた。トランプ大統領は異なるルーツや宗教を持つ人々の生活を顧みず、家族や愛する人を引き裂いている。今まで以上に、日系人の強制収容の歴史を思い出すことが重要だ」と話す。

 路上で手に入る裏紙にボールペンやクレヨンで独特のタッチの絵を描いていたミリキタニ氏が、実際に日本画の教育を受けていたことも近年わかってきた。広島市の親戚宅から、50年代ごろに描いていた墨絵などの日本画が見つかったためだ。

 ニューヨークでミリキタニ氏を写真に収めていた東京都在住の写真家佐藤哲郎さんは「日本画を学んだ上で自分のオリジナルを確立する境地にいたことがやっとわかった」と話す。ミリキタニ氏はいつも強制収容所や原爆について話していたという。「生まれた米国に裏切られ、悔しかったのだと思う」

 埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館では9月2日まで、ミリキタニ氏の作品を約50点展示している。関東圏の美術館での展示は初めてだという。学芸員の岡村幸宣さんは「ミリキタニ氏は、たった一人で世の中を変えるために立ち向かっていた。少数者が疎外されがちな今、学ぶことは多い」と話している。


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展覧会は9月2日(土)まで。どうぞお見逃しなく。
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