8、イメージする
無意識はコミュニケーションの道具として、言語ではなく、象徴(シンボル)を用いますが、意識から無意識に向かってコンタクトすることもできます。その際には、言葉ではなく、イメージ(映像)を用います。
精神世界探求、能力開発、未来予測などのパイオニアである水口清一先生は、「イメージできた願望は必ず実現する。ただし、他の人を幸せにし、自分自身も幸せになる願望に限る」とおっしゃっておられます。同じように精神世界の開拓者であり、希有の大発明家である故政木和三先生(林原研究所)は、「欲望を捨てれば不可能はない」とおっしゃっておりました。
政木和三
http://www12.ocn.ne.jp/~agosu1/index.html
達成したい希望があれば、頭の中でそれが達成された情景をイメージしてください。欲しいものがあれば、それをイメージしてください。イメージできたことは、すべて実現していきます。ただし、それが他の人を不幸にするような願望はだめです。みんなつながっていますから、人をうらんだり、呪ったりすると、それはそのまま自分にはね返ってきます。
非常に霊感が強く、精神性の高い方が、社会適応がうまくいかなくて、私のクリニックに来られることがあります。そんな方は、イメージすれば、どんどん希望が実現するはずなのですが、うまくいかなくて困っています。どうしてそうなるのかというと、人間にはすぐに悪い可能性を考え、イメージしてしまう癖があるからです。良いことばかり考えて暮らしていると、もともと精神性の高い方ですから、何もかもとんとん拍子にうまくいくはずです。ところがうまくいかないのは、そのような人がマイナスのイメージにとらわれてしまい、そちらの方が実現してしまうからです。
頭が良過ぎる人がうまく行かないことがあるのも、同じような理由で、マイナスの可能性を瞬時にイメージしてしまうからだと思われます。頭の回転が良過ぎて、さまざまな可能性を瞬時に思い浮かべてしまい、その中のマイナスのイメージに引っ張られてしまうのです。
では、能天気に、何も悩まず、プラスのことだけを考えて暮らしていけば良いかというと、そういうわけには行きません。この世は、良いことと悪いことのつづら織りです。人生には、さまざまな試練が待ち受けています。とても能天気には暮らしていけません。ではどうすれば良いのでしょう。
林英臣先生は、「克己心」が大切だと説かれています。克己心とは、自分自身(おのれ)に勝つことです。自分の弱さ、ずるさ、疑い深さ、マイナスの思い込み、すぐに自信を失ってしまう癖など、人類が共通して抱える弱点に打ち勝つ力です。苦難や試練に遭遇しても、自分の信念を曲げず、自分の信じる道を突き進んでいく力です。
イメージできた願望は無意識に伝わり、必ずすべて実現していきますが、それが実現しないのは、意識が「そんなこと実現するわけがない」「イメージするだけで願望が実現するなんてあり得ない」という正反対の暗示をかけるからです。そのようなマイナスの自己暗示を払拭し、心の中の敵に打ち勝つ克己心を育ててください。
一時、スプーン曲げが流行ったことがありますが、たいてい子供の方が上手くできたようです。子どもは純粋だから、「そんなことあるわけがない」などと考えず、「スプーンは曲がるものだ」と信じ込む力が強かったためだと考えられます。
イメージは実現します。今日から素敵なことをイメージしながら、毎日を送ってください。マイナスのイメージが浮かんで来ても、すぐに頭の中から振り払ってください。それに成功すれば、あなたには、すばらしい未来が待っています。

1