遡ればかつてオランダ製だった400シリーズに端を発するボルボのスモールレンジがV50。ちなみに、セダンはS40と呼ばれる。
<フロント>
フロントウインドウの上下高さが狭く、圧迫感がある。それはさておき、シートはスポーツシートのはずなのに包まれ感が少々足りないのと、背もたれの腰椎部形状は優れるのだが座面の「ケツの収まり位置」が前寄りで落ち着かないのが気になる。だがカラダのどこかに負荷がかかるような感覚はあまり感じない。革なのに滑りすぎないのも美点。
<リア>
リアシートは、一クラス上のV70よりも良いのではないかと思った。足もとのスペースは同等以上、シート座面は革の固さを感じるものの実はとてもソフトで心地よく、背もたれの角度、形状の良さと相まって快適さを提供してくれる。
<総論>
T-5は上級・スポーツタイプなのだと思うが、シートは決してスポーツライクなものではなく、快適。だけど、もう少し包まれ感や横方向のサポートが欲しい。その点、アルファロメオやフランス車のシートはそのあたりのさじ加減(快適さ×スポーツシートとしての機能)が抜群である。
