(社)日本奇術協会主催定例公演
「Magic of MAGIC」第11回公演レポート
日時 2006年10月10日「火」
場所 目白 シアター風姿花伝
チケット 前売り 2700円 当日 3000円
開場 18:30 終演 20:50予定
出演(敬称略)
芝辻たかし。ジュニア渚。横田菊枝。三賀美。紙麻呂。田代健太。
Magic of MAGICも開催して一年近くになりました、今回は特に異色の顔合わせの感じがしました。イリュージョンありの和洋の大道芸の組み合わせ、加えて女性二人のパホーマンスが対象的でした。それでは簡単に報告しましょう。
1部
三賀美
高円寺の師匠についていた頃からのお付き合いで、コンテストなどにも会員が一緒の舞台を踏んでいるので、お名前を聞くたびにどうしているのかーーと。心配したり、頑張っているかなーーと思ったり、不思議なもので修行時代を知っているので、親近感があります。
「ホワイトセレナーデ」の題目で白を基調にした、毛花、シルク。ケーンからの演技で次第にピンクに色が変わってゆきます。女性らしい優雅な演技でした。後は、「お話マジック」飛行するカードでした。
紙麻呂
写真を見て頂くと判るのですが、特異な赤の衣装でパントマイムとマジックを融合させていました。ヘビンアーチストの資格取得の大道芸のパホーマンスを得意としているらしい。動きがとても綺麗で幻想的です。
普段大道芸の演技のためだと思うのですが、演技を始める前にパネルで演技の内容を書いた「リング」とか「小さな命お物語」を見せます。一般の観客にはそれで良いのかも知れませんが、道具の名前を出さない方が良いのでは思うのはマニアである私の意見ですが、どうでしょう。
芝辻たかし
余りにも有名な、南京玉すだれの先生です。玉すだれをこれほど、普及させた功績は大変なものだと思います。玉すだれも大道芸ですから地方で特色があるようです。
肥後の玉すだれ。名古屋の八房玉すだれ。青森での玉すだれを見たことがありますが基本は仙助流の台詞のようです。衣装なども、八房玉すだれなどは相当派手な衣装です。
わたしは浅草の生まれなので、やはり粋な、江戸風の歯切れの良い、仙助流の玉すだれが好きです、芝辻師も近年円熟期が入っているのか節回しが多少変わったような気がします。世界に広がる、日本の古典芸能ですね。
2部
横田菊枝
ご存知、ドロフィンマジックカンパニーの一員。マジックエンジェルのリーダーである。Magic of magicでは二回目の出演で、人気の高さが判ます。落ち着いた大人の女性を感じさせる鳩だしの演技はとても綺麗でマジックを大事にしている表現に好感がもてます。
鳩に感謝し、シルクに語りかけている感じ。だから観客も自然も舞台に引き込まれて行くのが良くわかる。
鳩を使っても。新聞を復活させても「サマ」になるのだから、羨ましい前にドロフィンさんの稽古場を拝見したことがあり、横田さんが全身汗まみれで「もう、6時間もダンスの練習をしているの」と言っていたのを思い出した、まだ 2〜3月前の話である。トークも出来きるしこれからが大いに楽しみなマジシャンです。
ジュニア渚
ハローイン週間にあわせて、怖いような、面白いような、ストリー性の有るマジックでいきなり客席から仮面をかぶってインパクトノ強い現れたのには驚いた。
風姿花伝の斜め前に古めかしい懐かしい喫茶店があり時間調整でよく出演者が時間潰しやリハーサルの疲れ休めのために集まる。観客も開演前の時間を楽しんでいる場である。そんな店内に師匠であり、父上の渚晴彦師と出会った、協会副会長の大御所である幾多の優秀お弟子さんを育てながら、やはりわが子の舞台が気になるのであろうか、羨ましいような親子愛の深さを感じる。
私が6月、あるイベントの打ち上げで、偶然隣がジュニア渚師あり色々話す内にわけが判らないが、好きになった。非常に優しい、思いやりの深い演技者と直感した。
風姿花伝では、折り紙ボックス。トークでサムタイを見せていたがやはり、最後の「イントローダー」が一番格好良かったし、素晴らしかった。どちらかと言うと協会のイベントには余り出演しないジュニア師であるがこれからはどしどし出演して欲しいと思った。
だるま。