2017/1/27

もう一つの日本文化(「文部科学省に関する問合せ」回答文書の不誠実さ他)   文化・芸術
 昨日、文科省から速達が届いた。薄い紙切れ1枚だ。質問に対する回答になっていない。
 木村さんに相談した結果、きちんとした回答を求めていくことになった。
 国への文書は、今朝(1/27)、内容証明付きで発送済だ。


<H29.1.25文科省回答>p.jpg
                                           平成29年1月25日

 木村二三夫 様
 ●馬●晶  様

                                 文部科学省研究振興局学術機関課

         文部科学省におけるアイヌのご遣骨の一体化のための
         DNA鑑定技術の活用に係る考え方について

 まず初めに、ご連絡が指定の期日より遅れましたことをお詫びいたします。
 この度は、大学が保管するアイヌ遺骨の返還に関連して、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

 文部科学省におけるアイヌのご遺骨の一体化のためのDNA鑑定技術の活用に係る考え方につきましては、平成28年12月28日付北海道新聞24面に掲載されました訂正記事の内容とおおむね相違はございません。

 その他、ご質問いただきました内容につきましては、別途お電話にてご説明をさせていただければと思いますので、ご遠慮なくお尋ねください。

                                  (本件連絡先)
                                 文部科学省研究振興局学術機関課
                                 佐々木、岡田
                                  TEL:03-5253-4111 (代表)



 <国への文書>
                                          平成29年1月27日

  文科省 大臣官房総務課広報室庶務・企画係 ご担当者 様

                            北海道沙流郡平取町●●●●●●●●●●
                             木 村 二 三 夫
                            北海道札幌市中央区●●●●●●●●●●
                             ● 馬 ● 晶

      【平成28年12月28日付け「文部科学省に関する問合せ」の提出】に係る
      送付いただいた文書について

 平素より科学技術・学術研究の振興等行政の広報・普及促進に誠意取組まれていることに敬意申し上げます。

 さて、標記文書を送付いただきましたが、次の点において、依頼内容を満たしておりません。
 誠にお手数とは存じますが、管轄部署へのご指導方よろしくお願いします。

                          記

1 行政の常識として、文書で提出された質問に対しては、文書で回答願います。

2 送付いただいた文書において「この度は…貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。」
  の記述がありますが、先の提出文書には意見を記述しておりません。
  標題では「問合せ」、記書きでは「質問」で、いずれも回答を求めるものです。今一度、当方の
  文書の主旨をご理解の上、それぞれの質問に対し、真摯な回答をいただきますようお願いし
  ます。

3 なお、回答文書に当たっては、組織の意思決定の過程を経た文書番号が付与されたもので
  の提出をお願いします。

4 今回、送付いただいた文書からは、当方から提出した文書がどのような取扱いになっている
  か疑義があります。ついては、当方提出文書の接受文書としての文書番号をご通知ください
  。

5 提出期限
  当文書の到着後、10日後までとします。
                                                   以 上

 さて、久しぶりに木村さんのエッセイ・カムイ達をご紹介する。

 毎回感じることだが、珠玉の作品だ。私は月1回ほど知り合いのアイヌを訪問するような生活をここ10年ほど送っているが、その移動の行程も楽しみの一つだ。

 ちょっと寄道をするだけで、このカムイ達シリーズの雰囲気の片鱗を感じることが出来る。私にとって北海道は北海道であると同時にアイヌモシリだ。

【カムイ達17 オジロワシ】
 レタッチリ(白鳥)が今年も我が町のダム湖に到着した。水面が白に染まる程の数である。何とも賑やかで楽しそうな嬉しい光景だろう。

 山々も一面灰色に変わり、所々に針葉樹(トド松)の緑が目を引く。今朝は強い霜が降り「寒い」。いよいよ冬が仕事に向かう気力を削ぐ。

 しかし、天気予報士アマメチカッポ(すずめ)が「チッチ、チッチ、アチャポ(父さん)今日は天気が良いよ」、昼前には気温が上がるから頑張って仕事に行きなと励ましてくれる<愛妻>。

 そんな励ましに気力を奮い立たせ、仕事場に向かう。

 30分程で現場に着き仕事の段取りをと思っている時、近くからチカッポウタラ(小鳥達)のカワイイ歌声をかき消すかのように時期はずれのユク(オス鹿)の雄叫びが山々に響き渡る。

 猟期に入ったハンター達に居場所を教えているようなものではないか。パートナーが少なかったのか未練たらしい。人間にも同じ様な者がいて事件を起こすが!?

 俺に「鹿語」が話せたら、来年があるだろう馬鹿か、お前は!と言ってやりたい。

 そんな思いで作業が始まる。今日からは針葉樹カラ松の除伐だ。立木を切り落とす度にチェンソーの排気口が詰まる程にカラ松の細い枯れ葉が降り注ぐ。

 一時間も経ったか。嬉しい落とし物を見つけた。フンだ。キムンカムイのがササの上に。「大盛り」だ、フンの上にうっすらと松葉が。昨夜の物らしい。

 細い棒で落とし物を調べると消化できないドングリの皮と何か分からないが植物の種が沢山確認できた。この量と中身だと冬眠に必要な栄養が十分だと見て取れた。一安心だ。

 もう直ぐカムイチセ(熊の穴)に入る準備にかかるのだろう。寝床のササは十分足りているのか。沢山ササを入れて暖かくして眠りに就いてもらいたい。

 ハンター達に見つからない様に願うばかりだ。キムンカムイよ、スイウヌカラアンロー(また会おう)。

 今日はもの悲しく松葉が舞い落ちる中、仕事が終了。沢山のエアミ(かけす)の見送りを受けて帰路に就く。途中、珍しいチカップ、オジロワシ(尾白わし)が上空を旋回しているのが見えてきた。

 道路脇に車を止め観察していると、パシクル(からす)数羽と何かの取り合いをしている様だ。おそらく、ほっちゃり(産卵を終えた秋鮭)の取り合いなのだろう。

 激しい空中戦が続いていたが。そこへパシクルの援軍が。数には勝てないようでオジロワシが身を引き何処かへ飛び去った。

 さすが狡猾なカラス達、自分の身より3倍もあるようなオジロワシを数羽で追い払うのだからたいしたものだ。しかしなぜここに?

 オジロワシは、道北の海岸沿いに生息しているものとばかり思っていたが、今年は鮭が不漁と聞くが、その影響なのか。今日はカムイの<フン>、パシクル・オジロワシのバトルを見せてもらった。

 カムイ達よ、イヤイヤイケレ(ありがとう)。明日も同じ現場、カムイ達との出会いが楽しみだ。

 (明くる日)今日も同じ現場。アマメチカッポ(すずめ)、パシクル、チカッポウタラ(小鳥達)が行ってらっしゃいと見送ってくれた。

 今日、ヌプリでは珍しくカムイ達との出会いがなく仕事が終わり、帰宅の途に就く。ヌプリのカムイ達よ、元気でいてくれ。イヤイライケレ。

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2017/1/28  19:15

投稿者:秋霜烈日
自分も昨年度まで木っ端役人でしたが、文科省の対応を見ていると、酷くレベルが落ちたなと日本人としてなさけなく感じました。
大丈夫ですか文科省!

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