2017/8/15

市民のための自由なラジオLight Up!放送  TV・ラジオ放送

今こそ見つめてみませんか? 「原爆の図」が時を越えて語りかけてくるいのちの物語
PERSONALITY おしどりマコ・ケン
GUEST 岡村 幸宣(原爆の図丸木美術館・学芸員)
 ―市民のための自由なラジオLight Up! #072 2017年8月15日
 http://jiyunaradio.jp/personality/archive/072/

クリックすると元のサイズで表示します

7月末に収録したラジオ放送がWEB公開されました。
おしどりマコさん、ケンさんと《原爆の図》について話しています。
お二人とも明るく楽しく話して下さるので、会話も弾みました。
収録後のもんじゃ焼きも美味しかったです。
1

2017/8/12

人工知能美学芸術研究会「人工知能と軍事」  イベント

人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)第8回研究会「人工知能と軍事」を開催。
AI美芸研を主宰する中ザワヒデキさんの「8月15日付近に丸木美術館で人工知能と軍事について考えたい」という持ち込み企画で、午後2時から6時半までホールで一般公開の研究会を行い、その後午後9時まで美術館に隣接する古民家・野木庵で懇親会を行いました。

懇親会では、先方の希望もあって、丸木美術館のイベントなどでお店を出して下さるチャンドラ・バザールさんに、地場産の野菜などを使った料理を用意して頂きました。

クリックすると元のサイズで表示します

丸木美術館で企画するイベントは、どうしても傾向が似てしまうので、たまに異なる趣旨のイベントをするのは悪くない、と個人的には思いまあす。
まったく違う発想からこの場所や作品の意味を再考することができるからです。
ただし、やっぱり疲れるし、摩擦も起きるから、「たまに」の範囲にとどめたいところ。

3時間を超える研究会の内容は、AI美芸研が動画で記録していたから、興味のある方は見ることができます。

1/3 http://www.ustream.tv/recorded/106806833
2/3 http://www.ustream.tv/recorded/106809176
3/3 http://www.ustream.tv/recorded/106811472

ふだんの丸木美術館における、ある種の蓄積や「共通認識」がない研究会は、聞いていてハラハラすることもありました。

クリックすると元のサイズで表示します

「せっかく丸木夫妻の絵に囲まれて話をしているのだから、絵の話を聞いてみたい」と発言したのは、脳科学者の茂木健一郎さんでした。
椅子に座って他人の話を聞くのではなく、自由に立ち歩き、せわしなく体を動かし、何度も丸木夫妻の絵を見上げる茂木さんの姿は、ちょっとユーモラスでした。

後で聞いたのですが、20年ほど前の理化学研究所時代に、何度か丸木美術館を訪れているのだそうです。丸木スマの絵が好きらしいということは以前から知っていましたが、丸木夫妻の絵にも関心があるとは、初めて知りました。

全体の討論が終わり、最後の挨拶の中で、茂木さんのリクエストに応えるように、丸木夫妻の絵について少し話しました。

   *   *   *

この会場にある絵には、(今回の研究会の発言を借りれば)「不要」と見なされた人たち、つまり殺してもいいと誰かに思われた人たちの姿ばかりが描かれている。
丸木夫妻は命をかけて、その人たちの側に身を置き、表現活動を行なった。
今日の討論と会場の雰囲気にズレがあったとしたら、それは丸木夫妻の絵の力だと思う。

人間が人間を殺すのとAIが人間を殺すのはどちらが良いかと問われると、それはわからない。
けれども兵器の進化は、人間が人間を殺すことの痛みをいかに遠ざけ、効率良く大量の殺戮を行えるかという発想のもとに続いてきた。
刀より爆弾、核兵器……その延長線上にAIの軍事利用があるならば、答えはすでに絵の中にある。

死を想え。
殺されていく側の死を想え。

20年前に初めてこの美術館に来たときには、心のどこかで、時代に取り残された絵だと感じていた。けれども今は、丸木夫妻の絵を古いとは思わない。
むしろ、私たちは二人の想像力の射程の中に生きている。今日の議論を聞いて、あらためてそう思った。これから先も、古びることはない。
歴史に残る芸術とは、そういうものだと思う。

   *   *   *

こんな感じで、穏やかに話したつもりですが、文字に起こすと、やっぱり少し心がざわついていたのかもしれません。

せっかく初めて丸木美術館に来る、そして初めて《原爆の図》を観る人たちが多かったから、AIと芸術の文脈だけでなく、丸木夫妻がこの土地に根を下ろして何を表現しようとしてきたか、そしてこの美術館が50年かけて何を積み重ねてきたのかに関心を向けてほしいと思いました。
その思いがどれだけの人に通じたのかはよくわかりませんが、研究会の後で声をかけてくれる人たちはいました。

クリックすると元のサイズで表示します

茂木さんとは、《原爆の図》の前でしばらく話し込みました。
あまり茂木さんのことは知らなかったので、丸木美術館に強い親近感を示してくることが、少し意外で、驚きました。

企画して下さった中ザワさん、草刈ミカさんには、心から感謝。
この日の経験は、時間をかけて自分の中でも消化していきたいです。
貴重な機会を、どうもありがとうございました。
0

2017/8/11

『琉球新報』に「平和どう伝えるか」寄稿  執筆原稿

痛みを「自分ごと」に 「原爆の図」と人つなぐ
 ―2017年8月11日付『琉球新報』 平和どう伝えるか 広島・長崎から(連載第6回)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-553836.html

クリックすると元のサイズで表示します

『琉球新報』の連載企画「平和どう伝えるか 広島・長崎から」の第6回を担当しました。
第4回の青来有一さんなど、錚々たる執筆者の方による読み応えのある連載です。全7回。
1

2017/8/8

Chim↑Pom展/広島原爆魂の撮影メモ/安藤栄作展  他館企画など

今日は高円寺のキタコレビルで開催中のChim↑Pom「道は拓ける」展へ。

クリックすると元のサイズで表示します

昨年、新宿の歌舞伎町商店街振興組合ビルで開催された「また明日も観てくれるかな?」展の後半戦。テーマは「スクラップ&ビルド」ということで、Chim↑Pomの象徴であるスーパーラットよろしく、都市の片隅のほとんど廃墟に近いビルを拠点に作り変えてしまう彼らのDIY精神の賜物のような展覧会でした。
ただし、階段などはかなり狭くて急傾斜(というより垂直)なので、動きやすい服装で訪れることをお勧めします。

クリックすると元のサイズで表示します

パルコの看板や国立競技場の椅子など、都市の廃材を利用して「バラック」を作るという発想、そして歌舞伎町のビルごと解体された自作品の再展示というコンセプトは、個人的には広島の原爆による破壊と再生を想起させました。

クリックすると元のサイズで表示します

2013年のChim↑Pomの旧日本銀行広島支店「広島!!!!!」展も、丹下健三の平和の軸線の継承ではなく、むしろ相生通りのバラック街の歴史につながっていけば、より彼ららしいものになっていたのかも知れない、と思ったりもしました。

   *   *   *

続いて、お茶の水のアートギャラリー884「広島原爆 魂の撮影メモ」展へ。
原爆被災記録映画『広島・長崎における原子爆弾の影響』の広島での生物班の撮影に携わったカメラマン鈴木喜代治が記録した撮影メモを中心とする資料展示と、孫の能瀬広氏が広島での撮影地をめぐって撮影した28分の記録映画『魂の撮影メモ』の上映。

資料によれば、鈴木喜代治は当時勤務していた日本映画社の一員として学術調査班に同行し、1945年9月に広島へ入りました。途中、枕崎台風の影響で糸崎に足止めされ、予定より遅れて到着したというから、丸木夫妻とほぼすれ違いでの広島入りだったことになります。

10月に撮影班は長崎へ移動したが、彼は体調不良で広島の日赤病院に入院し、長崎での撮影は担当できませんでした。
会場には、1945年10月24日の日付が入った色鉛筆のスケッチが展示されていました。

クリックすると元のサイズで表示します
(写真は許可を得て撮影。ガラス越しなので少し反射しています)

年表には、若い頃に黒田清輝の画塾・赤坂葵橋洋画研究所で洋画を学んだと記されていました。その他にも彼が描いた水彩画の写真が資料としてファイリングされていましたが、黒田派というより三宅克己や吉田博のような丹念に描いた水彩の風景画であることに、興味を惹かれました。

   *   *   *

最後は明日8月9日から開かれる日本橋タカシマヤ画廊の平櫛田中賞受賞記念 安藤榮作展を覗き見。まだ展示作業中だったので、部分画像のみ紹介します。

クリックすると元のサイズで表示します

嬉しい、嬉しいばかり言っていますが、やはり安藤さんのような彫刻家が大きな賞を受賞されるのは嬉しいです。

クリックすると元のサイズで表示します

震災の後、2011年5月のギャルリー志門での再起の個展も、奈良の明日香村へ訪ねて行ったことも、丸木美術館での展覧会が実現したことも、ついこの間のように思い出されます。

クリックすると元のサイズで表示します

展覧会は8月15日まで。
0

2017/8/7

『朝日新聞』に「金子兜太が詠む原爆の図」掲載  掲載雑誌・新聞

金子兜太が詠む原爆の図 想起した「爆心地のマラソン」
 ―2017年8月7日付『朝日新聞』朝刊文化欄
http://www.asahi.com/articles/ASK844JLYK84UCLV007.html

クリックすると元のサイズで表示します

先日来館された俳人の金子兜太さんの企画記事を、小川雪記者が書いて下さいました。
以下、記事の前半部分のみ抜粋します。

=====

「これは、群衆ですな。妙なリアリティーがある」。展示室に足を踏み入れた瞬間、金子さんがつぶやいた。炎に包まれ、水を求めて逃げ惑う人々。折り重なる死体の山。作品はどれも、大勢の人間で画面が埋め尽くされている。同館学芸員の岡村幸宣さん(43)が「丸木夫妻が最も伝えたかったのは生身の人間の痛み。どの絵にもキノコ雲を描かず、あくまで人間を描いた」と説明する。

 金子さんは、原爆の図を印刷物では見たが、実物は初めて。焼けただれた体でさまよう人々を描いた第1部「幽霊」をじっと見つめるうち、自句を口ずさんだ。

 《彎曲し火傷し爆心地のマラソン》

 1961年に、転勤先の長崎で詠んだ代表句の一つ。爆心地に至る峠道を走ってくるランナーを見て「人間の体がぐにゃりと曲がり、焼けて、崩れる映像が浮かんで」生まれた句だ。「この句と原爆の図に重なる部分がある」。金子さんは俳句を「優れた映像的イメージを頭の中で作り出し、それを書きとめたもの」と捉える。両者とも、表現者の内的衝動の結実であり、湧きあがる映像を感じるという。


=====

記事の反響はとても大きく、企画して下さった小川記者、そしてお忙しい中、来館してくださった金子さんと息子さんご夫妻には、本当に感謝です。

慌ただしい〆切にもかかわらず、《原爆の図》について詠んでくださった金子さんの句。

 《被爆直後夫妻の画象大きく太し》

「原爆の図は人間の精神を太くする」という言葉とともに、しっかり覚えていたいと思います。
1

2017/8/6

丸木美術館「ひろしま忌」  イベント

今年で51回目となる丸木美術館ひろしま忌。
核兵器禁止条約が成立して最初のひろしま忌ということで、特別な思いを持って参加された方も多いかもしれません。
有料入館者207人、招待(高校生以下)67人、友の会会員32人、さらにボランティア・スタッフや出演者を含めると、400人近い方々が来場される大盛況でした。

たくさんの出店屋台で賑わう前庭。
地場産の新鮮な料理や飲みものを楽しむ方々、バルーンアートで遊ぶ子どもたち、思いをこめてとうろうに絵を描く親子連れ、木の実を使った工作教室などなど、それぞれが好きなように一日を過ごしています。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

午後から、1階新館ホールの会場では、神田甲陽さんの講談「ヒロシマ・ナガサキ・アンド・ピース」がはじまりました。
今年で85歳という年齢を感じさせない神田さんの、50分にわたる熱演には驚かされます。

クリックすると元のサイズで表示します

続いては、歌人で国内外で短歌朗読パフォーマンスを数多く行ってきた北久保まりこさんの「平和を求める祈り」。
ときおり英語をまじえ、波紋音などの楽器を使いながら、情感をこめて原爆や原発をテーマにした短歌を朗読しました。

クリックすると元のサイズで表示します

ここでいったん休憩に入ります。
美術館の外へ出て新鮮な空気を吸ったり、水分補給をしたりしていると、原爆観音堂の前の特設ステージで、城西川越中学和太鼓「欅」の力強い演奏がはじまりました。
毎年恒例、清々しい太鼓の音です。

クリックすると元のサイズで表示します

再び1階奥のホールに戻り、被爆者で詩人の堀場清子さんによる講演「私の原爆体験&《原爆の図》とのつながり」。
1930年に広島県安佐郡緑井村(現・広島市安佐南区)で生まれ、女学校2年の夏に爆心から約9km北の祖父の病院に、次々と被爆した重傷者が運ばれてくるのを目にした堀場さん。その体験を出発点に、戦後の占領軍の検閲問題などについて、淡々と、しかし憑かれたように長時間にわたって話して下さいました。

クリックすると元のサイズで表示します

最後は白崎映美さん&東北6県ろ〜るショー!!(小)のライブ。
会場の観客を巻き込みながら、明るく力強い歌声で、大いに楽しませてくださいました。

クリックすると元のサイズで表示します

途中から降りはじめた雨と雷雨警報のため、とうろう流しは無念の中止。
《原爆の図》の前にとうろうを捧げて、黙祷しました。
ご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました。

クリックすると元のサイズで表示します

この日の様子は、毎日新聞WEBニュースが、12点の写真とともに紹介して下さっています。
https://mainichi.jp/graphs/20170807/hpj/00m/040/006000g/1
0

2017/8/5

『東京新聞』夕刊1面に「丸木美術館50周年」記事掲載  掲載雑誌・新聞

<親子で学ぶぅ>戦後72年 「原爆の図 丸木美術館」50周年
 ―2017年8月5日『東京新聞』夕刊1面

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017080502000250.html

クリックすると元のサイズで表示します

共同通信の子ども向けニュースの配信記事が、『東京新聞』夕刊1面に掲載されました。
ひろしま忌を前に、大きな扱いで紹介されて、とても驚きました。
以下は、記事からの一部抜粋です。

=====

 人間をほぼ等身大で描いた「原爆の図」は、全部で十五作品あります。作者の画家の丸木位里(まるきいり)さん、丸木俊(とし)さん夫妻(ふさい)は、原爆投下のすぐ後に広島に行き、苦しみ亡くなっていく人を見ました。原爆の図には体を焼かれる人、水を求めさまよう人、骸骨(がいこつ)、ウマやイヌ、植物などが描かれています。
 「原爆の図には『命』が描かれている」と岡村さん。それぞれの「命」が受けた「痛(いた)み」を、ていねいに、やさしいまなざしで伝えています。「その命は、自分たちと同じ命なんです」
 岡村さんは「原爆の図は七十二年前だけを描いていない」と言いました。「今の地球にも、同じような痛みをかかえている人がいるかもしれない。自分のすぐそばで、ちがう形の痛みを感じている人がいるかもしれない」
 他者の痛みを、自分に引きつけて考えることは、相手のことを考える力にもなる−。描いた丸木夫妻は原爆の事実だけでなく、未来へのメッセージを絵にこめたのでしょう。だから「原爆の図を、今の子どもたちに見てほしい」と岡村さんは願っています。


=====
1

2017/8/5

『沖縄タイムス』本橋成一写真集「位里と俊」書評  掲載雑誌・新聞

本橋成一撮影「位里と俊」 丸木夫妻から見通す未来(上間かな恵・佐喜眞美術館学芸員) 
 ―2017年8月5日『沖縄タイムス』 
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/123722

佐喜眞美術館の上間学芸員が、本橋成一写真集『位里と俊』の書評を書いて下さいました。
以下は記事からの一部抜粋です。

=====

淡々とした、しかし確かな日常生活は生きる出発点だ。その日常に人間の根源的な普遍性がある。その生活の中で丸木夫妻は常に自己の内面を探り、闇に光を求め、自らが生きる時代に問い、歴史をつないでいった。「どんなつまらないことでも、自分の目で見たことをきっかけに膨らませていけるような、そういうリアリティーが必要なの。リアリズムがないと、作品は弱い」と語っていた俊。「反戦画家」の呼称には納まらない丸木夫妻の画業が時代を超えて私たちに訴えてくる力は、この日常のリアリティーなのだ、と感じた。

=====

0

2017/8/4

丸木美術館ひろしま忌の準備  イベント

今日もいよいよ丸木美術館ひろしま忌が近づいてきました。
ボランティアの方々と一緒に、草刈りなど、とうろうを流すための準備も進めています。

クリックすると元のサイズで表示します

今年は川の水が多く、流れもやや急なので、8月6日当日に川に入る方は濡れてもいいように準備をして下さい。
いよいよ、8月6日まであと2日。
準備ももうひと頑張りです。

【丸木美術館ひろしま忌】
広島から時間も距離も遠く離れた埼玉県の都幾川のほとりで、《原爆の図》とともに広島の惨禍へ思いをはせます。

クリックすると元のサイズで表示します

高校生以下無料・ボランティアスタッフ募集中
=イベント(★)参加費500円・入館料別途

【当日のスケジュール】
☆12:00〜 丸木美術館クラブ・工作教室
案内人:万年山えつ子(画家)&石塚悦子(画家)
輪切りにした木に木の実を貼って壁掛けをつくろう。
★13:00〜13:50 神田甲陽講談「ヒロシマ・ナガサキ・アンド・ピース」
広島の「折り鶴の少女」、長崎の「嘉代子さくら」、そして原爆投下後の一人の米兵の苦悩などを織り交ぜた創作講談です。
★14:00〜14:20 北久保まりこ短歌朗読「平和を求める祈り」
国内外で朗読パフォーマンスを通じた表現活動を行っている歌人の北久保まりこさんによる短歌朗読です。
(休憩)
☆15:00〜15:30 城西川越中学・高校 和太鼓「欅」演奏
毎年恒例、地元の若者たちの力強い和太鼓の音が、響きわたります。
(休憩)
★16:00〜16:40 堀場清子さん講演「私の原爆体験&《原爆の図》とのつながり」
15歳のときに広島で被爆を体験され、占領下の原爆表現の検閲についても詳細に研究されてきた詩人の堀場清子さんのお話です。
★17:00〜18:00 白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!(小)
白崎映美(Vo.) / 西村直樹(Ba.) / 岡田修(三味線)
震災に苦しむ東北を思い、鬼に化身した白崎映美が庄内弁で歌います。「まづろわぬ民」の歌声が丸木美術館に響きわたる!!
☆18:15〜18:30 ひろしま忌の集い
☆18:30〜 とうろう流し
(★は屋内会場、☆は屋外会場となります)
詳しい情報はこちらから
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/0806.html
0

2017/8/2

安藤榮作さん平櫛田中賞授賞式  他館企画など

午後は、三笠会館にて安藤榮作さんの平櫛田中賞授賞式。
安藤さんのスピーチは温かい人柄が伝わってきて、本当に素晴らしい授賞式でした。

クリックすると元のサイズで表示します

偶然ですが、8月9日から受賞記念展覧会が行われる日本橋高島屋の美術画廊の担当は、大学のゼミの後輩で友人のHくん。テーブルの席も隣同士だったので、同窓会のように話し込みました。
彫刻家の三沢厚彦さんや、久しぶりにお会いする美術記者の大御所の方々ともご挨拶できて、嬉しいことばかりでした。

安藤さんの展覧会を行ったのは、「3.11」後の2013年のこと。
丸木美術館では、必ずしも作家さんに金銭的な御礼が充分にできるわけではありません。
そのことはいつも気になっていますが、それでも、この美術館で展覧会をしたことが、作家さんにとって少しでもプラスになるように、できる限りの後押しをしているつもりです。だから、今回のように喜びの現場に立ち会えると、ちょっとだけ肩の荷が下りたような気になります。
丸木美術館で展覧会をやって良かったと思ってもらえるかな、と。

神奈川県立近代美術館の水沢館長の選考理由の文章にも、あらためて胸が熱くなりました。水沢さんにはいつもさまざまな場面で、直接、そして間接的に支えて頂いている、と感謝の気持ちでいっぱいです。
0

2017/8/2

立川市柴崎学習館平和人権講座「ヒロシマ・ナガサキを考えよう」  講演・発表

午前中は立川市の柴崎学習館で平和人権講座「ヒロシマ・ナガサキを考えよう」の一コマ「原爆画家・丸木位里と俊」の講座を務めました。

クリックすると元のサイズで表示します

立川は高校時代を過ごした街なので懐かしい・・・と言いたいところですが、駅の南口は再開発ですっかり様変わりしていました。

1952年8月15日から17日まで、立川の南口公会堂で原爆の図展が開催されました。
占領から解放された(とはいえ米軍基地のある立川の街は決して「独立」していなかった)最初の「終戦記念日」に合わせた展覧会なので、主催した人たちにはそれなりの思いがあったはずですが、今ではほとんど知られていません。

クリックすると元のサイズで表示します

当時の展覧会の写真を見ると、周囲が森で囲まれていて、柴崎学習館の前身の中央公民館と諏訪神社の森のように思えます。しかし今回、学習館の方が当時の展覧会を見た方の話を聞いたところ、中央公民館ではなく、柴中会公会堂という別の施設に見に行ったという証言が出てきました。

クリックすると元のサイズで表示します

柴崎学習館も柴中会公会堂も、現在では建物がすっかり変わっているので、当時の面影はありません。それでも会場がどこであったかを突き止めたいので、講座の後、中央図書館のレファレンス室で南口公会堂についての調査依頼をしてきました。

ファーレ立川の一角にある中央図書館を訪れるのは、約20年ぶりでしょうか。学生時代は頻繁に通っていましたが、当時とまったく雰囲気は変わっていません。本棚の配置も昔のままで、しかし美術書の棚には『《原爆の図》全国巡回』や『《原爆の図》のある美術館』が並んでいたりして、過去の記憶と現在の自分が交錯するような、不思議な気分になりました。

9月からは毎月1回、4回連続で柴崎学習館の講座を行うので、立川に通う機会が増えるのが楽しみです。

【連続講座のお知らせ】
「原爆の図 丸木位里と俊」
◾️日程
9月22日(金)午後2時〜4時 原爆の図立川展と立川平和懇談会
10月20日(金)午後2時〜4時 1950年代の原爆の図全国巡回
11月17日(金)午後2時〜4時 丸木夫妻の絵画表現と原爆の図
12月15日(金)午後2時〜4時 今日における原爆の図
◾️定員25名、保育若干名(1歳〜就学前)
◾️申込み 8月10日から柴崎学習館(042-524-2773)へ
0

2017/8/2

『東京新聞』に堀場清子さん講演会が告知  掲載雑誌・新聞

詩人・堀場清子さん原爆を語る 埼玉の美術館で6日「核廃絶へ思い共有したい」
 ――2017年8月2日『東京新聞』朝刊首都圏欄

クリックすると元のサイズで表示します

8月6日の丸木美術館ひろしま忌。堀場清子さんの講演会が『東京新聞』首都圏欄で告知されました。
イベントは午後1時からはじまり、堀場さんのお話は午後4時頃から。
皆さまのご来場をお待ちしています。
0

2017/8/1

『YWCA』No.739丸木夫妻特集  掲載雑誌・新聞

日本YWCAの機関紙『YWCA』No.739(2017年8月号)の特集は「『原爆の図』丸木位里・丸木俊に学ぶ」。

クリックすると元のサイズで表示します

記事の内容はWEBサイトで公開されています。
http://www.ywca.or.jp/pdf/2017/ywca739.pdf

丸木美術館とYWCAとの関係は、関屋綾子元会長が丸木美術館の館長を務められていたこともあるなど、いろいろと深いものがあります。
個人的にも、初めて美術館の外から講演を依頼されたのが神戸YWCAで、そのときお世話になった方々には今も家族ぐるみで良くして頂いているので、とてもありがたいです。
0

2017/8/1

「匿名の肖像」展トークセッションのお知らせ  講演・発表

8月19日(土)午後4時より、友人の画家・平川恒太くんの展覧会「匿名の肖像」にお呼びいただいて、「3.11」後に陸前高田に移り住んだアーティストの瀬尾夏美さんとトークセッションを行います。ご興味のある方はぜひ。お待ちしています。

クリックすると元のサイズで表示します

作家が、今、話を伺いたいゲストをお招きして、参加者と共にテーマについてゆるやかに語り合います。作家が選りすぐったお酒やおつまみをご用意いたします。

1drinkオーダー制/1杯300-500円/予約不要
・オープン セッション 1
2017年 8月19日(土) 16:00 - 19:00 ※途中入退場自由
テーマ : 『記憶と忘却について』
ゲスト : 瀬尾 夏美(アーティスト)/岡村 幸宣(原爆の図丸木美術館)
0

2017/7/30

「市民のための自由なラジオ」収録  TV・ラジオ放送

東京・隅田川スタジオで「市民のための自由なラジオ Light up!」の収録を行いました。
お声がけくださったのは、パーソナリティのおしどりマコさんケンさん。

クリックすると元のサイズで表示します

おしどりのおふたりが初めて丸木美術館に来て下さったのは2年前の8月6日「ひろしま忌」。
トークの後、とうろう流しにも参加して下さいました。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

また、昨年の暮れには、平和協同ジャーナリスト基金奨励賞を一緒に受賞しています。

クリックすると元のサイズで表示します

そんなわけで、ここ数年お会いする機会が多かったので、声をかけてくださったのでしょう。

おふたりとも子どもの頃、絵本『ひろしまのピカ』に親しんでいたそうで、《原爆の図》や丸木美術館について、いろいろと話が弾みました。
ラジオの放送は8月11日以後、各地のFMラジオやWEBサイトにも公開されるそうです。
どうぞお楽しみに。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ