
プジョー307がミニバン風になってしまった今となっては、クラシカルな306。今回はその中でもブレーク(ワゴン)モデルをチェック!
フロント
●懐かしい、ソフトな風合い。表面は柔らかく、中は芯のある座り心地。でも面白いのは柔らかいベクトルがルノーとは違うところ。
PSAのシートはどちらかというと背もたれが固めで、ランバーも良い張り具合でルノーよりはそれを意識させられる。その特徴をこの306のシートも持っている。だが何にせよ、ソフトで快適なシート。
●リア
クラスを考えると広い。ブレークの利点はハッチバックではミニマムだった頭上スペースが改善されているところであろう。
シート自体は十分な出来。形状良し。座面は少々底付き感あり。
<総論>
306のシートは、個人的に言ってしまうとルノーほどの一体感はないのだが、明らかにフランス車のシートの伝統を持っている。
後継の307はたしかに車内のクオリティも大幅に向上した。でも、何かを失ったような気がする。それは、この306にあった「イイ意味でのユルさ」と「柔らかいシート」であったのだろうと思う。