4、くつろぐ
生きるということは真剣勝負です。仕事でも、スポーツでも、車の運転でも、気を抜けば、大事故につながる恐れがあります。生きることは、ある意味で厳しいことです。自分で働いて、稼いで食べていくことは、決して容易なことではありません。また、身の回りのこと、食事や掃除や洗濯をして、日常生活を自立することも容易なことではありません。生きていくためには、常時ある程度の労苦や緊張感が必要です。
生きるためにはある程度の緊張感が必要だとしても、緊張しっ放しでは心と身体のバランスが悪くなります。動物は、ストレスにさらされると交感神経が優位に働くようになり、リラックスすると副交感神経が優位に働くようになります。常に交感神経が働き続ける状態では、緊張感が持続して、心と身体が疲弊してしまいます。ですから、時々、リラックスして、くつろぐ時間をもつことが大切です。
職場というのはある意味戦場ですから、そこでリラックスするのは難しいです。ですから、家庭が平和で穏やかで、ホッとできるような環境であることが大切です。不要な夫婦喧嘩はできるだけ避けて、平和で暖かい家庭を築くように努力する必要があります。
ただし、育児もまた大変な仕事であり、時には家庭も戦場になることがありますから、いつも家庭が平和でリラックスできる場所というわけには行きません。職場と家庭の他にくつろげる場所があることが理想的です。友人や趣味や行きつけのお店を大切にして、くつろげる場所をたくさんもっていることが大切です。
くつろげる場所というと、私がすぐに思いつくのは、沖縄のリゾートホテルです。そこで泳いだり、シュノーケリングをしたり、ホテルのテラスやプール脇のデッキチェアでオリオンビールを飲んでいると、仕事のことをすっかり忘れて、くつろげます。誰でも同じだろうと思って、疲れている患者さんに「沖縄に行ってきなさい」と勧めていましたが、南の島でなく、北海道や信州の高原に行く方がくつろぐという方がたくさんおられることを知りました。日本人は単一民族ではなく、南の方から来た人、北の方から来た人、大陸から朝鮮半島を渡ってきた人達の混血なのだと改めて感じさせられました。
くつろげる場所というのは、人によってさまざまです。「やっぱり自宅が一番」と言う人がいれば、温泉が良いと言う人、山や海などの自然に触れるのが良いと言う人、行きつけの飲み屋が良いと言う人もいます。くつろぐとは、ありのままの自分に戻ることです。自分が自分らしい自分でいられる場所、本来の自分を取り戻すことができる場所、自然との一体感を取り戻すことができる場所、それがくつろげる場所だと思います。
お金をかけずにくつろげる場所を日本中に整備する必要があると思います。子どもも大人も高齢者も、誰もがくつろげる公園を日本中に整備して欲しいと思います。
関西地区でお勧めのくつろげるスポットとして、阪急池田駅徒歩3分「はねっとの森」があげられます。きれいな庭があり、素敵なテラスがあり、玄米菜食のオーガニック料理が楽しめます。晴れた日にテラスでビールを飲めば、最高にくつろげます。予約すれば、「天心快操法」という気功が受けられます。相神さんは、素晴らしい気功師です。
はねっとの森
http://www.npo-ha.net/
大阪府池田市満寿美町2−12 TEL 072−750−6620

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