中高年が転職をする理由は大きく分けて次の5つに分類できます。〓会社の倒産〓リストラ〓自己都合(独立を含む)〓ヘッドハンティング〓病気による退職。バブルの崩壊以降はリストラ、倒産による転職が多かったのですが、最近は倒産件数が減少したため、倒産による転職は減っています。ただ、大企業以外の雇用はいまだ流動的です。では中高年に関してはどうでしょう。残念ながら芳しくありません。よほどの実力がない限り、転職をしても厳しい状況が待っています。実力がある人は、企業が離しませんし、ヘッドハンターに声をかけられ、転職の心配などしなくて済みます。中高年が転職をする場合、履歴書や職務経歴書の書き方には気を使います。なぜなら中高年には年齢相応の経験が求められており、即戦力が求められているからです。つまり履歴書、職務経歴書がきちんと書けない人にはチャンスはめぐってこない、とまで考えたほうがいいでしょう。履歴書や職務経歴書は自分をアピールするツールですが、それ以上に中高年のこれまでの実力を見せにはまずはこれしかないからです。面接できちんと、というのは甘いでしょう。面接に行く前に不採用になる確率は高いのですから。中高年の転職は2通りの考え方があると思います。一つは残された人生で収入は減っても自分の夢を実現させる転職。もう一つはあくまでも収入を維持しながら、定年まで働き続ける転職。価値観や自分が置かれている問題なのでどちらがいいとは言えませんが、いずれにしても環境はがらっと変ることは間違いありません。そうした場合、やはり家族の応援は絶対的に必要です。例えば中々次の仕事が決まらず、結局、かなり条件が悪くても妥協せざるを得ない、といった転職前までには考えもしなかった事態になるかもしれません。しかし、そういうリスクを犯してでも転職をせざるを得ない状況があるのが、今の日本の中高年かもしれません。就職試験でまず相手先の担当者があなたを評価するのは履歴書と職務経歴書の内容です。中高年の場合は、それまでの職歴があるので、これらの書類を書く過程で希望企業の求人内容との整合性が理解できる場合があります。つまり希望企業の求人内容と自分の希望がマッチしているのか、自分が希望企業の担当者だったら、自分の経歴はどうなんだろうか、という目で見られるはずです。新卒と違って社会経験はかなり重視されますし、余りにもかけ離れた職種への応募は最初からはねられる可能性が高いことは覚悟しておきましょう。
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