書き方講座に行ってきた!
「やっり書くぞ!」そう決心させられた講座でした。二時間という時間はあっという間。こんなことってゲームしている時しか無かったからね。
今日はあいにくの雨。慣れない都心ということと、雨が染み出した靴のせいで緊張は最高潮。『原稿は持っていかなくていいや!』と、勇んでは見たものの、『「やる気ね〜。」と思われたらどうしよう』、と手には汗が出てきて。
それでも地図を片手に行き行く人とぶつかりながら、何とか文芸社さんのサロンへ到着。予定より三十分も早く到着してしまった。先にはスーツ姿の男性二人が、最前列でまさに「待機」している。
(「か、帰っちゃおうかな・・・・・・」)
圧倒されて、荷物を落としてしまったワタクシは、正直、そう、思っていた。
それでも、座って十分後には、落ち着いた部屋の雰囲気と、出された冷たい緑茶で、すっかりくつろいでしまっていた。−−「サロン」。なるほど。そう呼ばれる意味が、よくわかる。
冷えた体が程よく温まったころに講義開始。その頃には会場が満席になっていた。
講師は
上野歩先生前半は「原稿用紙の使い方」、後半は「小説とエッセイの書き方」。
「書き方」と掲げられていたので、基本的なことの羅列かと思ったが、実際の作品を使っての講義。出版社の視点から見た「コツ」が盛りだくさんの内容だった。正直「もっと、教えて欲しかった。」
講義終了後は「個別面談」。会場の半数は作品を持ってきている人で、まさに、ワタクシは場違いなんじゃないかと、再び手に汗を握る。それでも、どんどんと面談をしてくださる「アドバイザー」が決まっていく。こうなるとワタクシは弱いのだ。
恋愛でもそうだ。ワタクシは「押しに弱い」。どんどんと相手のペースに嵌っていって、そのまま付き合うように。それで何度も失敗する。そういう時って、「自分の主張」なんてできないからね。結局はそれがストレスになって、自分からフェード・アウトしたこと2回・・・・・・。なんだか、書いていて情けなくなってきた。
前の人の面談中、ワタクシはその殿方を思い出していた。
(『もしかして、今日も失敗になっちゃうの?』)
ワタクシの面談をしてくださったのは、
中園直樹先生。渡された名刺を見て、ちょっとびっくりしたんだ。「チョコレイトの夜」は、どこかで見た記憶があったから。でも、どんな内容だったか、記憶が曖昧なのでその場では黙っていた。
面談の内容は、今日の講義の感想から始まった。
『そっか。今日の講義は、ぴったりだったんだね。』
と、笑った顔を見たら、緊張が一気にほぐれた。そのまま、アンケート用紙を眺めていた先生は、突然、『あ〜!』と叫んだ。
『俺と年、一緒だ!』
え、そこですか?
ワタクシは、ほんの少し面食らいながらも、確認してみた。
『え〜っと・・・・・・、昭和四九年。』
『うん・・・・・・。何月?』
『五月。』
すると、先生は笑いながら答えた。
『俺のほうが学年は一つ上。二月だから。』
なんでだろうね。普通、初対面の殿方より年が上だと、『やっぱりワタクシはオバサンなのね。」とショックを受けるものだ。それが、この時はなんだか競争に負けたみたいで、ほんの少しだけ悔しかったよ。
まだ、「書き始めた」ばかりのワタクシにも、先生は親身になってアドバイスしてくださる。さらに、自分の体験談を聞かせていただいて、ワタクシは、すっかり夢中になって話しを聞いていた。
『今日の講義も大事だけど、推敲は後でもいいんだよ。僕なんか、300ページを100ページにまで減らすこともあるんだから。』
とても深い話しで、ますます「書きたい。」という欲求が膨らんできた。帰りの満員電車も気にならない。
だから、ワタクシ、本を書きます。
一生で一度かも知れないけど。
「
チョコレイトの夜」は、やっぱり読んだことがありました。

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