「「Magic of MAGIC」第31回公演レポート」
イベントレポート
(社)日本奇術協会主催定例公演
「Magic of MAGIC」第31回公演レポート
ケン正木プロデュース プロフェッショナルマニュピレーションナイト
日時 2008年6月2日「月」
場所 新大久保 R’SArt Court (アールズコート)労音大久保会館
チケット 前売り 2700円 当日 3000円
開場 18:30 終演 20:45分ごろ
出演(敬称略)
ケン正木。バーディーコヤマ。スピリット百瀬。
鷹乃家小太郎。中島弘幸。能勢裕里江。
司会 ナナオ。
関東地方が梅雨に入った6月2日のアールズコートのMOMは超満員の盛り上がりであった。お客様に中にシルキー渚師始め、何人かのプロのお顔も見られ関心の深さが伝わります。今夜はどんな構成のマジックを見せて貰えるのか、観客は興味津々である。こだわりの、マニュピレーター三人とそのお弟子さんお二人のステージである。
トップから今夜の主役のケン正木師の登場
8本シンプル、ウオンド、そしてチカラーェンジ、カードと歯切れの良い演技は何時見ても見応えがあります。約13〜4分の演技だと思うのですが。次から次へと連続演技で圧倒されます。ただただ。 見とれるばかりでした。
中島弘幸さん
以前放映されていた、「ナルホド ザ、ワールド」でトランプマン2号としてお茶の間に度々登場活躍されているのでお馴染みのマジシャンです。現在はなんと豪華客船で何ヶ月も船内でのマジックショーを手がけられているそうな、長身で、燕尾服が良く似合い、セミクラシックの曲を使った、カード、リング、シルク、バラの取り出しの演技は優雅です。いいですよ。
特に指の使い方と言うのでしょうか、指の表現がとても気に入りました。前に、彫刻の本で、仏像の中指の形の綺麗さが、全体を引き締めると、読んだことがありますが、中島師の中指の使い方が、とても綺麗で気に入りました。
能勢 裕里江さん
あまりにも、素敵な90センチシルクの「6枚ハンカチ」の演技と「四つ玉」のカラーチェンジ。国内の幾多のコンテストで賞を総なめにした演技の再現です。シンプルな衣装なので、余計際立ってシルクが綺麗に見えます。素晴らしいですね。曲と本当にマッチした演技です。
スエーデンのFISMの舞台にも挑戦しております。これからも活躍が期待される医学生マジシャンであることは周知のことです。相変わらず丁寧な演技はこだわりの演技でしょうか。能勢さんの、新しい、新鮮なアクトが、何時 拝見できるかも、注目の的です。
2部でも、ダンシングケーンや9本リング、そして、ケン正木さんのアシスタントまでも勤める大活躍の一夜でした。
鷹乃家小太郎さん
説法マジック。説法和妻?お坊さんが着る袈裟衣装で次々と、ラップ曲にのせてリンキングロープなどのマジックを繰り広げる。31回MOM、唯一のトークマジックであった。北海道、札幌からの出演です。残念だけど、余り笑っていたので、メモをしているあいだが無かったようだ。メモ用紙が白紙であった。
スピリット百瀬さん
第1部のラストは、映画音楽にのせて、「確か(いそしぎ)と他1曲だったと思います。」得意のロープマジック。ギターに合わせてのカード「5枚カード」のこだわりの演技。そして、第2部では、ハイパーヨーヨーとジャンルの違う演技を披露してくれた。しかし、裕里江さんが手に持ったキューリやセロリをカードを飛ばして切断するのは、圧巻で凄かった。
2部
バーデイーコヤマさん
ダンディーコヤマさんと行った方が、いいと思うくらい、格好いいマジシャンです。色々な演技をなさいますが、私の一押しはコインマジックですね。コインから、ワインボトル。シガレットそう60年代のスローテンポの曲を使って、ワンコインルーティーンそして、ラストはジャンボコインの取り出し、詮索をしてはいけないのですが、あんなでかいコインが何所に?何回見ても、マジックらしいマジックです。
ケン正木さん。
一昨年だっただろうか、大病後の回復が、素晴らしく早かった。一時は手先が麻痺していたとも聞いておりましたが。仕事を復活してますます、指先のリハビリーに役に立ったと、仰っておりました。
本当に良かったです。指を拝見すると、実は私等より、随分と指先が太いと感じますから、我々が指が太いから、ウオンドやシンプルが出来ないと言うのは、矢張り、言い訳ですね。或いは、練習のために太くなったともいえますが?
31回MOMのラストの演技は和妻で、和傘だしから、袖玉子。夫婦引きだし、締めは、和傘の連続だしでした。迫力あるスピードのテクニックは見事の一言に尽きます。
(浅井精治)