フランス車党の筆者だが、でもBMWは好きである。あの硬質感はフランス車では得にくいものだ。
ケツセンサー初のドイツ車は、小型実用車好み僕なので1シリーズをチョイスした。
はっきり言うとキャビンは狭い。でもそれは意図されたものであろうし、ここではそこにはあまり触れないでおこう。で、シートである。
フロントは、きっちりとしたデザイン、表皮、固いクッションのいかにもドイツのシート。背もたれのランバーサポートもしっかりしており、きっちりとシートの要求通りに腰掛ければ、そのランバーサポートが心地よい圧迫になる。背中を支持する発想がフランス車とベクトルが違うが、これもまた「正解」といえる。だが気になったのは、座面が大腿部をあまりサポートしてくれないような気がしたところである。低めの着座位置も手伝って脚が宙に浮き気味で、疲れるかも、と思った。特に助手席はその傾向が感じられた。
リアシートはフロントよりも好ましく思った。背もたれの角度が自然で、座面との違和感もない。惜しいのはタイヤハウスによる「ケラレ」が大きく、身体がセンターに向かって斜めになっているような感覚になってしまったことだ(気のせいかも知れない)。
