盲導犬事故死で慰謝料請求
「家族のような存在失う」
道路を横断中にトラックにはねられ、付き添っていた盲導犬を失い、精神的な苦痛を受けたとして、静岡県の70代の男性が、高知県のトラック運転手と運送会社に、慰謝料など計約220万円の損害賠償訴訟を名古屋地裁に起こしていたことが14日、分かった。
訴状などによると、2005年9月、静岡県吉田町の交差点で、横断歩道を渡っていた男性と盲導犬「サフィー」(当時6歳)が右折してきたトラックにはねられた。男性は重傷を負い、サフィーは即死。男性は「家族のようなかけがえのない存在を失った」としている。
この男性に盲導犬を無償貸与した「中部盲導犬協会」(名古屋市)が既に運転手と運送会社に損害賠償を求め名古屋地裁で係争中のため、男性は併合審理を求めている。
男性のけがについて、運転手や運送会社と約215万円の支払いで示談が成立しており、今回の訴訟について、運送会社は「動物が死んだことは通常は物損扱いのため、慰謝料は発生しない」として争う構えを示している。
2008/08/14 17:13 【共同通信】

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