
立て続けて鉄道ネタですみません。
ひとつまえの記事のVSEで向かった箱根の帰路は、小田原から乗った特急踊り子号だった。185系が伝統的に使用されるこの特急だが、185系自体は当時東京口に残っていた旧来の急行用電車153系の置き換えを視野にいれていたこともあり、シートもW17系(国鉄〜JRには、シートにも形式があります)と呼ばれるもので、特急用とは言い難い内外装の車両であった。
その後多少アコモデーションの改善を行い、シートは特急らしくレベルの上がったR55系に更新された。
で、端的に言うと、このR55系がかなりよい。行きに乗ったVSEの薄くガタつくシートとは大違いだった。
豊かなクッション、ケツの落としこみ、背もたれの形状(腰椎部分の押し出し位置・量が適切)ともによく、リクライニングしても首+頭が変に上を向くことなく外の景色を楽しめる。
重い鋼製の車体、古いDT32系台車の重厚な揺れも伴って、東京まで素晴らしく快適な1時間であった。
ちなみにR55系は国鉄末期から使われている古い設計のシートである。鉄道車両のシートや乗り心地も時代と共に変わっているのを感じた。