
かつて、ミッテラン大統領が乗っていた車種、
それがこのルノー25リムジン。
さて、フランスの最高級ショーファードリブンカーの実力や、いかに。
<フロント>4.5+点
座面:4.5+
背もたれ:4.5+
ケツの座り:4.5+
バランス:4.5+
サポート:4
頭上:3.5
●革なのにウォーターベッドのような沈み込み。それが昔日の仏車の革シートだった。
このR25リムジンの前席は、もちろんそれである。そして、下手な高級車の「リアシート」を相手にしないほど快適。
具体的には、びっくりするほど柔らかくはないが、沈み込んで止まり、あとはシートがカラダにひたひたと密着してくる。それが革シートでも味わえる。
優れているのは、カラダがシートに合わせてくるような感覚なので、体重・体格問わず誰もが同じ様な快適さを教授できることである。
沈み込み系シートの代表といえるシトロエンDSなどまでは沈まないが、尋常ではない分厚さのシートは伊達ではない。
<リア>4.5+点
座面:4.5+
背もたれ:4.5+
バランス:4+
ケツの座り:4
角度:4
頭上:3
足下:5+++
●子供が相撲を取れるほどの足下の広さはリムジンならでは。それにしてもこのリアシートは、下手な市販の高価なソファを凌ぐであろう。
電動で背もたれをリクラインさせ、カラダをシートに預ければ、このシートがただ単に柔らかめのシートではなく、出すところは出す、支えるところは支える、沈むところは沈む、というバランスの高さに驚かされる。ことに座面が気持ちよい。
リアシートで背もたれを倒せるサルーンでは、不自然な姿勢を要求される事が多いが、さすがにこのクルマはそれが無い。
ただ、ヘッドルームはかなりミニマム。
<総論>4.5++点
R25リムジンは日本に数台しかないから参考にならないと言うかもしれないが、実際にはふつうのR25でも座り心地はほぼ同じであることを強調しておきたい。革でもこれなのだから、布シートのR25では況やおやである。

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