欧州で「ミニバン(というかモノスペース)」を一気に普及させた立役者、ルノー(メガーヌ)セニックが満を持してフルモデルチェンジ。気になるのはやっぱりシート、初代セニックの持っていたマシュマロ感は残っているのであろうか?
<フロント・運転席>
ルノーは頑張っている。まずそう思った。
背もたれと座面のバランス、形状はとても良い。堅めのフィーリングは最近のトレンドではあるのだが、座った瞬間に「おお!?」と唸ってしまったのはルノーならでは。まず、座面の大腿部裏サポートの適度な圧迫感が良い。そしてただ座っているだけではなく、ところどころを圧迫したりサポートを抜いたりする「バランス」も良い。
<フロント・助手席>
フォールディングが出来る便利機能がある分か、座り心地は全体的に運転席に劣るような気がした。
<2列目>
先代モデルよりは車幅が広がったぶん個々のシート幅は大きくなり、特にセンターのシート幅は先代モデルより広く、実用的になった。でも、左右の座席はルーフがアタマの横に迫り、ちょっと圧迫感があるのが気になる。シート自体は背もたれの圧迫がちょっと大きめ。でも、基本的には良好な形状で、快適。
<3列目>
未着座。だが、この3列目は見るからにエマージェンシー用...。
<総論>
ライバルに
シトロエン・クサラ・ピカソがいるが、フロントシートの出来ではピカソの方がマシュマロ感が強いものの、2列目の出来はセニック2の勝ち。
セニック2のキャッチコピーに「1000キロ走れる」とあるが、たしかに出来そうだ。願わくばこのセニック2が、国産車のシートに満足されている多くの方々に「良いシートを選ぶと家族が疲れない」ということを広めて欲しい、と思う。