9年間の長き道を経て、2009年に念願のプロロングボーダーの資格を取得した那須憲治クン。
那須プロがまだヨチヨチ歩きの時代から目をかけ、厳しくも温かく育ててきたBELLSオーナー・吉川氏との対談です。
頑張る側と、応援する側。どちらが欠けても、実は難しい事柄が多いのでは?と、最も身近に感じられる方達のお話です。
三回に分けてお届けいたします!どうぞお楽しみくださいませ〜*^ー^*
吉川 (以下Y): とりあえず、プロ昇進おめでとう!
那須プロ (以下那須): ありがとうございます!!
Y: 抱負は後から聞くけどさぁ、ところでお前はさぁ、何でウチ(ベルズ)に来たんだっけ?
那須: 元はあのぉ〜、まぁ、ちょっと違うお店で板を買ったんですね。で、その時は何も分からず買って、「これがイイよー、立てるからー!」って感じで。それで、最初行ったら、楽しかったじゃないですか。サーフィンが。それでー、やっぱ色々、ロングボードのHow toを読みますよね。そぉするとー、「あれ?この板はぁ〜、俺には合ってないんじゃないかな??」と思ってー、そいでどっか他のお店を探してて。
Y: え、それは、やり出してどのくらい経ってから?
那須: やり出してー、一年経たないですよね。
Y: ほぉ〜。
那須: 始めからちょっと、上手くなりたくなっちゃったんで。
Y: うん。でもそれは、けっこう大事だな?
那須: でー、「EASY LONGBOARDING」っていう本のお店紹介があって。
Y: あー!はいはい!
那須: でー、一番近いところ探して。『ベルズクラシック』って、でー、板のメーカー見ても「分かんないなぁ〜。。。」って。
Y: 分かんない(笑)。最初の頃は、どこの店が良くて、どのボードがいいかー、なんて。
那須: 分かんないーって。で、他のお店のヤツを見てると、“ノーブランド”とか色々あって。で、それでまぁ、「行ってみよう!」ってなって、でー、仕事の途中でブラッと寄ってみて。「こぉいう板、乗ってるんですけど、ちょっと自分に合わない気がするんですけど、どぉですか?」みたいな。
Y: うん。
那須: で、「君にはこれは、確実に重たいよー」って。「もし本当に乗るんだったら、ちょっと薄くて体重に合った板、乗った方がいいよ」って言われて。で、そん時は、そこまでお金が無かったんで、「“ノーブランド”って無いですか?」って聞いたんですよ。
Y: うん。
那須: で、“ノーブランド”はぁ、メーカーだって知らなかったんで。無印系で、安いだろう!と思って。だから、「“ノーブランド”って無いっすかー?」って。で、「ノーブランド、ウチでやってないから、一宮の『シースケープ』行けばあるから」って。で、その時に、「あ!ノーブランドって、メーカーなんだぁ〜。へぇ〜。。。」って。
Y: 思ったんだ?なるほどなぁ〜。
M: その、話をしたのは、吉川さんだったの?
那須: そぉそぉそぉ。で、「ウチは取り扱ってないけど、ウチはこの“TRUE”っていうメーカーを主でやってるんだ」って。
Y: 「ノーブランドなら、一宮のそこにあるから。オーナー知ってるから、紹介したろかー」って言ったんだ、俺。
那須: そぉです、そぉです。で、「どぉしよぉかなぁ〜…」って考えてたら、「ウチで取り扱ってる、この“TRUE”っていうのは、初心者でも乗りやすくて、多分、君の体重にピッタリな板が今あるからぁ、もし、買えるんであれば、これどぉ?」って言われて。
Y: うーん。そんなよぉな事、言った気がする。
那須: アハハハハ。
Y: 多分―、そん時はそぉやって言ってぇ、そこで決まってない、即答じゃなかったからぁ、「多分、来んだろぉな」と思っとった。でぇもぉ、本当の事は、初対面だったけど、伝えておこうと?
那須: あぁ〜。
Y: 一応、そぉやって言ったけどぉ、何か。何て言うの?焦点が定まってないからぁ、まぁ、「そぉやって言って、どっか行ってまうだろぉなぁ〜」と思っとった。多分ね。そぉいう人、多いから。
那須: それで、次の日かぁ、次の次の日ぐらいにぃ、行ってぇ。あ、その前に電話して、「頭金、いくらあればローンで買えますかぁ〜?」って聞いて。
Y: え、ローンで買ったんだっけ?
那須: あの時、5万円かそこらだけ、頭金で出してぇ、後はクレジット通したんですね。
Y: なるほどね。
那須: で、買ってぇ。で、実際海行って、「あ…、なんか、違う」って。乗ってた板がぁ、9’6″のぉ、幅が23″あってぇ。
Y: ワグナーだろぉ?
那須: そぉです、そぉです。ワグナーで、もぉあからさまに軽いしぃ。
Y: スリストか何かだったんだって。
那須: そぉそぉ。重たぁ〜い板だった。何だっけ、テールブロックとノーズブロックが入ったぁ、ホント〜にクラシックな板だった。でも、レールはボキシーで、50/50アップじゃなかった。
Y: 要はあれだわ、「立ちやすいしぃ、安定しとるよ」って言って。
那須: そぉですね。
Y: あのぉ、どっかの店がヌーサ売っとるみたぁなモンだわ、初心者に。
那須: それと一緒です、ホント。でも読んでると、やっぱ違うって気付くじゃないですか?でぇ、最初、吉川さんのところへ行った時。まだ吉川さんがロン毛の頃です。
Y: あー!ロン毛の時ね!今なんかもぉ、ロン毛にしたくても落武者みてぇになってまうでかんけど(笑)。
M: え、何年前?
那須: 9年前。
M: じゃぁ〜、吉川さんが41歳の時だ。
那須: ちょうどバリ帰りで。「いらっしゃぁ〜い」って、日焼けの皮をかきながら(苦笑)。
Y: ウヒヒヒヒ!えー、ホントォ!?汚いねぇ〜(笑)。
那須: でぇ、「ウワァーッ!エェかな、ここぉ…?」と思って。でも、「まぁ、とりあえず、話聞いてみよう」と思って。で、その、ワグナーを買ったお店と、あまりにも対応が違って。色々教えてくれて。
M: 皮、かきむしりながら?(笑)色々話してくれたんだ?
那須: アハハ、いや、ちゃんと教えてくれるし、「やってみよぉかなぁ〜」と思って。で、行ったのが最初ですね。
Y: でも那須は何で、ロングだったの?お前の友達、あのヤンチャ坊主。あいつ、ショートボードじゃん。
那須: ショートですね。。。何でロングだったのかなぁ〜?ホストやってる時に、あの、ビデオとか流したりするんですけど。その時に、よく『ビッグ・ウェンズデー』が流れてたんですよ。
Y: おぉー!いぃホストの店だな!あぁれはいいムービーだよ!!
那須: アハハ。ずーっと流れてて。そのオーナーさんも、ちょっとサーフィンやってて。だから、多分、ロングボードだったんじゃないかなぁ〜。
Y: で、それを観て。じゃぁ〜、マイケル・ビンセントに憧れて。ジャックに憧れて!
那須: ショートでもロングでも、何か、あんまり区別をしてなかったんですよ。全て、一つのサーフィンだって思ってたんで。何んにも分からなかったから、なんですよね。
Y: うん。
那須: で、最初に行ったお店で、「すぐに立てるの、どれですかー?」って。
Y: それで、ワグナーを薦められて。
那須: そぉです、そぉです。それで、サーフィンやって、三ヶ月ぐらいの時に、吉川さんが“チームYU”を呼んでくれたじゃないですか?ケビンと、清太郎と、植田さんが来て。
Y: 呼んだんだわぁ〜。全日(赤羽根)のロングの人達に、本物を見せたかったから。だってぇ、説明するより、早いじゃんね?
那須: あれでぇ、あれが最初の年だったんですよ。
Y: 呼んだ。ケビンが多分、一番最初に来た年だ。
那須: そぉです、一番最初に来た時。
Y: だからぁ、2000年ぐらいに一回、2001年だったかな。
那須: もぉ、カルチャーショックでしたね。見たこと無かったんで、あんなサーフィンを。で、帰りに、あのジョージさんところのお店(ジャンジャン亭)に連れてってもらってぇ。
Y: 行ったっけ?
那須: 行きました。清太郎が、腹が痛くてビール飲めなかったんですよ。
Y: あれ?ケビン連れて、ジョージ君とこ行ったんだっけ?
那須: はい。そこでぇ、まぁ、今はホント、アホだなぁ〜と思うんですけど、「三年で、オレもそこまで行くわー!プロになるわー!」ってオレ言ったんですよ、清太郎に。
Y: あー!言ったような気がするぅー。
那須: まぁ、余分に、時間、6年かかってますけど(苦笑)。
Y: 清太郎、あん時、まだアマチュアだったっけ?
那須: いや、プロになりたてです。
Y: あぁ、なりたてかぁ。
那須: スゴイ、格好良かったですよ、清太郎。で、僕は、ケビンより清太郎の方が格好イイと思った。シャーって。
Y: シャーって、軽ぅい感じでな。
那須: 「あー、イカンわぁ〜…」って。そっからクラシックの方に行きたくなったなっていうのは、ありましたよねぇ。ホント、衝撃でしたからね、あれは。
Y: ふぅ〜ん。でも一回さぁ、その、ケビンと清太郎に影響されて、ヌーサ作ったじゃん?
那須: 作りました。
Y: そいでも、こなせれんかったもんなぁ?
那須: こなせれんすねぇ。
Y: 何か、確かそぉだったと思うけど。
那須: ただ、練習にはなりましたね、ノーズに行く。
Y: 歩く時に安定しとるしなぁ。
那須: ステップアップにはイイ板だと思いますけど。よく板も替えましたもんねぇ。始めにぃ、TRUEの軽めの板。次、YUのぉ、オールラウンド買ったんですね。で、ヌーサ買ったでしょ。でぇ、次にTRUEのパフォーマンスを買ったんですよ。で、またそれが、2ヵ月か3ヵ月で折れちゃって。
Y: あの赤のYUはぁ、その後、輝樹に売ったんだって。
那須: あー!
Y: 確か、輝樹に。
那須: で、また買って。で、次も買った。でぇ、何年目かなぁ、サーフィン始めて、NSAに出だしたぐらい。湘南のマーボロイヤルの大会に、僕が「行きたーい!」って言って、「行くー」って言ったら、吉川さんが「連れてったるわー」って、一緒に行ったんですよ。で、そこで、初めて太郎さんとしゃべってぇ、相馬さんともしゃべったんですよ。
Y: あぁ、そぉだ。プロアマオープンかなんかに出たんだっけ?
那須: あの時は、アマチュア専門の方です。
Y: それが終わってから、プロがあったんだ。
那須: そぉです。清太郎が優勝した年です。
Y: そぉだ、杉とかもおった頃だもんな?
那須: そぉです、そぉです。
Y: はいはい、行った行った!
那須: あの時に、太郎さんと会って。で、色々しゃべってぇ。で、そん時もちょうど、ノーズライダーはヌーサ、パフォーマンスはTRUEに乗ってたんで、「どっちかに絞りたいなぁ〜」と思ってて。で、「清太郎と同じなのも、シャクにさわるなぁー」と思って。
Y: ナハハハ。
那須: 何か、「一緒は嫌だー」と思って。
Y: 清太郎と同じ歳だっけ?
那須: 清太郎が二コ下です、僕の。
Y: あぁ、下だぁ。
那須: でー、太郎さんのパフォーマンスがちょうど、調子が良かったからぁ、ちょっと集中的に乗ろうかなーと思って買っててぇ。で、いつ頃かなぁ、初めて西日本で優勝した時に、あ、違う、NSAの愛知支部だ。愛知支部で、優勝した時に、「一本作ったるわー」って吉川さんが。
M: それは、何年前?
那須: どぉだろぉ、5年前かな?
M: っていうことは、サーフィンを始めてぇ、4年目くらい?
那須: いや、3年目かな。引っ越して2年目で優勝したから。で、そこで太郎さんと話したから。その時のその板は、スゴイ良くて。それは今でも大切に取ってある。初めて作ってもらった板。
Y: そぉいうのは、残しといた方がいいよ。ずーっと先にぃ、こぉ見てぇ、「あー…」って息を引き取るから。
那須: はい。
Y: 天井に置いて、「あーっ…」って。吐いた息が吸えんくなって。
那須: アハハ。剥離しまくりで、お世辞にももぉ、乗れるような状態じゃないけど。
M: じゃぁ、3年で、割と伸びたんだ?
那須: 引っ越してからの1年目、2年目の伸びはねぇー、自分でも楽しくなるぐらい伸びてたのは分かった。
Y: 言われとったもん、俺、「あの若い子、上手くなってきたねー」っていうのは、他から?あんな頃はさぁ、カンちゃんとかさぁ、こぉ見とってさぁー、「あの若い子、上手くなってきとるじゃーん」って。あの時、カンちゃん上手かったからぁ。
那須: そぉですね。そっから、トントン拍子で、NSA愛知支部で優勝したでしょぉ、色んな大会でも勝つようになって、で、3年連続で愛知支部で優勝したじゃんね。で、3年目のこの年に、西日本も一緒に優勝してぇ。で、LTも、ベスト32かなぁ、真木蔵人と、ショーロクさんと。
Y: 行った行った!
那須: そこまで行ってぇ、ちょーど乗ってる時にぃ、静波でプロアマ受けたんすよ。
Y: うん。
那須: あれで、受からなかったのがぁ。
Y: ショックだった?
那須: ショックだったんっすよ。で、ガクっと落ちた時期っていうのは、そっからなんすよ。
Y: なるほど。
M: 6年目くらいだぁ、始めてね。
那須: そぉ。あれは正直、ガクっときたな。トントン拍子に行き過ぎてた。
Y: そぉだな、あん時な。
那須: えぇ。コケても、立ち上がり方が分かってなかった。でー、そん時にやっぱり、結構色んな人としゃべって、「この板イイですよー」とかって、買ってもらったり、っていうのに、まぁ、変な話があったじゃないですか?
Y: あぁ、あぁ。
那須: あの話とかがあってー、余計なんかこぉ、ガクゥーっと落ちちゃって。もぉ、それから2年間?はぁ、サーフィン、いい波の時は楽しいけどぉ、楽しくない時も、多々あった。
Y: うん。
M: “挫折感”なの?それとも、“スランプ”なの?
Y: うん、挫折とスランプは違うと思うもんな。
M: その、静波で負けた、っていう。
那須: あれじゃないかなぁ、多分。始めに陥ったのはスランプですよ。ボトムターンからの当て込みが出来ない。
Y: うん。
那須: そっから入ってって、で、何回やってもやれない。
M: “壁”だよね?
那須: 壁。でぇ、色んな板にしてぇ、それでも出来ない。ってなってった時にぃ、“スランプ”から「あっかーん!もぉ、できんわっ!」って。
Y: 挫折だ。
那須: “挫折”ですね。に、なってったんですよ〜。
M: “落ちちゃった”っていう感じ?
那須: 落ちた!落ちた!もぉ完全に落ちた。でー、太郎さんがベルズに遊びに来て、オーダー会やった時に、一言目が「お前、大丈夫か?」って。「目がヤバイぞ」って。
M: それは、初めてオーダー会をした時?
那須: 二回目だったかな?「大丈夫ですよー」って言ったものの、全然大丈夫じゃなかった。
M: あれ、でも、そのぐらいの時期に結婚したんじゃない?
那須: うん、まぁ、色々重なったんだと思う。全てが。
Y: 那須が結婚したのは、2005年の一月何日かしゃん。よぉ覚えとるだろぉ?
那須: その一年ぐらい、落ちたの。WLTの時は、ノッテたから。
Y: 結婚を機に、「そんな、ズルズルやっとるとぉ、もぉ所帯持つんだから。今までは、独身でヘーっだけどぉ、けじめ付けろ」って言ってぇ、で、お前は何か頑張ってウナギすくっとったんだがや、夜中に。
那須: そぉー。なるべく迷惑かからないように。
Y: だって、バリ行くのも俺が立て替えたんだもん。
那須: そぉー、バリ代も貸してもらって。
Y: でもねぇ、那須の場合はホントに、テイクオフもできんかった、ホントに、そっから見て来た。ホントに下手くそだったしぃ。
那須: 本当〜の初期だもん。
Y: でも俺思う。こんでぇ、山でも一人さぁ、タコ踊りしとった、まぁ今はプロのスノーボーダーだけどぉ。も、ホントに最初から教えた。
那須: へぇ〜。
Y: で、途中までは絶対俺の方が上手かった!途中からみんなに抜かれた!でも、結果的に良かったと思うよ。だって、目標があって、そいつも「なりたい!」って言ってぇ、「なれぇせんわぁ、そんなタコ踊りをしとってわぁ〜」って。那須にしたって、テイクオフして、「人に板ぶつけて来やがって!」みたいなぁ〜。だって、お前なんか、レギュラーの波もグーフィーの波も理解しとらんかったもん。
那須: 理解してなかったっす。
Y: でもどぉであれぇ、本人の努力もあるけどぉ、なったのは嬉しいね。
那須: はい。
Y: よその上手くなってきた奴を、「来ないー?」ってこぉ、ライダーとかにする方法もあるけどぉ、結局、何て言うの?何になるか分からんさぁ、、原石な訳じゃん?
那須: あぁー。
Y: 石コロで終わるかもしれんしぃ、ダイヤかルビーになるかも分からん、のだけどぉ。そぉいう風になってく『過程』?プロセスっていうのを見れるのはぁ、やっぱり、楽しいね。やってる側も。だってぇ、ならんかったら、全部無駄ゼニだもん。
那須: まぁ、そぉなりますよね。
Y: だって、その他にも目に見えん金、使っとるでね。ホントの事言って。お前はもぉ、忘れとるかもしれんけどぉ、飯食わしたり、色んな事やってるからね。
那須: 飯はちゃんと、覚えてます。
Y: 覚えとる?そんなんお前、今までのを一回ずつカウントしてったらぁ、俺一年間ぐらいただ飯食えるぐらい、みんなにしとるぞ。ここ、何十年の間に。一人ずつ、一軒一軒回って、「おい!お前、飯食っただろぉ?飯食わせろー」って、ホントに(笑)。でも、それでいいの。そぉいうのを、無功徳って言うのよ。
M: じゃぁ〜、それは最終手段で。
Y: そぉだな、最終手段で。だから行ったらちゃんと食わせろよ!
M: もぉ一人、よく見たら後ろに隠れてるから(笑)。
那須: コソーっと出てくるの?
Y: だで、半分ずつでいいで!
M: 「大盛りねー」って言って。
Y: スプーンは、一個でいいから!なんて、冗談冗談(笑)。
那須: アハハハハハ!
Y: 俺だって、自分の中で決めとったのはぁ、上手いなーって奴、いるのよ。で、条件出して、引き抜くのも簡単なんだけどぉ、やっぱり何か、しんかったもんなぁ。何十年の間で。
那須: ふぅーん。
Y: そりゃぁ、「したいなー!」とかって、思う時もあるわさ。いわゆる、野球で言うと“ドラフト”と一緒で。「こっち来ない?」って、条件出してぇ、で、引っ張って来ればぁ、もぉそいつは出来てる訳だから。技術的には。
那須: うんうん。
Y: でもぉ、「それじゃ、イカンな」って。本来はホントにぃ、ヒヨコがぁ、きちんとした鳥になってぇ、「コケコッコー!」っていって羽ばたくっていう、そこの段階が面白いんだって。プロセスがね?
那須: うーん。
Y: そぉいうのを見てるのが、自分で楽しい。
那須: 吉川さんが、多分、そぉいう人だったもんでぇ、オレ多分、やってきたんっすよ。
M: ニワトリは、飛ばないけどね。。。
Y: いーんだわ、そんなの!(笑)
那須: アッハハハハ!
M: 「コケコッコー」は言うけど、飛ばない、かなぁ(笑)。
Y: 違うてー!ニワトリ、飛ぶてー!
那須: ニワトリ、飛びますっけ?
Y: 追い詰めれば飛ぶんだて。俺、中村公園でニワトリ追い詰めたら、「ギャー」って言って飛んでったもん!
M: ニワトリかぁ〜。
Y: ちょぉーっと、この話の中だったら、ニワトリの写真、撮って来なかんがぁ。よし、撮ってこ!

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