中皮腫死:07年は1068人 石綿被害まだ拡大
「アスベスト(石綿)がん」の中皮腫による国内の死者が07年は1068人だったことが3日公表された厚生労働省の人口動態統計で分かった。初めて1000人を超えた前年(1050人)より18人多く、増加の傾向が続いている。過去の石綿輸入量のピーク時期は74年で、中皮腫の潜伏期間が平均約40年であることなどから、死者は当面増え続けると懸念される。
都道府県別の中皮腫死者数は、大阪103人、兵庫98人、神奈川85人、東京81人、埼玉62人の順で多かった。
人口10万人当たりの死亡率(粗死亡率)は長崎2.14人、兵庫1.78人、奈良1.64人、徳島1.38人、佐賀1.29人の順だった。
中皮腫患者は、今年6月に改正された石綿健康被害救済法(年内施行)で、原則的に治療費や療養手当などとして最低300万円が支給される。労災認定されると、より手厚く補償される。【大島秀利】
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毎日新聞 2008年9月3日 22時30分

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