2017/5/13

豊田直巳映画『奪われた村』上映会  イベント

午後から、豊田直巳さんの映画『奪われた村 避難5年目の飯館村民』の上映会と、監督トークが行われました。

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あいにくの強い雨でしたが、参加者は33人。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

福島第一原発事故後、5年の歳月が経過した中で、飯館村の村民たちがどのような生活を過ごしてきたのか。豊田さんの映像は、ひたすら当事者たちの言葉を伝え、村という生活の拠点、故郷を奪われた苦しみが、観る者に重く響きます。

印象に残ったのは、トークの後、会場からの被ばくの人的被害についての質問に対し、「わかりません」ときっぱり答える豊田さんの姿でした。
被害を科学的に実証できるわけではない。公表されていないデータも多い。とはいえ、もちろん、被害がないと言いきれるはずがない。自分の発言の責任の重さを思うと、軽々しく「被ばくの影響」を語ることはできない。

慎重に、わからないことは率直に「わからない」と伝えながら、こういうことが起きている、こういう思いを抱えている人がいる、と現実を追いかけ、伝え続けていく姿勢は、とても信頼できるように思えました。

原発事故後、いち早く福島に駆けつけて以来、丹念に取材を重ね続けている豊田さんの今後の報告に、大いに注目していきたいところです。
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