2009/4/9
「讃岐岩(さぬきがん:sanukite)」
rock
讃岐岩はカンカン石とも呼ばれ、
四国の讃岐地方に多産する
灰黒色で緻密な安山岩です。
この安山岩は、マグネシウムに富む斜方輝石の
小さな斑晶以外の斑晶をほとんど含みません。
石基はガラス質で、
磁鉄鉱の小さな結晶を多数含みます。
他の安山岩一般に比べて
マグネシウムに富むのが特徴です。
讃岐岩は、
上部マントルをつくっている水分を含む橄欖岩が
一部分だけ融解してできたマグマが、
マグマだまりをつくらず、
そのまま上昇・噴出したものと考えられています。
小笠原諸島にも同じ特徴をもつ岩石が知られていて、
まとめて高マグネシア安山岩とよばれています。
讃岐岩は瀬戸内海、四国北部を中心に分布する
新生代中新世後期の火山岩の一部をなしています。
近畿・瀬戸内周辺地域では、
旧石器時代から弥生時代中期まで、
サヌキトイドを含めた讃岐岩が
石匙、削器などの各種のナイフ類、や鏃などの
刃物用石材として利用されていました。
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