木曽路、中山道を行きますと「寝覚ノ床」という名勝がありま
す。これは、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた
自然の彫刻です。その壮大さは列車の車窓からも一望できま
す。古くは中山道を訪れた文人・歌人などの記録に残りるそう
です。 現在の寝覚の床の姿は、水力発電のために木曽川
の水位が下がったためにあらわれたものです。巨大な花崗岩
の白と、川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出し
ています。浦島太郎が弁財天像を残したといわれている浦島
堂が建ち、徒歩で辿ることができます。花崗岩の方状節理、
岩盤に刻み込まれた歐穴は、国内でも学術的に貴重なものと
されています。この時季は、紅葉により映えています。
寝覚めれば 竜宮いつしか 秋の淵
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