2007/12/9

2007年度の脊椎脊髄手術件数  椎間板ヘルニア
2007年度は27件の顕微鏡による脊椎脊髄手術を執刀しました。
2007年度顕微鏡手術の内訳は
(1)腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニア合わせて14件
(2)頚椎症性頚髄症にたいする頚椎前方除圧固定術(チタンケージ使用) 5件
(3)頚椎症性頚髄症に対する頚椎後方拡大術 6件
(4)脊髄髄膜瘤修復術 1件
(5)脊髄腫瘍摘出術 1件

(2)の頚椎前方除圧固定術に用いるチタンケージですが私がドイツで学んだ時に使用していたタイプに近いもので(ボックスタイプのチタンケージ)、日本では使用されて2年ほどの歴史しかありませんが、ドイツでは15年程前から標準的に使われております。頚椎症性頚髄症に対して使用する分には、安全性に関しては大きな問題はないと考えております。このチタンケージは顕微鏡をうまく使って手術できるDrしか使いこなせないと考えております。なぜなら必要以上の骨を削らないため、椎間板摘出後に出来た幅5-6mmのスペースから手術を行います。この狭いスペースから椎体奥の脊髄前面の圧迫を取り除くのは肉眼操作や内視鏡操作では無理があります。

私が手術した患者さんで、術後18か月経過した時点でのレントゲンです。チタンケージを自分の骨が取り囲んで癒合しているのがわかります。クリックすると元のサイズで表示します
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