青山さん: だから、僕らはものすごい創生記、サーフィンが日本に入って来た創生期の点の中にいて、そこでサーフショップを始めたり、サーフボード売ったり造ったりしてるから、ものすごいそれって、素晴らしいことだなって。大きな歴史の中で。
Y: 本当にそぉですよねぇ〜。
青山さん: だから、その辺はいつも、考えてます。そぉいう、大っきな意味の中での、サーフィン、とか、これから先の事とかも。まだ、何もやってませんけどね(笑)。
Y: いえいえ。
青山さん: 伝えるぐらいしか。ゴミとか、モチロン拾わなあかんけども、捨てないのが当たり前で、そぉいう意味でなくて、もっと大っきな意味でのサーフィンを、何か、伝えるようなことがあった方がエエのかな、と。
Y: 僕は今、サーフィン界は、分けすぎだと思うですよ。なんかこぉ、分別して、こぉでこぉでじゃなくって、サーフィンって、トータルでだしぃ、さっき青山さんが言ったように、ゴミもそぉなんだけどぉ、僕もじゃぁ、若い頃捨てなかったか?って言ったら、捨てました。
青山さん: フフフフ。
Y: でも、ある時、なんか気付くんですよ。自分はもぉ、捨てるのは止めて、車に持ってって、ゴミ箱に捨てるってみんながされればそぉなるしぃ、それから、海に入った後に1人が1つでも拾って戻って来ればぁ、100人入っとったら100個のゴミ拾って来るわけだからぁ、そぉいう風に、命令するんじゃなくって、自意識の中で、そぉいう風になれば、ビーチクリーンにわざわざ何時ですよって決めてやる必要もないんじゃないかなって。
青山さん: そぉ。もちろん、しなければならないけれど、捨てる人がいるからあれだけど、とりあえずその、かえってそぉいうのって、外国人の方が意識強いじゃないですか。エンジンかけないとか。そぉいうのはもぉ、上の世代から伝わってきてることやからぁ、そぉいう歴史がまだ浅いのが、アジアやとは思いますね。どこ行ってもアジアは、特にインドネシアとか行ったりすると(苦笑)。
Y: あれは習慣なんですかねぇ?
青山さん: 漁師の習慣みたいですね。四国とかでも、もぉボンボン「海に捨てたらえぇ」っていう。
Y: ねぇ。
青山さん: 海で、プラスティックとか燃やしてる、岩場でね。
Y: いやぁ〜。。。赤羽根にも漁師がいるじゃないですか。結構、沖でバーッて捨てるって言うから。それ聞いた時に、「あんた達、そこで魚を採って、生活の糧にしとる場所にぃ」ある意味それは、神聖な場所じゃないですか。「そんなんやって、いいんかなぁー??」とかって。
青山さん: それはやっぱり、日本古来の、そぉいう昔の人の、ゴミの無い時代、ナチュラルな時代からやってたから。
Y: 川がある所は、川にほかるし。
青山さん: こぉいうナイロン繊維が無かったからー、多分、木ぃとか。そぉいうのが無かったから、昔の人はまぁ、平気で捨ててたんでしょうけどね。
Y: 木は腐って、最後は無くなりますから、ペットボトル無かったですからね。
青山さん: そぉいう、なんていうか、原始時代から、ある程度はやってたんでしょうね。
Y: そぉですね。
青山さん: まま、その辺はね。
Y: いやぁ〜!面白い!
青山さん: だからそんな感じで、点の中に我々はスタートしてるとこにいる、ってことに「ありがとう」と、思うようにみんなが自意識を持てば、サーフィンの入った創世記の中の点で、我々はスタートしてるわけで、有り難い話ですよね。
Y: はい。
青山さん: もちろん、伊良湖の波の、最初の頃を知られてるし、吉川さんとかも。僕もそぉやし。四国の波もそぉやし、あと、あのぉ、インドネシアの波とか。
Y: いやぁ〜、でも青山さんは僕らから見ると、経験値の高い方だから、したかったけど出来なかったしぃ、「やりたいなー!」と思った時はあったけどぉ、何か僕はちょうど子供ができたりなんかで、バババーッとこぉ。だから、そぉやって行った連中はいたんですけど、そぉいうのは「うらやましいなぁ〜」と思ってたし。
青山さん: 息子と、ウチの子供と嫁には色々迷惑かけたから。ずっとサーフショップをやっててぇ、、自分一人でここまでプロになれたんじゃなくて、もぉ、波があったらサーフィンばっか行ってましたから。年間の内、365日の半分以上海行ってますから、「店はどぉすんの?」っていったら、ウチの嫁さんが全部、ウェット売ったり板売ったりしてくれてて。あとバイトの子とか。
Y: 内助の功ですね。
青山さん: そぉなんですよ、頭が上がらない状態で。
Y: いやぁー、ハハハハ。面白いなぁ〜。
青山さん: 二つ上なんですよ、年上で。で徳島出身で。
Y: 綺麗な方ですね!僕、初めてお会いしましたけど。
青山さん: あとぉ、僕の身長が、低いねんけど、高く見える。僕、171しかないんですけど、175とか180とかに絶対見られる。ラッキーなことですね、波に乗ってる時なんかは。
Y: はい。
青山さん: 結構背ぇ小さいんですよ、ハハハ。
Y: そぉなんだぁ〜。あの波に乗ってる写真なんか見ると。
青山さん: 大きく見えるでしょ。
Y: 板の大きさから計算すると、頭とーって。
青山さん: 体、大きく見えるんですよ。水泳やってたんもあって。どこまで話、しましたっけ?
Y: あのぉ、アジアンパラダイスに、石井さん達と行かれたじゃないですか。で。
青山さん: 何で行ったかって話?
Y: いや、どぉんな風、だったんですか?
青山さん: その、今言うたよぉに、サーフィンの雑誌が無かったから、雑誌を見てワクワクしてたわけですよ。
Y: いや、僕が聞きたいのは、実際行かれたじゃないですか。あの、ポンポン船に乗って。
青山さん: はいはい。
Y: あれに乗ってずーっと、あれで、ニアスには行かれたんですか?
青山さん: いや、違うんですよ。アジアンパラダイスに行けたんはぁ、分かれてるんですよ。五つくらいの、バージョンに分かれるんですよ。まず一発目のやつが、ニアスかなぁ〜。
Y: そこには行かれてないんですか?
青山さん: 行ってない。グラジガン、いっぱいあって、行きたくてワクワクしてでぇ。最後やったんですよ、スパイシー・アイランドってとこに。
Y: あのぉー、映像って、公平さんと一緒に映っとる、船かなんかで、映像があるんですけど。
青山さん: それが最後のです。
Y: あと、久我がいてー、シュウジがいて、ダイスケとかなんかがウァーっといてぇ。
青山さん: そぉです。だからねー、あれ、パターンが分かれてるんですよ。具体的なことぉ。
Y: いくつか撮影したやつを、総編集したんだぁー。
青山さん: まずグラジガンで撮影した、それは抱井とかー、オガマさんが行ってた。あとニアスは、タコさんが行ってた。ヒロミチっちゃんはメインの、まぁ、主人公ですから、ヒロミチっちゃんは全部に行ってるわけです。でー、あと、パダンパタン行ったのは、糟谷が行った、久我が行った、山根ショウジが行った、植田が行った。
Y: はい。
青山さん: で、それを見てて、四つに分かれてて、いや、五つに分かれてるのか。四つがすごかってぇ、もぉ最後、レインボーガンに行くいうのを、スパイシー・アイランドって言うて、我々は、最後の撮影に行ったんですよ、ディックさんと。千葉公平、僕、岡野、中村ダイスケ、ヒロミチ、あと一人・二人、最終落ですよ。で、あのー、これ、最終はこのメンバーで行ったんかな。
Y: はい。
青山さん: 最後の、冒険の最後ですね。最後がこれで行って。
Y: なるほどぉ、何部構成で。
青山さん: 五つの、それ僕の構成ですけど、最終の、五部目ですね。でそん中でぇ、やっぱり悔しかってぇ。実力的にビッグウェーバー、大っきい波は乗れて得意なんですけど、小っちゃかって、頭くらいしかなかったんですよ。でも雰囲気は良かって、僕、文章も書いてましたから。特に、そぉいう、サーフィンクラシックのコラムを。ちょこちょこ書いてたんですよ。
Y: はい。
青山さん: それでとりあえず、そのぉ、アジアンパラダイスの中で、その大きい波のとこに撮影に行けなかったぁいうんは、ちょっと心残りやったんです。
Y: ふぅ〜ん。
青山さん: それで、そっからまた頑張ろかなーっていうとこで、映像とかを。今回の撮影、木村さんっていうんですけど、そぉいう人としたりして。
Y: なるほどぉ。その頃、僕もすみません、記憶が飛んどるもんで。その頃からもぉ、ワイメアは攻めてたんですか?
青山さん: いや、ワイメアは、まだまだ後です。
Y: まだ後なんですかぁ〜。。。
青山さん: まだまだ後ですね。その頃は、ハワイに行って波に乗ってた程度です。
Y: はい。
青山さん: あ、でもワイメアは、82年、84、5年から行ってましたね。
Y: ちょこちょこと?
青山さん: ちょこちょこ行って、でちょっと、死ぬ思いをして、82、3年にぃ。死にかけて。そっから4〜5年休んでたんです。ちょっと怖かって。
Y: 良かったぁ〜、怖いって。怖くないのかと思ってた(笑)
青山さん: 怖かって、止めてたんです。ところがその怖かったんが、何で怖かったんか原因が分かって、で、怖くなくなって。ま、今でも怖いですけど。
Y: もぉ、僕なんか、全然ド素人な質問しますけどー、「どぉなんですか?」どぉなんですかって、一番聞きたいとこはそこなんですけどぉ。
青山さん: いやー、みんな、そぉですね、「怖くないんですか?」とか、あぁいう大きい波乗って。
Y: 水圧がだって、全部メイクできるわけじゃないじゃないですか。こぉやって、ヒューっといって、プルアウトできればとりあえず、この水面をこぉ、つなげれるわけだからぁ、こっち側がとりあえず、安心、次のセットまでの間があるじゃないですか。人はやっぱり、失敗もするじゃないですか。
青山さん: あぁ〜、しますね。
Y: そぉすると、いわゆる、ビルのこぉ、何階から落下するよぉにこぉ、ダダーンってなって、落下だけならまだいいけども、その上からとんでもない、いわゆる、重機機械が落ちてくるようなもんじゃないですか。
青山さん: そぉですね。だからあのぉ、ワイメアでまず聞かれるのが、あぁいう大きい波乗って、そこはみんなぁ、行った事もない領域の話やから。
Y: はい。
青山さん: それをぉ。
Y: 誰も分からない。
青山さん: 分からないですよ。でも行ってみると、案外簡単なモンなんですけどね。ハハハ。
Y: 僕は、正直言って、どなたもやられてないからぁ、聞けない。
青山さん: アハハ、うーん、多分、そぉかもしれない。日本人で、そぉいう大きい波乗ってる人って、少ないですよね。タコさんでしょぉ、ヒロミチでしょ、ニック野崎でしょぉ。まぁ、ニックはボスとして、色々動いてるしぃ。ホリグチ。
Y: はい。
青山さん: 最近はちょこちょこ、スミヤとエンドウ、あと田中ムネトヨと、タコさんの息子と、あとぉ、ナカサコ?まぁ、言うても10人から14、5人?
Y: はい、その人達ぐらいですよね。
青山さん: 4〜5年、ずっとやり続けてるのは10人ぐらいですねぇ。下手したら、10年やり続けてる人は5人ぐらい、かぞえられるぐらい少ないです。そんなぐらいの人にしか、聞けませんよね、話。そのメンバーからしか(笑)。
Y: はい、聞けないし、聞き辛いしぃー。
青山さん: あと、マルキンなんかもよく知ってますね。マルキンって、カメラマンもよく知ってますね、やっぱ泳いで入ってくるから。
Y: どぉなんですか?
青山さん: 違う世界−って、入ってみたらぁ、結構平和な空気。海の中は、和気あいあいと、入ってくれば。入る時までに、自分自身との最終的な、戦い。
Y: はい、“自分に勝つ”ですか?
青山さん: 自分自身に打ち勝てないと、入れないです。まず、そこに到達するまでには、自分の〜、精神的な面と、体力的な面をトレーニングして行かないと、あとプラス経験。
Y: ちょっとずつの積み重ね。
青山さん: 経験ですね。経験とぉ、自分自身に打ち勝つ、みたいな感じ。だから他人がどぉのこぉのなんて、生きる死ぬのことやからぁ。だからなんであれ、ドロップインしても大丈夫かって言ったら、みんな危ないからドロップインさせるんですよ。止めたりしたら、みんな一緒に乗らな危ないから、もぉー、人のことなんか構ってられへん。
Y: はい。
青山さん: 自分が生きるか死ぬかーっうぅーっていう時に、人のことなんて構ってられへんから、自分が完全に降りることの方が。ま別に、どっち乗ってても、キレイに降りてスッと抜けれたら、怒らないですよ、ドロップインしたって。
Y: はい。
青山さん: なんか結構、そぉいうのは、平和で面白い。
Y: ふぅーん。
青山さん: なんか例えば、パイプラインとかやったら、ワーワー!って乗るじゃないですか、サンセットにしてもどこでも。「ワーッ!」とかって、声かけるんですけど。ワイメアは、滅多に声かけない。たまに、たまにホンマに邪魔な時は言うけど。初心者みたいな外人とかには。カメラマン構えてるのに、乗ろうとしたり、ダーッってやられると危ないから、降ってきよる時あるからぁ。
Y: はい。

右下が青山弘一プロ
青山さん: 一緒に降りてくる場合はいいんですけど、降ってくる時あるんですよ。結構〜。
Y: リーシュは、してるんですか?
青山さん: してますねぇ。しないとぉ、危ないですね。
Y: 逆に。
青山さん: 「どんな世界?」っていうか、どぉ説明したらいいのかな。
Y: いや、僕は全然、素人なんで。こぉなってぇ、リーシュがあるとぉ、ダブルちょいぐらいのに巻かれると、グリーン!!ってなるじゃないですか?
青山さん: あぁ〜、すごい、リーシュのこともあるし。ワイメアに入るのには、3つの関門があるんですよ。
Y: はい。
青山さん: まず1つはぁ〜、入る時のパドリング、ちゃうわ、スタート!何ていうのかな、ショアブレイクを越える、あれが結構、第一関門ですね。
Y: はい。
青山さん: そのぉ、マーベリックスも行ったことあるんですけど、マーベリックスはそのままスーっとパドルで。
Y: ワイメアは、岸からしか見たことないですよ。
青山さん: はい。
Y: あの、ドドドドドーッていう、とんでもないのがこぉ来て、ドァーッて戻ってくじゃないですか。その手前でみんな何か、遊んどるけどぉ、砂浜とかで。
青山さん: ショアブレイクが。
Y: はい、ショアブレイク。
青山さん: ショアブレイクは、ドルフィンできへん板で沖に出るわけですよ。だから、長さで言ったら、10’とか11’とか12’の板。よっぽど短くて9’6”とかぁ。8’代とか、7’代はぁ、乗れないんですよ、水の量がいきなり厚くてポコッと掘れるから。いきなり深いとこから、いきない浅いとこに崩れるんですよ、ワイメアって。深ぁ〜い太平洋のど真ん中にハワイの島があって、そこにイキナリ火山灰で浅くなってるんですよ、あそこは。
Y: そこでウワァ〜って盛り上がって、ドドォーッて崩れるんだ。
青山さん: だから、掘れ方が半端じゃないんですよ、テイクオフの時の。サーフボードがあってぇ、ノーズが、あんまり広いとぉ、刺さるから、ちょっとトガッてそり上がってる。
Y: はぁーい。
青山さん: で、こぉいうところで降りていかないと、危ないですよね。だから、テイクオフする時も、真っ逆さまに落ちていく、って感じ。僕ワイメアでこぉいう斜面に滑ったっていうんは、うーん、一回しかない。この写真に載ってるやつ一枚、早よから立ってるやつがあるんですよ。あれぐらいかな。ほとんど早よ立ってないです、キチキチばっかやって。
Y: じゃぁ、ホントにもぉ、飛び降りるみたいな感じですか??
青山さん: そんな感じですね。
Y: へぇぇーっ!!
青山さん: ちょうどね、崖。よく、なんかこぉ恐山とか。
Y: はい。
青山さん: あぁいう、崖の先。山のてっぺんの頂上の崖に、頭だけ出して、足持ってもらって、のぞいて離される感じ(笑)。そのままスッと、離したときにパッと立って落ちなあかん、それがワイメアのテイクオフ。
Y: へぇぇ〜。
青山さん: 波があるんですけど、そこをバーッと落ちるんです、どっちかって言うと。波がこぉあるんですけど、そこを落ちていく、アリ地獄みたいに。こぉ、アリ地獄みたいにスーッと落ちるんです。「ワイメアは、ドロップが面白い」って言われるんですけど、その通りで、ワイメアはドロップするから。
Y: じゃぁ、あれですか。最初のぉ、ドロップでビュゥゥーンっと行って、ボトムのボトムの下の、今度そっからトップに上がってくるじゃないですか。
青山さん: はい。
Y: ここのここが、もぉ究極の??
青山さん: そこが“エクスタシー”ですね。そこが一番最高の。「ワイメアはドロップや」って言うんですよ。あと、アリ地獄でぇ、ボトムへ落ちて、アリ地獄みたいにスーッッて吸い込まれるんですよ。
Y: こぉやって、アリ地獄に吸い込まれるって。

右下が青山弘一プロ
青山さん: ヒューッと吸い込まれる感じ?スーッと落ちていって、まぁ、チューブとかよりも、もぉちょっと、もっと究極の、面白い世界っていうか、気持ちイイ世界ですネ。あれは、体験した者でないと分からない。
Y: 分からないと思います!
青山さん: モノ凄い危ないから、キチキチーっ、生きるか死ぬかー!?テイクオフするか失敗するかーっ?ていうところの、キチキチのところやから、成功した時には面白いけど、下手すると、下でグルグル巻かれますよね。
Y: はい。
青山さん: 僕も何回も巻かれてるし、巻かれないと今度乗れないしぃ。だから、巻かれなかったら、余計危ないから、つっこみまくって巻かれまくって乗りますね。
Y: あれ、巻かれた時は、また間を見て、戻るんですか?それとも、そのまんま、まぁ流れがあるじゃないですか。そこを利用してズーッて一回休むっていうか、上がるんですか?
青山さん: えっと、巻かれた場合は。
Y: はい。
青山さん: まず、ワイメアは3回しか死にそうにならへんですよ、経験上。これは、そやね、これからの子供達に教えといてあげたいのは、3回もまれたら、4回目は死にそうになれへんから、3回我慢しろと。サンセットは5回。
Y: はい。
青山さん: 5回いって、6回目に吸えるんやけど、5回もまれるんですよ。5回もまれるゆうことは、サンセットは30Mずつもまれるから、150M戻される。
Y: はい。
青山さん: ワイメアは30Mやから、90Mぐらいしか戻されない。
Y: はい、やく100。
青山さん: 大体、15秒から20秒ぐらいの間、もまれてるんですよ。20秒もまれてるゆうことは、20秒潜水で泳ぐっていうことは、大体、僕らで20M前後、ですね。潜水で大体20秒ぐらいいうことは、25Mぐらいもぐってる。
Y: 下にまた、もぐるんですか?
青山さん: 下にいうか、もぉ、ワーッてもぉ、こぉ〜いう風に動いてる、波と一緒に引きずられてる?
Y: はい。
青山さん: ドーンと、下に引きずられているように思うんですけど、下に引きずられながら、波と一緒に動いて引っ張られる。30Mぐらい同んなじよぉな感じ。そやから、ドーンときて、真っ暗なるんですよ、たまに。スープが大きいから、ドーンときて下の方まで最初はいくんですね。真っ暗になって、そのままこぉ〜引っ張られる、影のまま。だから真っ暗ですよ。
Y: ふぅぅ〜ん!凄い世界ですね!!
青山さん: で上がってきた時にやっとこぉ、光が差してくる。5回から7回こぎます。1、2、3〜って、7回こいでやっと上がるかな、5回から7回ですね。
Y: え、水面に、やっとそこで?
青山さん: はい。
Y: そこで、息、吸いますよね?
青山さん: 吸ったら、次の波がすぐ近くまで来てます。その時にぃ、3回。だから、もぉ2回我慢しろってことです。で「これでもぉ最後やぁ〜!」と思ったら、今度はスープが弱くなってるから、「もぉ一回」ってやるけどぉ、でもまだパニクってるから、つかまれへん。たまにジェットスキーがブーン来ますけどね、「大丈夫かぁ〜?」って。
Y: ふぅぅ〜ん。
青山さん: 見てますからね、どれぐらい上がってけぇへん、とか。「大丈夫かぁ?」って「大丈夫、大丈夫」て。その辺も、ライフガードとかもよく分かってるから。
Y: 今はねぇ、あぁいうのが、ある程度後ろにいますけど、無い時は自力じゃないですか。
青山さん: そぉそぉ。まぁ、レスキューもぉ、ほとんど、いてる時といてへん時とあるから。
Y: えぇ。
青山さん: 最近、あんまいてませんね。最近もぉ、みんなトォーインばっかやって、消えてしまうから。昔はぁ、全部、来てくれてて、ジェットスキーの人も顔見知りやったんですけど。
Y: でぇ、つながってる時はぁ、その、5回巻かれてぇ。
青山さん: ワイメアは3回で、サンセットが5回。サンセットはちょっと危ないんですよぉ。サンセットはムチャクチャデカイ時の話ですから、サンセットがクローズアウトの時が5回なんですけど、そんなん入る人間はいません。
Y: 万が一、切れる時があるじゃないですか、やっぱり。
青山さん: はいはい、よくぅ、切れたり折れたりします。
Y: 切れたり、折れたり。
青山さん: ボードが無くなります。
Y: どっかいっちゃったりするじゃないですか。
青山さん: 泳がなダメですよ。何回も、泳いでますね。
Y: あぁ〜。
青山さん: 泳ぐ時は、ホンマに、ボチボチ泳ぐとぉ、最後にぃ、ジャンプロックって、別の岩の方に寄せられる場合があるんですよ。
Y: はいはい。
青山さん: だからなるべく、ま、どこの波でもそぉですけどぉ、サンセットでもそぉやけど、内側、内側入りながら、泳いでいくんですね。ワイメアやったら、左、左へ向こうて、泳いでいく。スープでもまれながら泳いでいく。最後もぉ、左側にひっついて上がらないと、右とか真ん中から上がると、スーッとこぉ、吹き出しの流れがあるから、それで、もってかれるから。
Y: もってかれるんだ。
青山さん: さっき言うたけど、一回目の関門は、出て行く時の凄さ。でぇ二回目は、波に乗る時の難しさ。で三回目は、上がる時の難しさ。一、二、三回の関門があって、難しいとこがあって、最後だから、上がる時も上がる時で、難しいから。
Y: へぇぇ〜っ!!
青山さん: 上がる時なんか、牛越なんかやっぱ、上がる時に板折ったりしてるからぁ、やっぱり、「恐怖」って言うてました。僕も上がる時にいっぺん、足の裏ザクゥ刺さって。
Y: はい。
青山さん: 七針ぐらい縫ったかな。一年間棒に振りました、仕事できずに。
Y: へぇぇ〜。
青山さん: だからあの時も、要領があって、テイクオフして乗るでしょ。ま、どの波でもええけど、ある程度セットの波を乗って、で最後、デレデレなんですよ、ワイメアの波って。戻って戻って戻って、ずーっとスープを乗りつないでいくんですけども、観客が、ま、こっち側から500人ぐらい見てます、ダーッて。観客が見てるところを、みんな注目の的ですよ、上がる時。ワーッと上がる時に、乗りながら、最後、ショアブレイクの、15Mぐらい前、乗りながらバリバリって足のパワーコード、外すんですよ。
Y: はい。
青山さん: 15 Mか10M前でないと、30Mぐらいに外すと、そのまま流れて飛んでってまうから。もぉ、ショアブレイク寸前にバシッと上がって、今度はショアブレイクになった時に、ワイプアウトするんですよ。ワイプアウトする時に、板を上にボーンって蹴って、向こうに板をほって、自分は転がって上がって。ま、サーフボードはブワーッと岸に打ち上げられて、自分も転がって上がって、パタパタって走ってってポコッてつかんで、でそのまま次の波が来んように、板つかんでスーッと上がって走る。
Y: へぇぇ〜。
青山さん: そこで板をつかまないと、そのまま板が引きずられてしまうから、ポコッてつかまなあかん。その辺の技術も難しい。それがまぁまぁ、究極の上がり方。もっと格好イィ上がり方は、乗ったままドーッンって砂浜に立って、ピュッと持って上がる。それは僕、まだ未だにできへん、フハハハ。
Y: へぇぇぇーっ!


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