
国内版インフィニティQ45無きあと、日産の国内のフラッグシップがシーマ(でも、アメリカではインフィニティQ45の名前で売られている)。4代目にあたる今回のモデルは、これまでのクラシックなボディラインを捨ててキャビンを大きく見せるデザインになった。そのシートは果たしていかに!
<運転席>
取材車は明るい革シート。シート自体はたっぷりしたサイズで、クッションも厚く感じる。背もたれの上端が少々反り気味なのがマイナスだが、腰椎支持の形状はなかなか心地よい。座面の形状、ケツの座りはまあまあである。ただ、全体的に大きいシートなのに包まれ感に乏しく、「椅子にちょこんと乗せられている」感あり。
<助手席>
助手席?そう、運転席にはない「オットマン」が付くので別項目にした。シートの形状がなかなか良いので、足を伸ばせて、ふくらはぎを乗せられるオットマンを展開するとかなり心地よい。だが、運転席同様、背もたれ上端が反り気味なので、上体が反ってしまって快適さをスポイルしてしまっているのが惜しい。
<リア>
ボディサイズほど広くはないが、十分なスペースは有する。ショーファー用として使われることが多いシーマだが、このリアシートならケツセンサーの発達したVIPも満足出来るだろう!?
ケツの吸い込まれ感、クッションの厚み、シート自体の形状、背もたれ・座面の一体感もある。
<総論>
日産のシートは、このケツセンサーでも何度か取り上げて書いているとおり、以前よりは快適に、そして適切な形状に近くなって来たと感じる。そして、さすがに日産の最高級車・シーマのシートはなかなか手をかけていると思った。