
ケツセンサー初のアメ車は、新型マスタング。
先代のマスタングのシートはヘッドレストに頭を付けると、あまりにも背筋を反らせて座らせるタイプだったのでさほど期待はしていなかったのだが、いい方向に裏切られた。
シートの形からしてかなりマトモになっていてビックリ。腰掛けてみるとアメ車にありがちな沈みっぱなしの柔らかいだけのシートではなく、きちんとコシがありどちらかと言うと固めの座面。それでいて固すぎず、ちょっとドイツ車っぽい味付け。廉価版のためかヘッドレストの角度は調整できなかったが、これはこれで悪くない。ルノーのヘッドレストが後頭部を下から支えるような形状なのに対して、これは後頭部中心から頭頂部に向けて掌を添えたような形状と言えばわかっていただけるだろうか。ただ、身体が小さい方はヘッドレストに上から頭を押さえられる感じになるかもしれない。
バックレストはランバー調節機構もないが、一番気持ちの良い位置に合わせると若干立たせ気味になる。その位置でステアリングを握ると、正にドライビングスタイルとしては理想的な位置に。そのおかげでクルマと一体感が生まれ、大きめのボディも気にならない。
リアシートはレッグスペースも最小限のため未評価。ただし、助手席とその後ろに小柄な女性を乗せたが問題無かった。ま、+2として考えれば良いかと。
言い方を変えれば、FordグループのMazdaやVolvoのシートのエッセンスを感じるが、『マスタングのシート』としてはかなり良くなったと言えるだろう。