
すっかり旧態然と化してしまった、国鉄が誇った新系列ディーゼル特急。昭和43年に登場。
現在は活躍の範囲を大幅に減らし、山陰〜関西を結ぶ運用に残るのみとなった。
シートは表皮の張り替えこそ行われているものの基本は製造時のままと思われる。
背もたれは自然な形状だが、座面はすっかりへたり、1時間もしないうちにケツの座りが悪くなり痛くなってくる。シートピッチも狭く、シート自体も小さく、柔らかいクッション・バネが身体を無造作に受け入れる座り心地は時代を感じさせるが、昭和のままの内装見付とともに懐かしいキモチにさせてくれる車両である。
それにしても古い車両は堅牢な感じがする。それに、意外なほどの静粛性を見直した。そして古くても大切に使っている心持ちの良さに妙に感動してしまった。